過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
1- 20
38:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:28:11.05 ID:gIGEqEoto



………

以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:31:04.22 ID:gIGEqEoto

「恐らく、長門さんがこちらにむけて、何らかのアプローチをしてくださるはずです。僕がこちらに来る前に、彼女は、影時間の中から、もとの時系列と連絡を取り合うための手段を模索すると仰っていました。
 僕がその役を担えれば一番良かったのですが、残念ながら力不足だったようです」

「そんな芸当ができる奴がいるとしたら、長門の親戚連中くらいだろうよ」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:33:28.98 ID:gIGEqEoto


………

時を増すごとに、迷宮は混沌の色を帯びていった。空間の変化は頻繁に起こり、ほんの数秒前に通りがかった道さえも、振り返ると全く別の構造に変わっていたりする。
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:35:25.80 ID:gIGEqEoto

「なあ古泉。俺たちは現実のほうで、どういう事になってるんだ?」

俺が訊ねると、古泉は一瞬、キョトンとした表情を浮かべた後、微笑みながら、

以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:38:55.20 ID:gIGEqEoto
突然の事態に、声が詰まってしまう。
咄嗟に頭上を見上げようとすると、天井に向けた顔面に、黒い何かが覆いかぶさってきた―――接触した感触からするに、カーテンのように見えたそれは、どうやら細い糸の束のようだった。

「くそっ、なんだこりゃ!」

以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:40:39.81 ID:gIGEqEoto

「下です!」

天井に向けていた視線を引き戻す、古泉の声。言われるがままに、足元を見ると……今度は地面から、あの黒い糸が、雑草のように生えてきていた。それらは、意思のある動きで、俺たちの足にまとわりついていた。
足元に向かって羽ペンを振るう。閃光が床を焼き、足に絡みつく糸が消滅する……しかし、次から次へとどんどん生えてくる上に、下手をすれば足を傷つけてしまうため、思い切りぶった斬ることができない。
以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:45:33.32 ID:gIGEqEoto
ふと、自分を取り巻く空気に、普段以上の冷たさを覚え、俺は辺りを見回した。時を同じくして、古泉の動きが止まる。

「これは……」

古泉が、何かに気づいたようにそう呟く。それと同時に、古泉の顔面を、白い息がぼやけさせた。
以下略



45:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:47:31.10 ID:gIGEqEoto

『進んだ先が、視聴覚室よ。妨害に気をつけて』

その言葉が舞い降りるのとほぼ同時に、辺りの壁の至るところに、黒い光の円が発生し、ひと呼吸ほどの間を置いた後、そこから糸の束が噴き出して来た。
今度は俺たちを捕縛する動きではなく、攻めの動きだ。糸は結束し、まるで特大の鞭のようにしなり、俺たちを打ちつけようと、空を切りながら迫って来る。
以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:50:10.55 ID:gIGEqEoto
沈黙が、数秒間、視聴覚室内を支配した。
やがて、こちらが攻撃を仕掛けられないのを察知したのか、女が、口の端を歪めながら、地に着けていた両手を持ち上げる。
これはヤバイ。ヤバイやつだ。
女の手が、俺たちに向けて差し出される……すると、あたりの空気が、一層冷たくなった。女の周辺の空間に、透明な、握りこぶしほどの物体―――察するに、氷の礫だ―――が現れる。
鋭い切っ先を持った矢のようなそれらが、一度に俺たちを指した。
以下略



47:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:52:25.67 ID:gIGEqEoto
光の球は、一瞬、陽炎のように揺らめいたかと思うと、次の瞬間、音を立てながら爆ぜた。
あたりの空間に飛び散った光の欠片が、無数の光の矢となって飛んでゆく。
その照準は、言うまでもなく、女に向けられていた。
赤い矢を全身に叩き込まれた女は、先ほどよりも大きく身を震わせ、悶えるように首を振った。周囲に張り巡らされた毛髪が引っ張られ、あたりの壁や床が音を立てる。
数秒悶絶した後、女はもう手段は選ばないといった風に、体を起こし、両手を俺たちに向けて、大ぶりに振るう―――しかし、その腕に、再び放たれた赤い光が着弾する。
以下略



48:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:57:30.69 ID:gIGEqEoto

「呆れた戦いぶりね。変わってないなあ、あなた」

視聴覚室から出た俺たちを迎えたのは、辛辣な言葉と、寒々しい空気だった。
俺の致命的失態と、古泉のペルソナ覚醒ですっかり忘れていたが、あの女の化物を撃破するのに貢献してくれた人物が、もう一人いた。
以下略



261Res/374.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice