過去ログ - 恒一「『ある年』の3年3組の追憶」
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92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:18:50.08 ID:4DOG5YTr0

思い出した。

私は眼帯をしていない、“両目の”見崎さんを見たことがある!
いや、それだけじゃない。その時、“眼帯をかけた”見崎さんも一緒にいた。
以下略



93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:20:23.05 ID:4DOG5YTr0

「違う・・・見崎さんは『死者』じゃないのっ!!!」

「「嘘っ!!!」」「「マジかよ!!」」「そうなの!?」

以下略



94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:20:52.32 ID:4DOG5YTr0

その後、渡辺さんからこの合宿所の異変を聞き、
私と杏ちゃんは奥の階段を降りて一階に向かい、
運良く有田さんが見つかったら回収しつつ、外へ避難。
渡辺さんをはじめとする他の四人は、フロントを抜けて外へ出る手筈となった。
以下略



95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:21:30.99 ID:4DOG5YTr0

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

目の前で起きたことが信じられなかった。
杏ちゃん。紅く染まった躰。倒れたまま動かない。
以下略



96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:22:10.59 ID:4DOG5YTr0

◆No.29  San Watanabe

「ちょうど良かった、前島を頼む!」

以下略



97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:22:40.51 ID:4DOG5YTr0

その後の一連の出来事は、ご存じの通りである。

あたしたちが戻った時、既に小椋は廊下に出ていた。
小椋はこちらに向かってきた見崎に斬りかかるも、
以下略



98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:23:06.18 ID:4DOG5YTr0

「川堀!ここはキョウコに任せておけ!
あいつは護身術とか色々やってるから、何かあっても大丈夫だ。
それより、あんたがいなくなったら、このドアを誰がどかすんだよ!」

以下略



99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:23:47.85 ID:4DOG5YTr0

「出口はあそこだ!」

階段を転ばないように、急いで、でも慌てずに、
小刻みな歩きで降りていく。
以下略



100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:24:16.33 ID:4DOG5YTr0

再び、意識が戻った。
と、手の自由が効かないことに気づいた。何かに縛り付けられている?
一瞬「離せ!」と抵抗しようとしたが、その必要が無いことがすぐにわかった。
あたしは、両腕を辻井と柿沼の首を抱えるような形で、半ば二人に担がれていた。
以下略



101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:25:18.38 ID:4DOG5YTr0

◆Interlude III  Tatsuji Chibiki

発作を起こして倒れた和久井君を病院に無事送り届け、
私は再び咲谷記念館へ向かって、愛車のボルボ240を走らせた。
以下略



102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:25:47.67 ID:4DOG5YTr0

気絶した管理人を木に何重にも巻いて縛り付けると、
足に傷を負った勅使河原くんを抱えながら、駐車場に向かう。
車に収容した重症人・・・前島くんに比べれば、ずっと軽い傷だ。
二人を駐車場まで避難させると、黄色いキャミソールの少女がうずくまっていた。
以下略



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