17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/12(月) 20:51:05.87 ID:WmSvF+Wh0
神原は身体能力が高いので、一瞬の隙を突き背後に回り羽交い締めにする。
だがこれだけでは元々ポテンシャルの高い神原からは力尽くで抜けられる。
そうさせないためにも神原の耳元に唇を寄せ、甘い声で囁いた。
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2014/05/12(月) 20:52:18.95 ID:WmSvF+Wh0
「そらそらそらそらぁ!」
さわさわさわさわ。
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2014/05/12(月) 20:54:06.95 ID:WmSvF+Wh0
「ひ、ひろいぞ……ありゃりゃぎせんふぁい……」
くっくっく、僕に刃向かうからこうなるのだ。
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2014/05/12(月) 20:55:33.53 ID:WmSvF+Wh0
確認しようと振り向いた瞬間。
「…………っ!」
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2014/05/12(月) 20:56:54.18 ID:WmSvF+Wh0
003
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2014/05/12(月) 20:58:44.75 ID:WmSvF+Wh0
「お、お前……!」
と、そこには、
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2014/05/12(月) 20:59:42.75 ID:WmSvF+Wh0
「僕のことなんかよりも、阿良々木くんは最近どうなんだい?
アイドルのプロデューサーって毎日可愛い女の子に囲まれながら仕事ができるんだろう? ご同慶に預かりたいなあ」
「言っとくけどお前、貝木と同じこと言ってるからな」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/12(月) 21:01:03.44 ID:WmSvF+Wh0
004
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2014/05/12(月) 21:02:28.99 ID:WmSvF+Wh0
応接室に向かいながら、その後姿を忍野が鋭い視線で射抜く。
「まずい……これは非常にまずいよ阿良々木くん」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/12(月) 21:04:05.93 ID:WmSvF+Wh0
「隠神御前。いぬがみごぜんだ。
読みこそ犬だが、狸の怪異だよ。隠れ神、居ぬ神、すなわちいない神と書く。
かの有名な玉藻御前から派生した怪異だ、阿良々木くんも玉藻御前くらい知っているだろう?」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/12(月) 21:05:26.59 ID:WmSvF+Wh0
僕と音無さんが息を呑み、忍野が続きを口にしようとした瞬間、応接室の扉が開いた。
外から突然入ってきたのは、誰でもない天海だった。
その手には原稿用紙が数枚握られている。
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