過去ログ - 薫「魔法少女?」まどか「超能力者?」
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2:EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」1 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/13(土) 23:54:51.04 ID:mdJL4y3H0
淀んだ夕暮れの空。

廃屋のビルの上に小さな影が浮かんだ。

まるで操り糸の切れたマリオネットのように力なく、それは宙へと投げ出された。
以下略



3:EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」2 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/13(土) 23:55:41.55 ID:mdJL4y3H0
しかしその隙にも別の化物が少女との間合いをつめて近づく。

金髪の少女は焦りもせず、むしろ何事も無かったかのような自然な動作で
銃を持ち替えてその化物を柄で叩いた。

以下略



4:EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」3 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/13(土) 23:56:33.92 ID:mdJL4y3H0

お菓子をつまんでいた少女も同じく不満のようだった。

彼女の紫がかった髪の毛はゆるやかなカーブを描き、発育の良い体格と共に
女性らしさをアピールしているかのようだった。
以下略



5:EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」4 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/13(土) 23:57:26.09 ID:mdJL4y3H0

皆本の注意に対して聞き流すような返事で、少女たちは答えた。

そうして、四人の乗った自動車は、見滝原中学校に到着した。

以下略



6:EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」5 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/13(土) 23:58:33.06 ID:mdJL4y3H0
黒髪の少女がすばやくツッコミを入れる。

「おいおい、任務中なんだからもうちょっと緊迫感を持ってくれ」

皆本は自分の中のガッカリ感を押さえ込むように横槍を入れた。
以下略



7:EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」6 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/13(土) 23:59:18.55 ID:mdJL4y3H0

「わー! 病院を壊すな!」

あわてて、皆本は薫を羽交い絞めにして止めた。

以下略



8:EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」7 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/14(日) 00:00:06.48 ID:cNbElzG40
すると、『魔女』はまるで蛇が脱皮をするように傷ついた外皮を捨てて
その口の中から新たな体を生み出した。

(これじゃ、キリがない)

以下略



9:EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」8 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/14(日) 00:00:46.82 ID:cNbElzG40
赤髪の少女は振り向きざまにまたエネルギーの塊を飛ばす。

「それはもっと違う!」

皆本の叫び声と共に、その小さな人形のようなバケモノは潰れた。
以下略



10:EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」9 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/14(日) 00:01:35.09 ID:cNbElzG40

「学生証にも診断にも嘘はないみたいよ」

紫穂はその学生証や資料に触りながらそう言った。

以下略



11:EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」10 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/14(日) 00:02:40.28 ID:cNbElzG40
一方、葵や紫穂はつまらなそうにそっぽを向く。

「キミが戦っていた……『魔女』と言ったか、あれは一体何なんだい?」

「心に闇を背負った人間を自殺させたり、『結界』の中に取り込んで食べる……
以下略



12:EP@「夢見る魔法少女じゃいられない」11 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/14(日) 00:03:28.89 ID:cNbElzG40

マミは一気に萎縮し、落ち着かない子供のように不安げな表情で目を泳がせた。

すると、皆本はいったんハァッと大きく息を吐いて自分の表情を落ち着ける。

以下略



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