過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 18:52:06.24 ID:gIGEqEoto
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以下略
34
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 18:55:21.72 ID:gIGEqEoto
「そういう事です。……代役を立てて正解だったと思いますよ。あなたとこうして会えたということは、僕もまた、この学校に捕われた身となったのでしょう。
僕は、長門さんが解決策を見つけ出すまでの間、あなたにもしもの災いが降りかからぬよう、あなたの身をお守りに参上したわけです」
できれば、もう少し早く来てくれると助かったんだがな。俺が、あんな化物と遭遇する前に。
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35
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 18:58:30.80 ID:gIGEqEoto
「そうなりますね。影時間を発生させているエネルギーの正体はわかりませんが、それも涼宮さんの力によって発生したものなのではないかと予想されています。
何しろ、力学上で発見されていない新しいエネルギーが、いきなり三日前に現れて、時系列に異常を発生させているわけですから。
以前のカマドウマではありませんが、彼女の力は時々、彼女の意思とは別のところで、とんでもない事態を引き起こすことが少なくありません」
以下略
36
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 18:59:42.32 ID:gIGEqEoto
人類総ペルソナ使い化作戦ってか。
いよいよ持って、八十年ぐらい飛び越しての世紀末だな。
「すると、今のお前にも、ペルソナが使えるってのか」
以下略
37
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 19:26:17.04 ID:gIGEqEoto
椅子から腰を上げ、身構える。廊下の影は、俺たちを見つけたのか、不規則に浮遊するのをやめ、数秒間制止し、やがて、ゆっくりと室内に入ってきた。
腕と脚のない、テルテル坊主のような姿をしたそいつは、全身が白く、頭部らしき部分に、薄桃色の仮面が付いている。
敵は、間合いをはかっているかのような緩慢なスピードで、俺たちに接近してくる。俺は左手の人差し指をこめかみに当て、臨戦態勢を取った。
覚えのある青い光が、俺の全身から滲み出した。ナイフの化物との戦いの感覚を思い出し、自身を鼓舞する。
敵は、俺の準備が整うのを待っていたかのように、突然動きを速め、俺と古泉に向け、突進してきた。
以下略
38
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 19:28:11.05 ID:gIGEqEoto
………
以下略
39
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 19:31:04.22 ID:gIGEqEoto
「恐らく、長門さんがこちらにむけて、何らかのアプローチをしてくださるはずです。僕がこちらに来る前に、彼女は、影時間の中から、もとの時系列と連絡を取り合うための手段を模索すると仰っていました。
僕がその役を担えれば一番良かったのですが、残念ながら力不足だったようです」
「そんな芸当ができる奴がいるとしたら、長門の親戚連中くらいだろうよ」
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40
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 19:33:28.98 ID:gIGEqEoto
………
時を増すごとに、迷宮は混沌の色を帯びていった。空間の変化は頻繁に起こり、ほんの数秒前に通りがかった道さえも、振り返ると全く別の構造に変わっていたりする。
以下略
41
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 19:35:25.80 ID:gIGEqEoto
「なあ古泉。俺たちは現実のほうで、どういう事になってるんだ?」
俺が訊ねると、古泉は一瞬、キョトンとした表情を浮かべた後、微笑みながら、
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42
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 19:38:55.20 ID:gIGEqEoto
突然の事態に、声が詰まってしまう。
咄嗟に頭上を見上げようとすると、天井に向けた顔面に、黒い何かが覆いかぶさってきた―――接触した感触からするに、カーテンのように見えたそれは、どうやら細い糸の束のようだった。
「くそっ、なんだこりゃ!」
以下略
43
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 19:40:39.81 ID:gIGEqEoto
「下です!」
天井に向けていた視線を引き戻す、古泉の声。言われるがままに、足元を見ると……今度は地面から、あの黒い糸が、雑草のように生えてきていた。それらは、意思のある動きで、俺たちの足にまとわりついていた。
足元に向かって羽ペンを振るう。閃光が床を焼き、足に絡みつく糸が消滅する……しかし、次から次へとどんどん生えてくる上に、下手をすれば足を傷つけてしまうため、思い切りぶった斬ることができない。
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