過去ログ - 並木芽衣子「ハネウマトラベラー」
1- 20
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/18(土) 00:30:34.29 ID:2/jr4LTY0
「わぁっ、GB250だ!うんうん、レトロな外観がいい感じだねっ♪芽衣子さんはいいバイクを選ぶなぁ〜!」

「あ、ありがと・・・。」

「じゃあ、早速看ますね!」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/18(土) 00:32:00.93 ID:2/jr4LTY0
「・・・信じらんない!ステムベアリングはオイルが完全に抜け切ってるし、ブレーキフルードは劣化し切ってる!エンジンオイルも真っ黒で前回いつ取り替えたのかもわからないし、クラッチワイヤーに至ってはいつ切れてもおかしくない!」

そう呟くと、今度は厳しい表情で私に向かい合った。

「芽衣子さん!!こんなバイクで公道を走るなんて、何考えてるのっ!!一歩間違えていたら命を落としていたかもしれないんだよっ!!」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/18(土) 01:07:54.38 ID:2/jr4LTY0
「プロデューサー、どういう事?」

「さっき鷹屋のおやじさんに確認してきたんだが、そいつは委託商品だったらしい。出来る限りの手は尽くしてくれるそうだが、返品や無償修理は難しいだろうとの話だ。」

「ちょ、ちょっと待って。いくらなんでも、おかしいですよ!!普通、人気アイドルにこんな酷い商品を売りつけたなんてわかったら、販売側はすぐ対応するのが基本じゃないですか!!」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/18(土) 01:08:48.62 ID:2/jr4LTY0
「・・・あ、プロデューサー・・・。」

「・・・芽衣子、大丈夫か?」

プロデューサーは心配そうな目で見つめてくる。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/18(土) 01:14:11.60 ID:2/jr4LTY0
明日へ続く


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 00:01:55.05 ID:aWEmjqyP0
「美世さん。質問ですが、貴女の腕でこいつを修理するのは可能ですか?」

「え?いくらなんでもここまで酷くちゃ・・・。」

「交換可能なパーツを全て交換する前提で検証して下さい。一見すると致命的な状態に見えますが、肝である車体やエンジンにガタがきている感覚はありませんでした。素人の見立てですが可能性はあると思います。」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 00:07:03.46 ID:aWEmjqyP0
「へー。芽衣子のプロデューサーさんって、優しくて男らしいね!」

「・・・そうですか?」

「そうですよ!特に、莫大な修理費用が掛かるかもしれない作業を二つ返事で頼むなんて、普通の人にはなかなか出来ませんって!」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 00:07:03.48 ID:aWEmjqyP0
「へー。芽衣子のプロデューサーさんって、優しくて男らしいね!」

「・・・そうですか?」

「そうですよ!特に、莫大な修理費用が掛かるかもしれない作業を二つ返事で頼むなんて、普通の人にはなかなか出来ませんって!」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 00:10:22.09 ID:aWEmjqyP0
「な、なんだかよくわからない・・・。」

そう言って手渡されたメモはよくわからないカタカナと英語でいっぱいだった。

「・・・各種機械油にタイヤ、ホイール、触媒、ヘッドライト等々・・・ざっと見ですが結構ありますね。」
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 00:23:10.35 ID:aWEmjqyP0
「なる早で!」

「わかりました、明後日までには全て揃えてきます。」

「ぷ、プロデューサー、無理しちゃ駄目だって!プロデューサーには、普段のお仕事だってあるんだから!!」
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 00:53:21.59 ID:aWEmjqyP0
・・・それから一週間ほど経ったある日。

「美世ちゃ〜ん、次は何をすればいいの?」

あの日から、私は美世ちゃんの指導の元、自分の愛車を修理していた。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 23:00:24.56 ID:aWEmjqyP0
「はい、これであってる?」

「はい、大丈夫です!それじゃあ、あたしは古いオイルを捨てに行くんでミラーの方はお願いしますね!」

「え?私がつけていいの?」
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 23:03:19.57 ID:aWEmjqyP0
「で、美世さんの技術でも困難な作業があるなら、おやじさんに依頼しようと思って相談に来たんだ。もちろん、君の意見を最優先にする。」

「うん。プロデューサーもありがとう!」

「どういたしまして、それで希望はあるか?」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 23:41:21.17 ID:aWEmjqyP0
「ところで、修理はいつ頃に完了しそうですか?」

「修理自体は今日には終わりそうです。もし改造を依頼したとしても、芽衣子さんの誕生日には間に合うと思いますよ!」

「そうですか、それなら丁度いいですね。」
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 23:45:21.20 ID:aWEmjqyP0
明日へ続きます。
更新ペースが遅くて大変申し訳ないです。


38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/20(月) 23:19:15.46 ID:hfZYxl7J0
「そうですね、危険な個所は一通り直しましたし一回エンジンかけてみましょう!」

「うん。」

美世ちゃんの指示に従って、エンジンをかけた。
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/03(月) 23:14:41.83 ID:i8EnT2DK0
「・・・と、言う訳で!より魅力的になる為に塗装も替えようと思うんですけど、どれにしますか?」

「え!?塗装ってこれじゃダメなの?」

突然の提案に驚いた。
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/05(水) 23:41:29.47 ID:wb/m0ndS0



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/16(日) 01:18:31.56 ID:qy25rwYNO
書けよ


42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 00:05:07.94 ID:YO+ed+jT0
楽しそうに作業する美世ちゃんを見つめていると、ガレージの外から聞きなれた足音が聞こえてきた。
どうやらプロデューサーの用事もひと段落ついたみたい。

「すみません、今戻りました。」

以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/06(土) 01:18:24.24 ID:8EuaBOi0O
来てたァ


43Res/53.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice