過去ログ - P「光射す日常――」
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77:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:23:09.07 ID:qgOebLqx0
【無意識空間】

P「ただいま」

何もない暗闇に、自分の発した言葉が溶ける。
以下略



78:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:25:16.22 ID:qgOebLqx0
P「ふむ……これは……」

考え事をしている間にも、不安定な像は揺らめいている。
銀色に輝く長い髪。落ち着いた服装。
そして、人差し指を立てた右手が唇の前に添えられていた。
以下略



79:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:25:56.41 ID:qgOebLqx0
P「さて、そろそろ交代だな」

至るところに線が走り、空間に立体が出現し始める。
デスクや椅子らしき物が見えるので、場所は事務所で間違いないだろう。
真達を送った後の予定は特になかったし、恐らく書類仕事をしている筈だ。
以下略



80:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:26:30.21 ID:qgOebLqx0
【夜、事務所】

目を覚ました俺は、記憶を引き出して現在の状況を確認する。
判明したのは、書類仕事やデータの打ち込みが終わっているという事。
蒸し暑い所為なのか、クーラーが効いているという事。
以下略



81:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:27:35.34 ID:qgOebLqx0
P「そうか。何かあったら、いつでも言ってくれていいからな」

貴音「はい。ありがとうございます」

静かにやり取りを交わす声が、事務所に響いている。
以下略



82:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:28:32.51 ID:qgOebLqx0
響「あれ?二人とも何してるんだ?」

P「響か。いや、貴音が悩んでるみたいに見えたからさ」

貴音「おや。わたくしは『悩んでいる』などと言った覚えはありませんよ?」
以下略



83:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:29:20.28 ID:qgOebLqx0
P「……さて、二人もそろそろ帰った方がいい。何なら送ろうか?」

響「うーん……貴音と帰るから大丈夫!いいでしょ、貴音?」

貴音「はい。では、共に帰りましょうか」
以下略



84:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:30:47.03 ID:qgOebLqx0
【無意識空間】

P「さて……」

『彼』は自宅で寛いでいる頃だろうか。
以下略



85:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:31:51.85 ID:qgOebLqx0
P「ん……時間か」

天井から落ちる滴が水面を打ち、波紋が広がる。
その中心に現れた像の輪郭は、相変わらず不規則に揺らめいていた。

以下略



86:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:33:54.91 ID:qgOebLqx0
【朝、事務所】

視界の焦点が噛み合い、ぼやけた景色が鮮明になってゆく。
今日は少し冷えるのか、俺はジャケットを羽織っていた。暖房の暖かさが心地よい。
机を挟んだ向こう側には、パソコンを見つめる律子の姿があった。
以下略



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