過去ログ - 恒一「『ある年』の3年3組の追憶」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:22:33.48 ID:4DOG5YTr0

俺が家に帰ってきた時、姉貴は夜勤明けとかで
昼前には家に戻っていたらしい。
夕飯を済ませた後、姉貴はいつもの通り、俺の部屋に入ってきて、
26年前に起きたミサキの話や、
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:23:06.65 ID:4DOG5YTr0

昼休み、前島や川堀とだべっていた俺のところへ、
榊原が血相を変えてやって来た。

転校生の榊原恒一。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:23:40.13 ID:4DOG5YTr0

「なんだよ・・・姉貴が、事故だなんて・・・!」

俺はホラー小説は読まないが、漫画でよくこんなシチュエーションを目にする。
探偵漫画の主人公より、先に真犯人の手がかりを知ったせいで、
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:24:23.45 ID:4DOG5YTr0

◆No.9  Kyoko Kaneki

桜木の代わりとなる新しいクラス委員長を決める予定だった今日、
朝から不穏なニュースがクラスに行き渡った。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:25:10.02 ID:4DOG5YTr0

「え、マジで・・・」

「何で綾野が・・・」

以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:25:47.17 ID:4DOG5YTr0

わたしの家は、自慢じゃないがちょっとした格のあるところで、
いわば私はその家のお嬢様だった。
小学生の頃はいくつも習い事に通わされ、窮屈な日々を送っていた。

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:26:27.10 ID:4DOG5YTr0

昔のことをふと思い出していると、ナオはさらに続けてこう言った。

「アタシ前聞いたんだけど、『いないもの』が一人は嫌だって言って、
おまじないが効かなくなったことがあるらしいじゃん。
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:26:57.41 ID:4DOG5YTr0

帰り道、いつものように亜紀と一緒に下校して、
校門を出ようとしたその直前、ナオが声を掛けてきた。

「悪かった、キョウコ!
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:28:33.12 ID:4DOG5YTr0

◆No.15  Ikuo Takabayashi

クラス委員長の選定から、榊原君を『いないもの』とするまで、
ホームルームは赤沢さんの独壇場だったと言っても過言ではない。
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:29:10.55 ID:4DOG5YTr0

ホームルームが終わって、望月君と一緒に下校しようとした時、
ちょうど綾野さんも帰るところだった。

「綾野さん、残念だったね・・・」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:29:44.38 ID:4DOG5YTr0

帰り道、川の土手で僕と望月君は、榊原君から色々質問を受けた。
今日のホームルームこと、このクラスの決めごとのこと・・・

「榊原君さ、転校してきてからこっち、色々と変に感じてることあるよね」
以下略



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