過去ログ - 苗木「僕は君に恋をした」
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1: ◆EOh40d18dA
2013/12/17(火) 17:44:15.79 ID:spUPscGh0
あらゆる分野において超高校級の才能を持つ者しか入学する事の許されない、私立希望ヶ峰学園。

そんなエリート中のエリート高校に、何の才能も持たないボク――苗木誠が入れたのは本当に、本当に幸運な事だった。

一応名義上は超高校級の幸運という事になってはいるけれど、自分がそう呼ばれる程幸運だと思った事は無いに等しい。

それにその超高校級の幸運も、希望ヶ峰学園に入学出来た事で尽きたと思っている。

これから一体どんな不幸が代償として待ち受けているのか……なんてマイナス思考は流石に無いけれど。

前向きなのが唯一の取り柄だと自負している位には、ボクはプラス思考な人物だと思っている。

でも、けれども、実際は、現実は。

幸運の代償は、存在したんだ。

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2: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/17(火) 22:48:32.40 ID:spUPscGh0
希望ヶ峰学園に足を踏み入れた瞬間、唐突な目眩がボクを襲う。

とても立ってはいられない程に視界が揺らいで、意識が段々と霞んでいく。

そして気付いた時には、ボクは不気味な教室の中で眠っていた。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/17(火) 22:56:48.27 ID:d1Wyi6eCo
ちょっと期待してたのにホモスレかよ


4: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/17(火) 22:59:24.86 ID:spUPscGh0
「えっと、その……ごめんなさい……」

突然、彼女はボクに頭を下げた。

目には涙を浮かべて、ボクに対して怯えを含んだ表情で謝ってくる。
以下略



5: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/17(火) 23:27:39.66 ID:spUPscGh0
「君は何て名前なの?」

不二咲さんはボクに自己紹介を促す。

「ぼ、ボクは苗木誠……です」
以下略



6: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/18(水) 00:25:31.71 ID:jlb8IdPr0
「……あれ?」

ふと、不二咲さんが呟く。何か気付いた事があるのかと、ボクは尋ねた。

「苗木君って……何処かで会った事無いかな?」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/18(水) 00:27:42.76 ID:2YveO/uuo
わた霧切さんに苗木くんが恋をするSSかと思ったのにガッカリだわ


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/18(水) 00:59:26.02 ID:2Gstqjp1o
ちーたんはやはりヒロインでこそ輝く


9: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/18(水) 01:15:15.12 ID:jlb8IdPr0
「その幸運って、どんな才能なの?」

不二咲さんは興味津々に聞いてくる。

そんな目で見つめられると、期待を裏切れないじゃないか。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/18(水) 01:20:41.76 ID:g4TL6yAI0
>>7霧切さんは虫眼鏡でも見ていてください。
それよりもわた舞園ちゃんという可愛い子に苗木君が恋するssかと思ったのに・・・残念です


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/18(水) 05:51:51.14 ID:ISuBSlvBo
やっぱりホモじゃないか(憤怒)


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/18(水) 07:14:34.81 ID:UgkQ6+cR0
これはムゴイ......
しかし、作者の発想は素晴らしいと思う
がんばれ


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/18(水) 07:40:52.60 ID:lbE8hjpz0
ホモだけど地の文の力でキレイなホモに昇華されている


14: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/18(水) 15:07:53.42 ID:jlb8IdPr0
体育館に辿り着くと、ボク達とは別に13人の高校生が集まっていた。

何故高校生かと分かったかと言うと、何人か顔を知っている超高校級の生徒が居たからだ。

超高校級の野球選手、超高校級のギャル、そして超高校級のアイドル……。
以下略



15: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/18(水) 23:57:52.92 ID:jlb8IdPr0
余りにも明るい声、余りにも能天気な振る舞い。

どれを取っても場違いなそのヌイグルミの出現に、全員が驚愕する。

「な、なんなのぉおおおおおお!?」
以下略



16: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/19(木) 00:33:41.08 ID:iIHcDt8l0
コロシアイ?

言ってる意味が分からない。

誰と誰がだ?
以下略



17: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/19(木) 01:51:14.88 ID:iIHcDt8l0
モノクマが消えてから、しばらくは全員動けなかった。

現状に対して怯える人、冷静に物事を見る人、むしろ楽しそうな人と様々だったが、誰もが動こうとしなかった。

超高校級の風紀委員である、石丸清多夏クンが探索を始めてから考えようと提案した事でその場は落ち着いた。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/20(金) 00:38:56.63 ID:xDXvVzrno
この苗木なんJ民だろ


19: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/20(金) 21:14:47.77 ID:54sa4KIX0
寄宿舎には、各個人の為の部屋がある。

超高校級の格闘家、大神さくらさんによればここは完全防音らしい。

聴いた瞬間は騒音で寝れないなんて事は無いと安心していたが、普通に考えれば殺しの舞台としてそうなっているだけだった。
以下略



20: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/20(金) 21:16:06.27 ID:54sa4KIX0
「モノクマ、ちょっと聞きたい事があるんだけど」

「おやおや奇遇だね、ボクもシャワールームの事で言う事があったんだよ!」

シャワールームの事で、という事はボクの行動を見ていたのだろう。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/20(金) 23:34:42.40 ID:5Q/8IuFuo
>>6
本編でも何処かで会ってない?って言ってたっけかちーたん


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