過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:04:05.59 ID:XheKj3SL0
・時系列は旧とある22巻と新約とある1巻の間(主が新約1巻までしか読んでないからですごめんなさい)
・タイトル通り心理定規が頑張って自分でスクールを建て直してアレイスターと対面しようとするお話
・シリアスっぽいかも、でも肩が凝るような話しにはしたくない
・ここでSS書くのは初。決して執筆は得意じゃない。許して。
・スレ立て自体初、いつもはROM専。掲示板の使い方よく分からない、スレがちゃんと立ってるかすら疑問
・キャラ崩壊注意。
はじまります
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:05:55.98 ID:XheKj3SL0
心理定規「スクールは私が建て直す」
電話の相手『なんだと?』
心理定規「言葉通りの意味よ。私が一人で勝手にスクールを建てなおすわ」
電話の相手『ふざけたことを言うな』
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:07:48.81 ID:XheKj3SL0
とある高校の正門の前に着くと、心理定規は腕時計に目を落とす。そろそろ下校時間だ。
心理定規「このあたりよね」
鐘が鳴り、生徒達がぽつぽつと校舎から出てくる。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:10:31.78 ID:XheKj3SL0
心理定規「さて、どこにいるのかしら?」
校舎の中に入った心理定規は、しばらく歩いていると、一人の女生徒が現れる。
雲川「心理定規だな。校内に入るのは簡単だったように見えるけど」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:13:45.80 ID:XheKj3SL0
視聴覚室に入ると、雲川が部屋に設置された機械を操作して画面に貝積が現れる。
貝積「この子か」
雲川「あぁ。私達のバックアップが欲しいのだと」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:16:39.59 ID:XheKj3SL0
雲川「残念だけど、貝積は甘い男でな。さっきも言ったがこいつは金はあるくせに武力行使をできるような部隊を持っていない」
心理定規「つまり、現場でのバックアップや装備を揃えてくれる下部組織がいないのね?」
雲川「そういうことだけど」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:20:24.65 ID:XheKj3SL0
とある留置所にて
看守「二度と戻ってくるなよ」
?「それはそうですよ。また牢やに入りたい何て思う人はそうそういないんじゃないですか?」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:23:32.55 ID:XheKj3SL0
ステファニー「私の事をある程度調べたのなら知っていると思いますけど、砂皿さんを餌に私を利用しようとした奴がどうなったか知ってます?」
心理定規「別に彼をどうこうしようとはしてないわ。むしろ元依頼者として助けてあげたいのよ」
ステファニー「元依頼者? まさか貴方が、暗部抗争が起こった時に砂皿さんを雇ったスクールのメンバーですか?」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:26:21.47 ID:XheKj3SL0
ステファニー「なるほど、それで今はまだメンバーを集めている段階なんですね」
心理定規が運転する車の中で、これまでの経緯をステファニーは聞いた。
心理定規「そう。入ってくれる気にはなったかしら?」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:29:15.83 ID:XheKj3SL0
とある倉庫街にて
心理定規「着いたわ」
心理定規とステファニーが車から降りると、少し遠くで爆発のような音が夜の倉庫街に鳴り響く。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:32:31.01 ID:XheKj3SL0
倉庫街にて、コンテナの一角
迎電A『目標は尚も倉庫街の中心で我々と交戦中、至急応援を求む』
迎電B「了解、すぐにそちらに向かう」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:35:45.96 ID:XheKj3SL0
別のコンテナの一角にて
遠くで銃撃が聞こえてくる。
心理定規「勝手に先に行ってしまったわね。あの身勝手さと協調性のなさは、暗部にぴったりね」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:38:09.58 ID:XheKj3SL0
心理定規はすぐに電話をポケットに収め、少し驚いたような表情をする。
心理定規「え? なにかあったんですか?」
演技で迎電Eに近づき、不安な顔をする。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:42:30.47 ID:XheKj3SL0
倉庫街の中央
削板軍覇は二十名ほどの迎電部隊と戦っていた。
迎電部隊全員が削板を囲み、包囲射撃を行っている。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:45:53.53 ID:XheKj3SL0
迎電F「ステファニー=ゴージャスパレスだと!? 捕まったのではないのか?」
かろうじてステファニーの攻撃から耐え抜いた仲間を助けようと迎電Fが一歩前へ出た瞬間、
後頭部に銃口を突き付けられた感触がした。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:48:32.99 ID:XheKj3SL0
心理定規「こんばんは。削板軍覇ね?」
削板「そうだ。で、お前達二人は誰だ?見たところ俺を襲ってきた奴らを何名か倒してくれたみてぇだけど」
心理定規「とある依頼であなたを保護しに来たわ」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:52:22.95 ID:XheKj3SL0
削板「スクール? なんだそれ?」
心理定規「原石を中心にあらゆる依頼を引き受ける小組織よ。今のところ、構成員は私とこの子だけだけれど、バックには統括理事会の一人が付いてるわ」
ステファニー「私まだ入るとは言ってないじゃないですか」ボソ
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:56:10.14 ID:XheKj3SL0
ステファニー「なら、少し怪我をしても良いですよね?」
先手を打ったのはステファニーだった。軽機関散弾銃が何連発も発射される。
削板「ふ」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:59:09.65 ID:XheKj3SL0
フルオートに切り替え、銃弾を横一文字に発射すると、銃弾の雨は鞭のごとく削板が立つ建物の屋上の一角を抉り取る。
削板「な!?」
足場ごと屋上から落ちてくる削板に、ステファニーはゆっくりと照準を合わせる。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 17:02:41.44 ID:XheKj3SL0
攻撃を続けるステファニーだが、一向に銃弾が削板を捉える気配がない。
ステファニー「あ・た・ら・な・いいぃ!」
削板「どうしたどうした! お前の根性はその程度か! もっと熱くなれよ!」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 17:05:10.57 ID:XheKj3SL0
削板「ぶっ!」
突然のサービスに削板の目線はステファニーに向いてしまう。
だが、削板とステファニーは気付かなかった。
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