佐久間まゆイチブンノイチ人形
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11:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:27:56.26 ID:3QcdtyFE0

「え? 一旦、って……プロデューサーさん、まだお仕事ありましたっけ?」

「別に、ないっちゃあないですけど」

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:28:49.90 ID:3QcdtyFE0



 まゆを送り届けたとき、何も聞くことができなかったことを最初に報告しておく。

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:30:34.21 ID:3QcdtyFE0

 もし。

 もしもまゆが人形に細工をしていたとして、俺の言葉を聞いた時にどんな行動をするだろうか。もしそんなことがなかったとしても、そうしたら今朝の事はどう説明をすればいいんだ? 大金をかけたであろうプレゼントが怪奇現象を引き起こしたと知って、まゆはどんなことを思うだろう?

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:32:48.97 ID:3QcdtyFE0

 よし、と口に出してみる。

 何度目かわからない空元気だったが、今回はたまたまいい助走になったようだった。俺は思い切ってドアの鍵を開け、そのまま一目散に家の電気を点けた。台所、バスルーム、そして部屋とお構いなしにスイッチを入れたから、たちまち部屋が光でいっぱいになる。

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:33:55.89 ID:3QcdtyFE0



 なにか、足音のようなものが聞こえた気がして俺は目が覚めた。

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:35:29.78 ID:3QcdtyFE0

 人間は、本当に恐怖を感じると声も出ないらしい。少なくとも今の俺がそうだ。

 彼女の顔を見るのが心底恐ろしい。視界の端に、子供の遊び散らかした画用紙みたいにグチャグチャになっている段ボール箱が見える。どうやったらああなるんだ。あの、堅いはずだった段ボール箱が。

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:36:23.42 ID:3QcdtyFE0



「……え?」

以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:37:13.64 ID:3QcdtyFE0

「大丈夫ですよ、Pさん」

 左の耳元に甘い声が響く。

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:37:59.58 ID:3QcdtyFE0

 そう言って彼女は――まゆは、もう一度俺に唇を重ねた。ちょん、ちょんと、彼女の舌先が唇をつつく。恥じらうように、彼女は目を閉じた。あざとい動作だったが、深く絡ませようと必死な舌とは対照的な表情はなんとも愛らしく感じられた。ものの数秒後には彼女の侵入を許してしまう。

「んっ……ふふ……ぁむ……んっ……」

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:38:41.24 ID:3QcdtyFE0

「ねえ……」

 軽く腰を浮かせ、パジャマの上からスリスリと手が前後する。

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:39:54.79 ID:3QcdtyFE0

 なんだって。そういわれて、思わず唾を飲み込みつつ、彼女の全身を舐めるように見てしまう。

 柔らかく、少女らしい繊細さを持つ手。あるいは、小さな口内。それとも、さっきお預けされた、控えめながらも形がいいであろう胸……。

以下略 AAS



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