オーゼン「少し席を外すよ」ボンドルド「おやおや、素晴らしい。うんこですか?」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:18:27.57 ID:7R3ITGP6O
本作品は現在公開中の【劇場版 メイドインアビス- 深き魂の黎明- 】の内容が含まれておりますので、まだ観ておられない方はくれぐれもご注意くださいませ

それでは以下、本編です

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:21:20.61 ID:7R3ITGP6O
南海べオルスカの孤島にて発見された巨大な縦穴はアビスと呼ばれ、謎の力場に包まれたその不可思議な奈落の底を目指して遙か昔から数多の探窟家が潜り、そして命を落としていった。

未だアビスの底に辿り着いた者はおらず、文字通り底知れぬ縦穴は七つの階層に分かれており、階層をひとつ下りるごとに地上への帰還を妨げる上昇負荷という名の呪いをかける。

無論、下層へ向かうほど原生生物の脅威は増すが、何よりも探窟家の足かせとなっているのは先述した上昇負荷であり、特に深界五層以降の上昇負荷は命の危険を伴う強烈なものとなる。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:23:42.28 ID:7R3ITGP6O
「あんたの吠え面をひと目拝みたくてね、わざわざ来てやったのさ。くふっ。見たところ、ガキ共に盛大にしてやられたようじゃないか。日頃の行いが悪いからバチが当たったんだよ」

底意地の悪い笑みを浮かべるオーゼンの嘲笑を気にもせず、ボンドルドは朗らかな口調で。

「バチが当たっただなんてとんでもない。むしろ祝福と言えましょう。彼らは新しき光を見せてくれました。あれぞまさに私が追い求めた黎明の光に違いありません」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:25:54.52 ID:7R3ITGP6O
「ふん。戦闘用の身体も、ご自慢のカートリッジもないあんたと戦ってもつまらないだけさ」

バキバキと背骨を鳴らして前傾姿勢から身を起こしたオーゼンはあっさり臨戦態勢を解いた。

「部屋は私が勝手に見繕うことにするよ」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:27:27.67 ID:7R3ITGP6O
「ふぅ……さっぱりした」

基地内に入って真っ先にオーゼンは風呂に浸かり半裸同然の格好で半壊した建物を徘徊した。

「おや? モルモットの姿が見当たらないね」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:29:40.78 ID:7R3ITGP6O
「なるほど。そうして白笛を手に入れたわけか……出来過ぎた話だねぇ。子供騙しみたいだ」
「素晴らしい英雄譚とは得てしてそういうものです。見事でしたよ。本当に素晴らしかった」

何度も素晴らしいと賞賛を口にするボンドルドは、なるほどたしかに子供じみていた。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:32:00.99 ID:7R3ITGP6O
「マルルクも可愛いが、やはりライザは別格だった。ボンドルド、お前もそう思うだろう?」
「私は殲滅卿の殲滅対象でしたのでなんとも」

グビグビ深酒をしてくだを巻くオーゼンと、対照的に最初の一杯をチビチビやるボンドルド。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:34:02.51 ID:7R3ITGP6O
「いいかい、ボンドルド。あんたの愛し方じゃ、みんな娘のように死んでいくだけさね」
「しかし、ナナチは……」
「そのナナチとやらはあんたを憎んでいる」
「だからこそ、素晴らしい」
「だからこそ、度し難いと言ってるんだよ」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:36:05.74 ID:7R3ITGP6O
「私の人間性の心配よりもまず先に、あなたは自分自身の人間性の心配をされたほうがいい」
「なんだい、それは。どういう意味だね?」
「このままうんこを漏らせば、なれ果て以下の原生生物未満にまで堕ちるという意味です」
「言うじゃないか、ウンコルド」
「おやおや、これはこれは……」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:38:09.74 ID:7R3ITGP6O
「はあ……わかったよ。仕方ないなぁ」
「はい?」
「望み通り、糞をするところを見せてやるよ」

どうやら煽りすぎたらしい。急展開を迎えた。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:41:00.56 ID:7R3ITGP6O
「ふん。良いザマだね、ウンコルド」
「こちらもなかなか良い眺めですよ、オオ便」

ボンドルドの顔面に跨るオーゼンの肛門は歳のわりには緩んでおらず、彼女の頭髪と同じく捻れ歪みしっかりと閉じていた。存外、美しい。
息を吹きかけるとくすぐったそうに身を捩り。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:42:41.08 ID:7R3ITGP6O
「大便……いえ、動かざるオーゼン」
「なんだね、新しきボンドルド」
「私は正直、怖いのですよ」

ボンドルドは率直に今の心境を伝えた。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:44:28.69 ID:7R3ITGP6O
「失礼しました、オーゼン。もう平気です」
「覚悟は決まったのかい?」
「ええ。新しい自分に会えるのが愉しみです」

彼は黎明卿、新しきボンドルド。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:47:56.43 ID:7R3ITGP6O
(ああ、プルシュカ……あなたに会えたなら)

事後、新しきボンドルドは亡き娘を思う。
ここにあの心優しい娘が居てくれたならば。
きっと優しくパパ棒を宥めてくれただろうと。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage]
2020/01/30(木) 22:07:59.20 ID:dRivNYDmo
何という糞SS


16:名無しNIPPER[sage]
2020/01/30(木) 23:29:51.18 ID:n5kRgFx9o
やっぱ白笛って糞だわ


17:名無しNIPPER
2020/01/31(金) 18:33:45.84 ID:H/Lgc6iZO
お師さま…‥


18:名無しNIPPER[sage]
2020/02/01(土) 19:22:14.65 ID:Svob9JJVo

キャラ崩壊系のギャグssかと思ったら口調の再現度が高い神ssかと思ったら糞ssだった(褒め言葉)


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