過去ログ - ジオン女性士官「また、生きて会いましょう」学徒兵「ええ、必ず」
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1: ◆tK49UmHkqg[saga]
2013/09/13(金) 21:09:19.28 ID:/zOpzK8Q0

某ガンダムSSを読んで、自分でも書いてみたくなった。

お目汚し、失礼する。


SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆tK49UmHkqg[saga]
2013/09/13(金) 21:16:49.52 ID:/zOpzK8Q0
ケージには、重苦しい空気が立ち込めている。どのパイロットも暗い表情で、虚ろな目で地区司令官の演説を聞いていた。

連邦軍がここ、ア・バオア・クーへ侵攻中、との情報が入ってから2日。常時警戒体制だった俺たちの緊張と恐怖は、もう、ピークに達していた。

学徒動員、なんて、前世紀の悪習だと思っていたが、まさかこの宇宙世紀でこんなことになっちまうなんてな…
以下略



3: ◆tK49UmHkqg[saga]
2013/09/13(金) 21:20:20.73 ID:/zOpzK8Q0
「来て」

中尉は俺の手を引いてそのまま、俺が登場する予定だったザクへと飛んだ。

コクピットへ俺を押し込んで、自分も俺に詰め寄るようにして乗り込んでくる。
以下略



4: ◆tK49UmHkqg[saga]
2013/09/13(金) 21:25:13.29 ID:/zOpzK8Q0

ソロモンが陥ちた。その報を、俺は研究所から引き払って移動中だった輸送船の中で聞いた。

アステロイドベルトへ撤退予定だったこの船も、その影響で進路をサイド3に変えていた。

以下略



5: ◆tK49UmHkqg[saga]
2013/09/13(金) 21:28:23.30 ID:/zOpzK8Q0
とりあえず、思いついた分だけ。
続き掛けたら、張り付けて行きます。

どうぞよしなに。



6:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/13(金) 23:25:56.90 ID:7iSmCPwxo
乙でした。

続きを楽しみにお待ちしています。


7:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/14(土) 10:00:45.63 ID:esqoeocyo
期待乙
ガンダムシリアス系はエタるのが常だけど頑張って下しあ


8:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/15(日) 02:22:53.27 ID:rUu3+dw5o
レス感謝。

エタらないように頑張ります。

 


9:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/15(日) 02:33:22.68 ID:rUu3+dw5o

 翌日から、コロニー内でのモビルスーツの訓練が始まった。俺の隊は、イレーナ隊長と俺に、学徒兵のエリック・デックス伍長の三人。研究所から一緒にここへ連れてこられた連中も、一緒になっての合同演習だ。

昨日あれだけ不安げにしていたウリエラも、一緒だってことに安心しているのか、研究所でやってたようになれた様子でモビルスーツを動かしている。

以下略



10:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/15(日) 02:34:23.41 ID:rUu3+dw5o
 「気を付け!」

食堂内にそう叫ぶ号令が響いた。反射的に、俺たちは立ち上がって背筋を正す。食堂には、例の勲章いっぱいの将校が、小隊長達を従えて入ってきた。

「諸君。今日の訓練はご苦労であった。諸君らは、故郷ジオンより選ばれた、若き精鋭部隊である。私は、残念ながら適性がなく、モビルスーツに搭乗することはかなわず、今もこうして後方の訓練所の人事などを担当している。だが、諸君らは、最新鋭の兵器に搭乗し、憎き連邦への先鋒となり、スペースノイドの悲願である独立と自由のために戦うことができる。これは、栄誉である!必ずや諸君らの手で、我がジオンの、いや、全スペースノイドの未来のために、連邦を打倒してほしい!諸君の活躍に期待している!ジークジオン!」
以下略



11: ◆tK49UmHkqg[sage]
2013/09/15(日) 02:35:19.57 ID:rUu3+dw5o
 「気を付け!」

食堂内にそう叫ぶ号令が響いた。反射的に、俺たちは立ち上がって背筋を正す。食堂には、例の勲章いっぱいの将校が、小隊長達を従えて入ってきた。

「諸君。今日の訓練はご苦労であった。諸君らは、故郷ジオンより選ばれた、若き精鋭部隊である。私は、残念ながら適性がなく、モビルスーツに搭乗することはかなわず、今もこうして後方の訓練所の人事などを担当している。だが、諸君らは、最新鋭の兵器に搭乗し、憎き連邦への先鋒となり、スペースノイドの悲願である独立と自由のために戦うことができる。これは、栄誉である!必ずや諸君らの手で、我がジオンの、いや、全スペースノイドの未来のために、連邦を打倒してほしい!諸君の活躍に期待している!ジークジオン!」
以下略



12: ◆tK49UmHkqg[sage]
2013/09/15(日) 02:36:33.79 ID:rUu3+dw5o




 それから、一週間は休まず訓練が続いた。この営舎へやってきて十日目。
以下略



13: ◆tK49UmHkqg[sage]
2013/09/15(日) 02:37:08.25 ID:rUu3+dw5o

「なんだ、オーランド曹長?貴様、堅いな。マジメか?」

そのすぐ隣には、ウリエラの隊の小隊長で、この学徒部隊を率いる中隊長も兼任のクレイグ・ハック少佐までが居た。

以下略



14: ◆tK49UmHkqg[sage]
2013/09/15(日) 02:37:51.33 ID:rUu3+dw5o

「あちょー!」

ふざけているのか本気なのか、キリはそんなことを叫びながらオスカーの脇腹に蹴りを入れ、ひるんだその隙にカイルから引き離してもう2発、鋭く腹と胸を蹴り上げて床に吹き飛ばした。一瞬、何が起こったのか理解できていなかったカイルの方を向き直ったキリは、腰を落とした体勢から全身のバネを使って低い体勢のまま、カイルの腹に拳を突き出した。キリの拳がカイルの腹にめり込んで、カイルは崩れるようにその場に倒れ込んだ。

以下略



15: ◆tK49UmHkqg[sage]
2013/09/15(日) 02:38:23.46 ID:rUu3+dw5o

「あ、そうだ!トランプ持ってるんだけど、みんなでやらない?」

俺の気も知らないで、ウリエラがそんなことを言いだした。

以下略



16: ◆tK49UmHkqg[sage]
2013/09/15(日) 02:39:07.47 ID:rUu3+dw5o


「うわっ!わわわっ!」

「エリック、大丈夫?!」
以下略



17: ◆tK49UmHkqg[sage]
2013/09/15(日) 02:39:40.96 ID:rUu3+dw5o

「帰還待て、バッハ隊!」

教官の慌てたような声が響いた。

以下略



18: ◆tK49UmHkqg[sage]
2013/09/15(日) 02:40:21.52 ID:rUu3+dw5o

 俺はマシンガンの照準を合わせた。引き金に指を掛けた瞬間、連邦機が右へ逸れて行くイメージが脳裏に沸く。ほとんど無意識に、俺は照準を右にズラしていた。引き金を引いて伸びて行った曳光弾に連邦機が重なって弾ける。当てた!

<アレク、もう一機をお願い!>

以下略



19: ◆tK49UmHkqg[saga]
2013/09/15(日) 02:41:04.93 ID:rUu3+dw5o

今日はこの辺りまでで。

途中、連投しちゃいました、すみません。



20:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/15(日) 09:20:12.56 ID:vuD5eVE/o
乙です


21:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/15(日) 18:11:42.03 ID:CBOftBkho

これはおもしろい


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