過去ログ - 女騎士「姫の自慰を目撃してしまった」
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31:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:06:16.46 ID:aYv84ioOo
その日は、警衛や哨戒ではなく、武芸の訓練に当たることになっていたから、
私は意識的にそれに集中することで現実から目を背けた。

安直な逃避。人はそう指摘するだろう。
しかし、私は自らの殻に閉じこもり、目と耳を塞ぐことしかできなかった。
以下略



32:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:07:39.34 ID:aYv84ioOo
そんな心の空白が、私の手を性器に導いたのかもしれないと思う。

その夜、私はベッドに仰臥していた。
半ば闇の中に溶けたこんだ天井を見上げながら、
今この時間も、自室で自慰に耽溺しているであろう姫の姿を思った時、私の脳裡に、ある考えが閃いた。
以下略



33:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:11:05.27 ID:aYv84ioOo
私の願望が落胆という結末に収束するのに、そう時間はかからなかった。

元々、大きいだけで何の役にも立たず、常々邪魔だと厭わしく感じていた胸を揉みしだくのは
いささか抵抗があったし、いざあれこれとこねくり回してみても、
少しくすぐったいだけで特に快感を覚ないことが分かり、私は失望した。
以下略



34:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:12:45.01 ID:aYv84ioOo
「何を仰います、姫様。如何なる場合であろうと、
 私が如き従僕に向かって、そのようなことを仰るべきではありません」
私は立ち上がりながら言った。

「謝罪に貴賤は無関係です」
以下略



35:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:14:28.77 ID:aYv84ioOo
「私は、昨晩の私の言動が、如何に陶酔したものであったか、冷静さを欠いたものであったかを思い、
 恥ずかしさのあまり、貴女に合わせる顔がないと考えました」
姫の声に涙が混じる。

「だから、私はあの言伝てを、自分のことしか考えていない、身勝手な言葉を送ったのです。
以下略



36:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:17:12.11 ID:aYv84ioOo
私はなお頭をゆっくりと撫でながら言った。
「姫様、お忘れですか?
 如何なる不条理をなされたとしても、私が姫様への忠誠心を失うことはあり得ません」

姫は少し身体を離して私を見上げた。
以下略



37:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:19:39.45 ID:aYv84ioOo
5.

当然のように、私たちの行為はエスカレートしていった。

ただ視姦することから始まって、私が手淫するのを鑑賞しながら姫も手淫したり
以下略



38:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:22:39.63 ID:aYv84ioOo
こうして、私は姫の“母親”になったが、私の役割はそれに留まらなかった。

私を年長者として見ていた姫は、ある日に、「大人になるとはどういうことでしょうか」
というような、素朴な相談を持ちかけてきた。
「私が如き蒙昧な者は、お答えできる資格を有しません」などという返答に姫が納得する筈もなく、
以下略



39:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:24:02.28 ID:aYv84ioOo
性交渉の際も同様に、姫はこれらの相を求めた。
私は母親として、姉として、友人として、従者として姫とまぐわった。
姫はそれらの性質を個別に欲することもあったし、四つ同時に所望することもあった。

それを指して異常だと人は言うだろう。
以下略



40:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:25:11.47 ID:aYv84ioOo
私たちは、初めの内はある程度日を置いて性交していたが、
それはすぐに毎晩になり、やがて日中でも頻繁に唾液を交換するようになった。

一方はドレスの中、一方は兵士服の中に手を入れてまさぐり合い、獣のように互いを貪る。
どろどろに溢れ出した粘液を指で掬って、相手にしゃぶらせる。それから、手を搦め、再び唇を重ねて
以下略



41:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 21:33:45.25 ID:aYv84ioOo
6.

今思えば、二ヶ月近くも続いたのが奇跡だったと思う。
ある雨の日の午後、昼食を終えた他の兵士たちが休息を取っている時に、
私は直近の上司に呼び出された。
以下略



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