過去ログ - 浜面×絹旗 気づかぬうちに窒素は燃えて【R-18】
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◆BAKEWEHPok
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2014/01/25(土) 08:40:54.24 ID:6sOATsfMo
(何やってたんですか私ー!!!)
バタンと玄関を閉めた直後、絹旗は胸中で叫んだ。
真っ赤な顔のまま、出たばかりのドアに背中を預け胸を両手で押さえている。
心臓の中で、何かが暴れているように鼓動が早く落ち着かない。
以下略
14
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:41:38.98 ID:6sOATsfMo
それから数日の間、暗部メンバーらしく非合法活動は行っていたものの、取り立てて問題はなかった。
他のメンバーはもちろん、浜面も絹旗も仕事を実行しており、どちらからという事もなく、あの時の話はしないようにしている。
数日前の出来事など引きずっておらず、表面上は何も変わりないように思えた。
もっともそれは浜面の中だけであったが。
以下略
15
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:42:07.62 ID:6sOATsfMo
「視姦してくるんでキモイって答えときました」
「俺の視線はそんないやらしいものじゃねえ……!」
「超説得力ないです。私の目の前であんな事しておいて」
「うっ、くっ……」
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16
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:43:10.62 ID:6sOATsfMo
「はぁっはぁっ、もうついたから止めにしねぇ……?」
「くっ……やるじゃないですか浜面。その逃げっぷりに免じて超許してあげましょう」
浜面が捕まったら、ぎゅって潰れたトマトになってしまう鬼ごっこは
幸いにも数日前と同じセーフハウスに到着して終わりになった。
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17
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:43:42.54 ID:6sOATsfMo
(……やばいです。なんかまたおかしくなってますよ私……)
背を向けた浜面への視線が熱っぽい。
絹旗は音も立てずソファから立ち上がった。
なにをやっているのか自覚しているのに、胸の奥から溢れる熱を手繰り寄せたくなっている。
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18
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:44:09.11 ID:6sOATsfMo
「その、絹旗……くすぐったいつーか、ゾクゾクするつーか……」
「へんなこと言わないでくださいよっ! お腹で超感じちゃう変態ですかっ」
「いやだって、お前の指が柔くて……」
「ひゃっ! な、なななに触ってるんですか」
「お前は抱きついてきてるじゃん」
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19
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◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:45:29.59 ID:6sOATsfMo
「……浜面。何か言ったらどうですか?」
「なにかっつてもさぁ……」
「色々あるでしょう。絹旗様に抱きしめられて超嬉しい、超幸せで天国にいっちゃいそうだとか」
「ええと……つまり、その、絹旗は俺が喜ぶような事をしてくれてる?」
「な!?」
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20
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:46:08.08 ID:6sOATsfMo
性的な欲求と言われれば否定はできない。
でも、それだけとは決して言えない。
足りていない。
初めは肉欲だったとしても、無意識のうちに好感のパラメータも上がっている。
以下略
21
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◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:47:35.93 ID:6sOATsfMo
「ん、あっ……ん、ちゅっ、むっ…………、はぁっ……いきなりキスするなんて……超ケダモノです……」
どうにも素直になれていない。
けれども表情が言葉を裏切ってる。
嬉しそうな微笑を浮かべながら、囁いても男をより獣に変えるだけだ。
以下略
22
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:48:10.85 ID:6sOATsfMo
「ぁ、ふっ、んぅ……」
浜面が小ぶりの尻を撫で回し、揉むようにするとピクンと身を震わせ、キスとはまた違った吐息を漏らす。
(もしかして……絹旗も気持ちいいのか?)
以下略
23
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:49:15.46 ID:6sOATsfMo
「―――きゃっ」
「こっちでしよう」
浜面は軽々と絹旗を抱き抱えると、合皮のソファへ寝かせた。
背もたれが倒れるようになっており、即席のベッドへと変わる。
以下略
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