過去ログ - カカシ「春野サクラ……!」
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22: ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2013/10/14(月) 20:29:34.75 ID:ZqZKzP3U0
謝れば良かっただけなのだ。

少し生意気な子供にやり直しのチャンスを貰ったと思えば、それで良かった。

ただそれだけの事だった筈なのに、俺は本当に馬鹿だった。
以下略



23: ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2013/10/14(月) 20:32:03.68 ID:ZqZKzP3U0
「……俺は、嘘は吐いてない。聞いてみろって言ってるだろ」

「じゃあ、本当にそんなことをしたならなぜお父さんは捕まってないんですか?おかしいですよね」

「俺の家を襲ったのは二人組でね。恐らく、もう一人は警務部隊の関係者だったんだろう。まともな捜査は行われなかったよ」
以下略



24: ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2013/10/14(月) 20:39:08.49 ID:ZqZKzP3U0
見知らぬ路地を抜け、サクラは一戸建てへと吸い込まれていった。

どのタイミングでも、顔さえ確認できればそれでいい。

それまでずっと張り込むつもりでいたが、その時はあっさりと訪れた。
以下略



25: ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2013/10/14(月) 20:40:14.76 ID:ZqZKzP3U0
しばらくして目を覚ますと、辺りは暗くサクラの家には明かりが灯っていた。誰も俺が倒れていることに気がつかなかったらしい。

頭痛が収まらない頭を抱えて、何とか体を起こし地面に座り込んだ。

ゆっくりと記憶を辿っている内に、ふと疑問に思った。
以下略



26: ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2013/10/14(月) 20:50:44.74 ID:ZqZKzP3U0
しかし、命を絶たない限り、眠りは永遠ではない。

短い睡眠を何度も繰り返している内に、目覚ましが終わりの来ない日々の始まりを告げた。

朦朧とする意識の中、俺は寝台の上で身を起こす。
以下略



27: ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2013/10/14(月) 20:57:36.44 ID:ZqZKzP3U0
なんと言って招き入れたのか、思い出せない。

気がつくと俺は、彼女にお茶まで出していた。

無言のまま正座をするサクラの顔は暗く、黙りこんでいる。
以下略



28: ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2013/10/14(月) 21:02:03.42 ID:ZqZKzP3U0
俺の意識は途絶えてなどいなかった。

ただ、正気は失っていたと思う。

急にニヤニヤ笑い出す俺をサクラはどう感じているのだろう。
以下略



29: ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2013/10/14(月) 21:04:47.81 ID:ZqZKzP3U0
「ちょっと静かにしててくれると助かるんだけど」

そう呟いてみたが、サクラには聞こえていないようだ。

仕方がないので、頭の脇に立ち右手だけで骨をゴリゴリと削るように切っていく。
以下略



30: ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2013/10/14(月) 21:08:37.96 ID:ZqZKzP3U0
意識を取り戻した時、俺は壁に背を預け天井を見上げていた。

何気なく床についた右手が水っぽい音をたてたのに驚き、目線を下へとずらす。

サクラは俺のすぐ隣で絶命していた。
以下略



31: ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2013/10/14(月) 21:11:21.86 ID:ZqZKzP3U0
それほど経たない内に、第七班には欠員の補充があった。

根に所属する肌の白い少年が、暗く沈みこむナルト達に作り笑いを向けている。

サクラは一体どこへ消えてしまったのだろう。
以下略



32: ◆aTPuZgTcsQ
2013/10/14(月) 21:22:04.73 ID:82Eg99hl0
グロは初めて挑戦してみたのですがいかがだったでしょうか。ピクシブにもあげているので、見かけたらよろしくお願いします。

前にssVIPにあげた
三代目「ナルトはお前に任せる」
も読んでいただけたら嬉しいです。
以下略



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