過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」短編集
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2013/07/13(土) 19:12:14.22 ID:OcKQEmd6o
がたんごとん、と電車が揺れる。
同時に、腕の中と、肩にかかる重みも。
恵美「うう……」
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2013/07/13(土) 19:12:47.79 ID:OcKQEmd6o
【聖職者の悩み】
鈴乃「……しかしなんだな、これが魔王軍幹部の姿とはな」
漆原「その側で茶を飲む聖職者に言われたくないんだけど」
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2013/07/13(土) 19:13:15.35 ID:OcKQEmd6o
漆原「それもどうなのかなー」
鈴乃「……何?」
聞き返すが、漆原は鈴乃を振り向くことなく続ける。
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2013/07/13(土) 19:13:48.46 ID:OcKQEmd6o
漆原「あいつアラス・ラムスにはお菓子買ってやったりするんだよねー。僕が通販で買うと怒るくせに」
唇を尖らせ文句を言う漆原。
その姿に、鈴乃は疑問を抱いた。
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2013/07/13(土) 19:14:19.93 ID:OcKQEmd6o
漆原「……ま、何よりも」
鈴乃へ向けていた視線をパソコンに戻した漆原は、
漆原「こんな最高の暇つぶしアイテムは魔界にも天界にもないしね。人間やばい、マジやばい」
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2013/07/13(土) 19:15:05.69 ID:OcKQEmd6o
【嫁と姑】
恵美「……重いわね……安売りしてたからって買いすぎでしょこれ」
芦屋「貴重なタンパク質だ。冷凍すれば一ヶ月はいける、問題はない」
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2013/07/13(土) 19:15:37.62 ID:OcKQEmd6o
芦屋「……呼び名と言えば。貴様は私やルシフェルを日本の名で呼ぶのだな、エミリア」
恵美「え? ああ、そうね、意識してなかったけど……」
ベルについては魔王城の面子と離れた「エンテ・イスラから来た人間」という意識が強いのだが、芦屋や漆原は……
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2013/07/13(土) 19:16:13.99 ID:OcKQEmd6o
アラス・ラムス「まま、あたしあけるの!」
恵美「はいはい」
魔王城に着き、ドアを開けたがるアラス・ラムスを抱っこする。
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2013/07/13(土) 19:16:44.88 ID:OcKQEmd6o
そのとき横で荷物を冷蔵庫に入れる芦屋が、ふと気づいたようにこちらを振り向いた。
芦屋「そうだエミリア、今度携帯を買いに付き合ってくれ」
恵美「え? あなた携帯買うの?」
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2013/07/13(土) 19:17:16.06 ID:OcKQEmd6o
【もう一つの恋心】
千穂が事務室に入ると、そこには一人の男の姿。
真奥「……ん、ちーちゃんも休憩か?」
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2013/07/13(土) 19:17:45.89 ID:OcKQEmd6o
千穂(けど、……こういう形になっちゃうとは思わなかったなぁ)
真奥と恵美の前に、実の子ではないとはいえ娘であるアラス・ラムスが現れたのはつい先日だ。
結果として、彼らは擬似的な夫婦、家族に近い形態を取ることとなった。
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