過去ログ - 将軍「君の持っている『機神装甲』をいただこうか」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/13(土) 21:28:36.04 ID:X0mbTsMP0
小さな村の中でも一際小さな家の前に、幼い少女が機械を抱えて座っていた。
その前には、この村全体を襲うにしても割に合わなそうなほどの軍隊が立っていた。
少女「ダメです。何度も言いますが、兄の形見は渡せません!」
将軍「大丈夫、君も一緒に連れて行ってあげよう。機神装甲の使用者が死亡した時、その血縁者が最も次の適合者となりやすい。わが軍の一助となるがいい」
少女「戦争は嫌いです!絶対に一緒になんて行きませんから!」
将軍「……仕方ないな」
少女「諦めて帰ってください」
将軍「これほどの兵を前にしても、まだ心を折らないとは」
少女「帰ってください!これは渡しません!!」
少女は更に機械を強く抱きしめた。
将軍は冷たく笑った。
将軍「誰が渡せなどと言ったかね?」
少女「え?」
将軍「私はいただくと言ったのだよ。君の意志など知った事か!」
将軍の右手に嵌められていたガントレットが、突然輝きを帯びた。
ギガンテス
将軍「『豪傑の右手』!!」
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2
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/13(土) 21:49:45.36 ID:X0mbTsMP0
将軍が右手を振るうと衝撃波が押し寄せ、少女を後ろの小さな家もろとも吹き飛ばした。
将軍「ハハハハハハ、さながら三匹の子豚のようじゃないか! 機神装甲の威力は狼の鼻息の比ではないがね」
以下略
3
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/13(土) 22:03:53.61 ID:MbhBT2Sao
ヴァルボーグ
4
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/13(土) 22:30:24.29 ID:qR5BBWgho
ヴァルディオス
5
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/14(日) 00:02:11.44 ID:xhNkQivH0
部下「将軍、やはり既に機神装甲が奴に適合し、起動していたのでしょうか!?」
将軍「うろたえるな。今のはあの機神装甲の能力ではない」
以下略
6
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/14(日) 04:05:07.30 ID:lPgvv4tfo
ガンダヴァル
7
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/14(日) 13:36:54.95 ID:rkTIWPd1o
武神装攻ではないのか
8
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/14(日) 13:44:50.27 ID:dN2SR4CRO
ドラゲナ・・・ドラグナーじゃないのか
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/14(日) 19:07:59.22 ID:xhNkQivH0
男「持ってるってだけで、機神装甲の使えない女の子に一個師団レベルの大群で向かってくるとは、帝国はよっぽどすることがないんだな」
将軍「一機神で万の兵に相当すると言われている古代兵器だ。警戒しない方がおかしいだろう」
以下略
10
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/14(日) 20:54:09.79 ID:qJgtO2GVO
こういう設定割と好き
アカメとか
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/14(日) 23:47:03.92 ID:xhNkQivH0
男「落ちるぞ」
言われなくても少女は唇をぎゅっと結んで落下に備えていた。
以下略
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/16(火) 20:16:46.92 ID:ySDBi+3R0
少女「あ、あ、危ないところを助けていただき、ありがとうございましたっ!」
将軍とその部下たちが尻尾を巻いて逃げ去った後、少女は男に向かってぺこりと頭を下げた。
以下略
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/17(水) 23:41:39.34 ID:sQPvwWSF0
少女「ごめんなさい、助けてくれたことは本当に感謝してます。でも、これはお兄ちゃんのなので……」
男「いや、いいんだ。それが帝国に奪われなかっただけでも儲けもんだ。間に合って良かった」
以下略
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/18(木) 21:13:34.72 ID:r2u9Ue7c0
男「機神装甲ってのはそもそも……っと、少し長く喋りすぎた。もう行かなきゃ団長に怒られる」
男は羅針盤らしき機械をしまうと、上着を羽織りなおした。
以下略
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/19(金) 21:00:11.57 ID:QidaIIUk0
ー夜ー
男「遅くなってすみません団長」
以下略
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/20(土) 08:36:35.64 ID:kt+QrvpO0
猫「ンニャハハハ!我輩の勝ちなのニャ!」
男「19号……てめぇ数分前に来たばっかって聞いたぞ……」
以下略
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/20(土) 15:33:54.20 ID:kt+QrvpO0
団長「ほいほい、挨拶はそこまでにせよ。早速じゃが作戦を説明するぞい」
男「はぁ?!作戦?!何も聞いてないぞ!!」
以下略
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/21(日) 17:45:47.95 ID:qKsrxRFI0
作戦決行5分前。
選ばれたメンバーたちは既に村に到着し、配置についていた。
本来は半日かかる距離だが、機神装甲の能力ならば一瞬で移動できる。
以下略
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/21(日) 18:04:02.67 ID:qKsrxRFI0
ピッ!と短い笛の音が聞こえたと同時に、ミズキの姿は既に敵の真ん前にあった。
??「……あー? 誰キミ?」
以下略
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/25(木) 02:13:09.43 ID:H88dzm/20
??「おーおー、寄ってたかって……」
突然の出現に多少驚いたのか、長は少したじろいだ。
以下略
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