過去ログ - ペンデックス「魔力生成のためにご協力をお願いします」上条「」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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[sage]
2012/04/12(木) 00:26:49.96 ID:G5bnKV1co
「――警告、第七十七章第三節。起床を促します。起きてください上条当麻」
以下略
3
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[sage]
2012/04/12(木) 00:27:29.76 ID:G5bnKV1co
「――懇願、今回はあなたに協力をお願いしたい事項があって現出いたしました。
このことは本人格、あなたがインデックスと呼称する存在は知覚しておりません」
以下略
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[sage]
2012/04/12(木) 00:28:05.84 ID:G5bnKV1co
付属人格にセンスを否定される。
嘆くべきか悲しむべきか、少なくとも喜ぶシーンではない。
上条は完全に覚醒した頭をぼりぼりとかきむしった。
ドライヤーも使わず乾かした髪は寝そべっていていつものスタイルではない。
以下略
5
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[saga sage]
2012/04/12(木) 00:28:49.64 ID:G5bnKV1co
リビングに到着。明かりをつける。やはり冷え冷えとしているがバスルームよりはましだ。
どんと床に胡坐をかいて座れば上条言うところのペンデックスは西欧人の苦手な正座をして対面に座った。
ちなみにここで彼女の服装を再表現すれば下着に上条のワイシャツを纏っているだけである。
以下略
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[saga sage]
2012/04/12(木) 00:29:37.73 ID:G5bnKV1co
「――警告。第二十三章八節、真実を語っても真実は伝わらない。
これからする話はすべて真実であり真実を否定をしないことを約束してください」
「うん? いやはや真実だったら否定はしませんよ。違うんだったら違うというけどさ」
以下略
7
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2012/04/12(木) 00:30:51.04 ID:G5bnKV1co
「そういうことを言っているのではありません。端的に言います。
本人格はあなたを男性として見ているのです。女性として愛してほしいのです」
以下略
8
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[sage saga]
2012/04/12(木) 00:31:44.85 ID:G5bnKV1co
「え? インデックスは魔力がないんじゃ」
「本人格には魔力は存在しません。
しかし私、Index-Librorum-Prohibitorumの付属人格ヨハネのペンは十万三千冊の魔道書の保持のための魔力が常に必要であるように構築されています。
以下略
9
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[sage saga]
2012/04/12(木) 00:32:23.87 ID:G5bnKV1co
「ぐ……む……」
上条当麻は絶叫しかけた口を、そして先ほど出かかっていた鼻血がぽたぽた落ちるのをすべての幻想を例外なく殺す右手で必死に押さえつけていた。
以下略
10
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2012/04/12(木) 00:32:59.95 ID:G5bnKV1co
「おっしゃることはよぉくわかりましたが、他に方法はないんでせうか。その、性行為以外で」
「ありません。本来ならば飲食により賄われるはずですが過度のストレスにより機構が一部破壊されています。
上条当麻に対するもっとも効率的な提言方法を検索。
以下略
11
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[sage saga]
2012/04/12(木) 00:33:34.16 ID:G5bnKV1co
目の前の可憐なシスターが戦術核以上の危険物であることを改めて知って上条の背筋が寒くなる。
だからといって嫌いになるとかそういうことではないのだが。
そして、そんなことを言われたって発情できるかと問われれば否と答えるしかない。
以下略
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(チベット自治区)
[sage saga]
2012/04/12(木) 00:34:16.52 ID:G5bnKV1co
何分かの沈黙の後、ペンデックスが静かにつぶやいた。すくっと立ちあがる。
ぺとんと膝の上の座布団が落ちた。
透明感すらある白い足が上条の目に映り、それを振り払うように無表情のインデックスの顔を見上げる。
以下略
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