過去ログ - リヴァイ、エレン 「その先にあるもの」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:15:46.49 ID:qaDYtG7q0
衰弱しきったエレンがうっすらと目を開け、俺を視界にとらえた。
「・・・兵・・・長・・・・・?、足、は・・・・」
「問題ねぇ。 これからエルヴィンと合流する。 ・・・大丈夫か? 」
「・・・団長に、伝え、・・・・、巨人は・・・ライナーで、ユミルが・・・力を盗んで、クリスタ・・・・を・・・・・ 」
「おいエレン、しっかりしろ。すぐにエルヴィンのところに連れて行く。 お前の口から直接伝えろ 」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:17:06.70 ID:qaDYtG7q0
情報を報告し終えた後、成すべきことを果たし安心したかのように崩れ落ちたエレンは、
そのまま6日間、深く眠り続けた。
俺はエルヴィンの命により監視という名目でエレンに付き添うことになった。
まだ内通者が居れば暗殺か誘拐される危険性があるからだ。
簡単な世話以外、特にやることはなかったので、とりあえず全く掃除の行き届いていないクソガキの部屋を、
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:17:57.74 ID:qaDYtG7q0
「やあ、リヴァイ。 退屈な任務を押し付けてすまないね。 エレンはまだ目覚めないようだが、様子はどうだい? 」

「・・・見た目は昼寝中ってとこだな。 顔色もいいし表情も穏やかだ。 毎日水だけは含ませている。 
あとは・・・ハンジの提案で一定時間日光を浴びさせているが、それがどう影響しているのかはわからねぇな。 」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:21:31.35 ID:qaDYtG7q0
「憲兵団にエレンの引き渡しを要求されているのは知っているな?先の巨人襲撃で彼らも半狂乱になっている。
このままいつまでも突っぱねるのは難しいだろう。」

「ふん、懲りねぇな。解剖するんだったか? 前にも言っただろう、もしエレンが巨人化したら止められる奴はいねぇだろう。」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:26:28.61 ID:qaDYtG7q0

_________


オレはハンジさんの予想通り、ちょうど7日目に意識を取り戻したらしい。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:27:50.14 ID:qaDYtG7q0

_________

「・・・トロスト区だと?」

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:30:48.56 ID:qaDYtG7q0
「消去法か。理には適ってはいるが・・・・。」

危険なことには変わりない。未知であるだけにトラブルの予測がつかずやっかいだ。
自分の身は自分で守り切れる精鋭だけで決行する必要がありそうだ。

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:33:21.38 ID:qaDYtG7q0
「・・・チッ。 作戦中までガキのお守りかよ。 だいたい途中で死なれたら元も子もねぇだろうが」

「そうならないよう、しっかり守ってくれ」

「簡単に言いやがる 」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:39:16.70 ID:qaDYtG7q0

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「以上が、この作戦の概要だ。 エレン、君にはつらい任務になるだろう。
君のお母さんが亡くなった場所に行き、瓦礫の撤去を、君の巨人の力で行ってもらわなくてはならない。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 23:44:54.90 ID:qaDYtG7q0
戦決行前日。 夕食後、オレたちはエルヴィン団長の私室に集められた。

エルヴィン「いよいよ明日だ。 許可はとってある。 珍しく上の連中が素直でな。
・・・まあ間違いなくクリスタのことがあるのだろう。 こちらにとっては好都合だった。
馬も予備の頭数も含めて無事トロスト区城門前で待機している。ガスも刃も積んである。 」
以下略



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