過去ログ - 伊織「アイツにとことん甘えたい」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 16:16:20.41 ID:CmB6GODB0

スレ立て失礼。 初めてなので色々とご迷惑を掛けてしまうかもしれませんが
楽しんでいただけたら幸いです。
いくつかは書き溜めています。



伊織「アイツにとことん甘えたい」

そう、ポツリと。 本当にポツリと言ったつもりだった。

場所は事務所、あまり大きな声では言えないが、竜宮のスケジュールが大幅に空いているので
事務所にレッスンという名の暇つぶしに来ている。 スケジュールが空いているのだから仕方ない。

亜美「ほぇ?」

あずさ「まぁ」

律子「珍しい」

三人がこっちを見ながら綺麗な瞳四つとレンズ越しの瞳二つを大きくして
意外そうに呟く。 しまった、聞かれてた。
言わなければ良かったと顔を真っ赤にしながら後悔する。
竜宮小町って耳が良いのかしら・・・?

伊織「・・・なっ、何よ何よ! おかしい事言った!?」

恥ずかしさを取り払うようにキャンキャンと吠える。
少し喧しかっただろうか、この騒ぎの原因が
こちらを覗きこんでくるのが視界の端で見えた。


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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 16:18:35.96 ID:CmB6GODB0
P「ぅおーい、何かあったのかー?」

あずさ「あら、プロデューサーさん〜。 いえ、ちょっと伊織ちゃんが」

伊織「ちょ、ちょっと!!!」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 16:21:15.98 ID:CmB6GODB0

伊織「フ、フンッ、このスーパーアイドル伊織ちゃんとご飯を食べれるだけでも有難く思いなさいよねっ!?」

しまった、またやってしまった。 そうじゃないのよスーパーアイドル。
もっと素直に言えないのって自分で自分を責める。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 16:22:49.94 ID:CmB6GODB0
伊織「私に任せれば高級料理の一つや二つ、わけ無いのよ?」

自分の力では無いけれど、自分の特権をフルに活かす。
そうすれば少しは頼ってくれるはず。 振り向いて、くれたりなんかも。

以下略



5:書き込むペース解らないドキドキ
2013/03/09(土) 16:24:48.76 ID:CmB6GODB0
P「まぁ、たかが牛丼から何の話してんだって話なんだがな!!
 ・・・って、伊織ー? 聞いてるかー?」

熱に浮かされたような気持ちになって、ちゃんとアイツの話を聞けない。
そっか、そうなんだ。 ヤバイ、すっごく嬉しい。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 16:30:08.46 ID:CmB6GODB0
書き溜め終わった・・・ハヤイ

伊織「・・・か、かわっ!?」

P「俺はそっちの伊織の方が百倍好きだよ」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 16:38:16.93 ID:CmB6GODB0
P「うぃー、食った食った」

伊織「まぁ、中々美味しかったんじゃない?」

ホント意外、庶民の味なんて理解できないと思ってた。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 16:50:06.53 ID:CmB6GODB0
伊織「あっ、あれは・・・」

P「喧嘩は良くないぞ喧嘩は、折角波に乗り出してるんだから」

伊織「ちがっ、違くて、その」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 16:59:31.58 ID:CmB6GODB0
伊織「じゃ、じゃあ、じゃあ、聞いてくれる・・・?」

いつの間にか涙が出ていた私はしゃくりあげながら疑問を飛ばす。
今なら言える気がするから。 今までずっと胸の奥で縮こまってた勇気の灯火が
また言葉になって出てきてくれる気がするから。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 17:16:12.34 ID:CmB6GODB0
日付が変わって事務所。

P「おはようございまーすっ」

小鳥・律子「おはようござ・・・!?」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 17:36:03.36 ID:CmB6GODB0
誰にも読んでもらえてない感_:(´ཀ`」 ∠):_

P「プロデューサーだよ、良く知ってるだろ?」

律子「そうじゃなくて、なんで伊織のプロデューサーが貴方なんですか!」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/09(土) 17:47:54.80 ID:nCuuGCJAO
期待。
投下ペースは、さるも無いし自由でいいと思うよ。


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 17:51:36.32 ID:CmB6GODB0
伊織「ちょ、ちょっと律子?」

律子「ただですねぇ〜、私も慣れないプロデュース業で心身共に疲弊しきってるんですよね〜」

P「慣れない・・・? お、おう」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 18:04:57.01 ID:CmB6GODB0
>>12
ふおおおお有難う!! 気負わず頑張る。

伊織「行っちゃわないで、私のそばに居てよ。 私のプロデューサーなんでしょ!!!」

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 18:17:44.46 ID:CmB6GODB0
律子「あれだけで満足してしまうんじゃないか。 そう思ったんです。」

あれだけ、とは先ほどまでの腕組みの事だろう。

律子「本当はもっとわがまま言いたいけど、もっとして欲しいことあるけど
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/09(土) 18:21:35.54 ID:mzTR4NTX0
俺得なSS発見
>>1楽しみにしてるよよ



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/09(土) 18:32:58.56 ID:pRKQeNND0
いおりん可愛い♪


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 18:36:00.76 ID:CmB6GODB0
そう言いながらプロデューサーも歩み寄ってきて。
私を抱きしめた。 声は荒げながらも、硝子細工を扱うかのようにそっと。

P「泣きたければ泣けばいい! みっともない? ふざけるんじゃない、
 泣きたい時に泣けない奴の方がよっぽどみっともない!」
以下略



19:>>16 >>17 ありがとう!!
2013/03/09(土) 18:50:41.52 ID:CmB6GODB0
伊織「じゃ、じゃあ・・・」

なんだかデジャヴ、昨日もこんなやり取りした気がする。
でも、全く違う。 だって、あの時はなけなしの勇気でやっと飛べたのに
今はこんなにも、胸を張って大空へ向かって飛び立てる勇気があるから。
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 18:59:35.65 ID:CmB6GODB0
P「うひぃ! ・・・な、なんだ伊織」

伊織「私、お腹減っちゃったっ」

P「お、おぉ、なんか食いに行くか?」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 19:02:57.94 ID:CmB6GODB0
どうも>>1です。これにて伊織編終了です。
人数分、とまでは無理かもしれませんがまだ書いていくつもりです。


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