過去ログ - 吹寄「上条。その……吸って、くれない?」
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1
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:12:07.11 ID:gKHRPC680
――――どうして? なんで、こんなの。
誰もいない学校の保健室で、吹寄制理は完全に取り乱していた。
自分の体に、何が起こったのかわからない。こうなった原因も、一体なんなのか特定できなかった。
セーラー服の胸元の白いリボンをしゅるりと解き、鎖骨の近くにあるボタンを外す。
濡れた感じのするブラが気持ち悪い。セーラーの上着を脱いで、近くのベッドに無造作に置く。
畳んでおくような、そういう心の余裕が今は無かった。
大きすぎて邪魔で形も全然綺麗じゃない、色々と不満のある自分のバストを吹寄は掴んだ。
その感触に、唇がわなないた。だって、こんなの、おかしい。
背中に手を回して、ブラのホックを外す。正直に言って、それは怖かった。
不安を感じているその問題を、直視することになるから。
ブラは何の引っ掛かりもなくぷつりと外れ、肩紐が吹寄の肩を滑る。
吹寄が見つめる鏡の中では、年頃の女の子の平均を軽く凌駕するバストがそのボリュームを主張していた。
大きさだけなら、いつもどおりなのだが。
「なん、で……。どうしよう」
呆然と、吹寄は呟く。
オレンジの地にブルーのチェックが入った可愛らしいブラが、ぱさりと地面に落ちた。
2
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2011/07/16(土) 02:13:35.55 ID:aT7BHOQDO
期待
3
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:15:08.09 ID:gKHRPC68o
とある魔術の禁書目録のSSです。
・上吹SS
・エロはR-15までは自重しない
・若干のご都合主義には目を瞑っていただきたい
以下略
4
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:17:42.03 ID:gKHRPC68o
「っつー……あいつら、無茶やりやがって」
上条当麻は、保健室を目指していた。
ついさっきまで土御門たち、クラスの男子連中で遊んでいたのだが、
以下略
5
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:19:28.41 ID:gKHRPC68o
その吹寄に、上条は違和感を覚える。
少し前のことだ。大覇星祭で、教室で着替えをする吹寄の裸を見てしまった事があった。
あの時も今と同じで、逸し纏わぬ上半身を視界に納めたのだった。
今回は下にスカートを履いているが、それは大した差ではないだろう。
以下略
6
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:20:37.58 ID:gKHRPC68o
姫神辺りの顔を思い浮かべながらそう尋ねた上条に、吹寄が強く反対した。
その理由は上条には判らなかったが、単純だった。
こんな、恥ずかしい体の異変を、同年代の同性の友達に聞かれたくない。
以下略
7
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:22:31.25 ID:gKHRPC68o
「吹寄。その、事情を聞いてもいいのか?」
「……」
「一応もう一回言っとくけど、誰にも喋ったりしないし、笑ったりもしない。
俺以外に呼んで欲しい人がいるなら探しに行く」
以下略
8
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:23:38.89 ID:gKHRPC68o
上条はその言葉を受けて、あらぬ想像をする。
吹寄の胸は、元からある意味おかしい。ちょっと高校生のレベルを超えていた。
制服越しならそうでもないのだが、体操服だとか、裸そのものだとかを見るとすさまじいことがわかる。
ただまあ、勿論そういう意味で言っているのではないだろう。
以下略
9
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:24:49.75 ID:gKHRPC68o
もう一度、吹寄はため息をついた。
仕方ないのかもしれない。体調不良は、往々にして誰のせいでもなく不幸な偶然として起こる。
だけど、吹寄がそんな風に憂鬱そうなのは、嫌だった。このクラスメイトには、強気の顔が良く似合っているから。
以下略
10
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:25:53.08 ID:gKHRPC68o
「いいぜ。一緒に、病院に行こう」
「えっ?」
吹寄は、その上条の返事に、驚いた。
以下略
11
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:27:11.14 ID:gKHRPC68o
どうするもこうするも、出さなきゃいけないといわれれば、出す先なんて選択肢はそうそうない。
「手洗い場は、部屋の隅にあるけど」
「知ってるわよ。……やっぱり、そういう所に捨てなきゃ、駄目かな」
以下略
12
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]
2011/07/16(土) 02:27:15.62 ID:6VEjg+xCo
なんちゅーマニアックな
13
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:28:16.15 ID:gKHRPC68o
「い、一応コメントしとくと。小さい子なんてこの辺りにはいないぞ」
「わ、わかってるわよ」
「それじゃ、どうするんだ?」
「えっと……」
以下略
14
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:29:44.34 ID:gKHRPC68o
また、沈黙。
どんな意味を持った沈黙か、上条ははかりかねた。
「上条。アンタじゃなくても、例えばあたしに彼氏がいたとして、その人にでも、飲ませるのって変かな」
以下略
15
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:30:41.10 ID:gKHRPC68o
「責任、とってくれる?」
「え?」
その言葉の意味を、上条は考える。
以下略
16
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:31:42.95 ID:gKHRPC68o
男女の関係なんて現金なものだ。好きと言われれば、惹かれてしまう。
だが、だからといってほいほいと態度を軟化させられないのもまた、男女の仲だった。
また、しばらくの沈黙があった。
以下略
17
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:33:48.40 ID:gKHRPC68o
「今から、俺と付き合ってくれ、吹寄」
「うん……。こちらこそ、よろしく。ってなんかやっぱり実感湧かないわね」
「そりゃカーテン越しだしな」
以下略
18
:
nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga]
2011/07/16(土) 02:34:46.22 ID:gKHRPC68o
とりあえず書き溜めはここまで。
また書けたら投下します。
>>12
確かにマニアックだなwでも書いちまったモンは仕方がねえ。
19
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
[sage]
2011/07/16(土) 02:36:26.70 ID:zRhJY82Xo
よし脱いだ
20
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]
2011/07/16(土) 02:37:12.76 ID:6VEjg+xCo
( ゚∀゚)o彡゜ワッフル!ワッフル!
21
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2011/07/16(土) 02:44:04.89 ID:I0rE4Ldk0
>>1
くん
>>1
くん、パイズリはあるかい?
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