過去ログ - 卯月「プロデューサーさんの、本当の幸せを」
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11: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:43:18.40 ID:20TbIrfu0
桃華
「……あの、Pちゃま。お話しがございますの。お時間、よろしいですか?

 はい。最近Pちゃまが事務所を辞めるという噂を耳にしたんですの。どこから流れているかわかりませんが、根も葉もないただの噂ですわよね?

以下略



12: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:44:02.37 ID:20TbIrfu0
櫻井
『会食とはいえあくまでもビジネスの延長。その席で君のカフリンクスはいささか華やか過ぎはしないか』

 そう牽制したお父様に、Pちゃまはニコッと笑って仰いましたわ。

以下略



13: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:45:22.46 ID:20TbIrfu0
P
『ですから櫻井さん、私を信じて桃華さんを預けていただけませんか。

 この子は原石なんです。サファイアの王と言われるパパラチアサファイアでさえ霞んでしまうほどの可能性を秘めているんです。

以下略



14: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:46:07.40 ID:20TbIrfu0
桃華
「Pちゃま、次のお休みは一緒に神戸に帰りましょう! お父様にも久しくあっておりませんし、いろいろお話したいんですの。

 ……どうしたんですの、Pちゃま。え? 次のお休みはしばらく取れない? どういうことですの? たしかにわたくしも皆様のおかげでお仕事が増えていますけど、さすがにお休みが取れないほどでは……あっ、Pちゃまのほうのお休みですのね。

以下略



15: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:46:41.71 ID:20TbIrfu0
ちひろ
「……んっ……ちゅっ、ちゅぅ……ふふ、キスしちゃいましたね、プロデューサーさん。だってしょうないじゃないですか、あんな泣きそうな顔したあなたを見たら、慰めたくなってしまったんですから。

 ……なにがあったかは聞きません。でも、いつでも話してくださいね? 私はプロデューサーさんのものなんですから。

以下略



16: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:47:15.76 ID:20TbIrfu0
響子
「おはようございます! ……あれ、Pさんしかいないんですか? ちひろさんは?

 はあ、シャワールーム? どうしてですか? ……え、お昼のカップラーメン頭からかぶっちゃったんですか!? や、火傷とか大丈夫ですか? ……そうですか、よかったあ。

以下略



17: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:47:53.41 ID:20TbIrfu0
響子
「……ねえ、プロデューサーさん。どうして嘘なんかついたんです? ……なんのことだ、なんて……まだごまかそうとするんですね。プロデューサーさんがそのつもりなら、みんなに言っちゃいますよ?

 あーあ、まゆちゃんがこのこと知ったらどうなるのかなあ。凛ちゃんも驚くだろうなあ。私たちの気持ちをずっとずっと無視してきたプロデューサーさんが、事務所でちひろさんとえっちしてたって聞いたら……みんなどうなっちゃうんでしょうね?

以下略



18: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:49:17.60 ID:20TbIrfu0
ちひろ
「響子ちゃん!? あなた一体何を……!」

響子
「あ、ちひろさん。おはようございます」
以下略



19: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:50:10.36 ID:20TbIrfu0
記者
「……あ、あのォ、五十嵐響子さんの取材に来たんですけど……警察、呼んだほうがいいですか……?」

響子
「あっ、すみません、勘違いさせてしまって。これは次のドラマの役作りで……って、この話ってまだ言っちゃいけないんでしたよね、ち・ひ・ろ・さ・ん?」
以下略



20: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:50:52.03 ID:20TbIrfu0

「お疲れ様」

未央
「おつかれー」
以下略



21: ◆8g8ZKJa8Ps[saga]
2015/08/24(月) 01:51:43.23 ID:20TbIrfu0
 本当は、いろんなことをお話ししたいんです。事務所を辞めるなんてことがただの噂かどうかを確かめたいんです。でもプロデューサーさんはとても忙しくて、私のためだけに何時間も長電話するような暇はありません。お仕事中はもちろん、お仕事が終わった後も。

 疲れているプロデューサーさんに負担はかけられませんし、それに、プライベートなことを話すのは……アイドルとプロデューサーという関係からすると、ちょっと間違っているような気がします。

 どこまでがただの女の子の島村卯月で、どこからがアイドルの島村卯月なのか。私は器用じゃないから、そういった線引きができなくて、プロデューサーさんとは、お仕事以外でお話をしたことがあまりありません。してはいけないと思ってしまうんです。
以下略



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