過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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2013/08/18(日) 22:34:00.44 ID:eFwyLQUp0
――コンコン。
ドアをノックする音が鳴る。あれから2時間。
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2013/08/18(日) 22:40:50.29 ID:eFwyLQUp0
「まずはお疲れさまだったな、リヴァイ」
「……」
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2013/08/18(日) 22:44:04.91 ID:eFwyLQUp0
重たい沈黙。
それを断ったのは、空気を読んだような、空気なんてそもそも知らないと地で行くようなハンジだった。
「あ、そうそう。リヴァイに一つ確認したいんだけどさ」
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2013/08/18(日) 22:57:02.76 ID:eFwyLQUp0
他人事ではあるし、世間知らずのお子様には丁度良い体験だろう。精々、振り回されろ、と俺は聞き流していた。だが、どうは問屋が卸さないらしい。
微笑ましそうにハンジの話を聞いていたエルヴィンが、不吉な発言をしてきたのだ。
「可愛いと言えば、リヴァイも可愛いな」
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2013/08/18(日) 22:58:54.30 ID:eFwyLQUp0
「俺は言ったよな……賭けに負けたら見せてやるって」
地を這うような声が、己の喉から発されている。それだけ……己が思う以上に俺は怒りに満ちているらしい。
それに、
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2013/08/18(日) 23:04:11.91 ID:eFwyLQUp0
――――
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2013/08/18(日) 23:05:17.19 ID:eFwyLQUp0
「……以上だ。報告が遅れて悪かったな」
大きな石碑の前に座りながら、俺は静かに声を落とした。
落とした声は、夜闇に溶け込むようにして消えていく。兵舎の灯りは消灯し、周囲が真っ暗の中、月明りだけを頼りに石碑を見た。
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2013/08/18(日) 23:08:37.41 ID:eFwyLQUp0
「……お前達との誓いを、俺は忘れていない」
言葉を積み重ね、思いを吐露していく。
それに返答は無い。
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2013/08/18(日) 23:10:16.89 ID:eFwyLQUp0
「……お邪魔するよ」
口数少なく、気配が隣に腰掛けてくる。音を立てないように、地面に腰を落として。
心得ているな、と唇が持ち上がった。
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2013/08/18(日) 23:15:25.09 ID:eFwyLQUp0
「……」
「……」
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2013/08/18(日) 23:17:41.08 ID:eFwyLQUp0
「なるほど。私も変わらないよ。巨人の謎を解明する。ただ、それだけさ」
これもハンジらしい答えだ。
飽くなき探究心と、明快な頭脳を持ったこいつなら。
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