過去ログ - 【R-18】雪風「しれぇの前でおもらししてしまいました」
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22: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:16:47.15 ID:FQujOMSOo
「雪風」

堅く目を閉じて内なる熱が冷えるのを待っていた雪風だが、司令官の声が間近で聞こえたことに驚き瞼を開ける。
司令官はバスチェアを引いて雪風の隣に座っていた。

以下略



23: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:17:20.58 ID:FQujOMSOo
(お、落ち着け、冷静に……!)

鼓動を早める胸を押さえ雪風は大きく息を吸う。
全身を強張らせる緊張感は戦闘時のそれよりも強かった。

以下略



24: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:17:53.41 ID:FQujOMSOo
「……」

顔上げて見えた司令官の顔は、呆気に取られている様子だった。
いきなりあなたに欲情していますなんて言われたのだから無理もないことだ。

以下略



25: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:18:21.07 ID:FQujOMSOo
「しれぇ……」

雪風の言葉は執務室で抱きしめられていたときと同じ、ただ愛しい人の名を呼んだだけのもの。
身体の中に収まりきれない感情が漏れ出したものだ。

以下略



26: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:18:48.68 ID:FQujOMSOo
(これが、これがキス……)

『幸運の女神のキスを感じちゃいます』を口癖にしている雪風だったが、真にキスを経験したのはこれがはじめてだ。
はじめて触れた司令官の唇。
己の唇を通して伝わってくる感触は、いつものように沸き上がる安堵を快感で塗りつぶしていく。
以下略



27: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:19:16.29 ID:FQujOMSOo
「まさかはじめてがあなたからなんてね」

「いやだったでしょうか?」

「まさか。言ったでしょう、あなたが私にそういう感情を持ってくれるのがうれしいって」
以下略



28: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:19:46.34 ID:FQujOMSOo
司令官の膝の上。そこは雪風が最も安心できる場所のはずだった。
されど今その場に座る雪風は出撃時よりも激しい興奮状態にあった。
肩は大きく上下しており所在無げに自分の腿に置いた手はせわしなく開閉を繰り返している。

「雪風」
以下略



29: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:20:13.33 ID:FQujOMSOo
「ひっ……」

雪風は身体を震わせて小さく悲鳴を上げた。
司令官に撫でられたことは今まで何度もあったが、ここまで変わるものなのだろうか。
しなやかな指はときには幼子に触れるかのような繊細さで、またときにはえぐり込むかのような激しさで雪風を愛で、責める。
以下略



30: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:20:39.69 ID:FQujOMSOo
「見つけた、雪風の気持ちいいところ」

「あっ……」

雪風の耳元に顔を寄せ司令官が囁く。
以下略



31: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:21:07.06 ID:FQujOMSOo
「ほら、腕どけなさい」

「は、はい……」

司令官に言われるがまま、雪風は肩に回していた腕を自然に伸ばす。
以下略



32: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:21:39.77 ID:FQujOMSOo
「っぁ、あぁぁ……!」

司令官のものと比べるべくもなく小さなそれでも、押し潰される感覚は快感となって雪風の身を駆け巡る。
上手く息が吐けずに引き攣った喘ぎ声が滑稽なほどに空いた口から漏れだした。

以下略



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