過去ログ - 苗木「彼女との再会」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/01(月) 23:05:19.66 ID:9VvkdQfu0
・小説形式です、長さは分かりにくいかもしれませんが約45000文字です
・希望ヶ峰学園入学当日の苗木君と舞園さんの話で、台詞も二人のみの構成になってます
・言及する必要はないかもしれませんが、一応平和な世界観設定です(江ノ島がただの超高校級のギャルだったりと)
・基本的に原作の設定を使用していますが、都合上変更したり新しく追加している点もあります
・キャラの性格や口調、文章自体におかしな所が見受けられるかもしれません

 この板での書き込みは初めてで見苦しい所があるかもしれませんが、よろしくお願いします







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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/01(月) 23:16:17.90 ID:9VvkdQfu0

「んーっ……」

 カーテンの隙間から漏れた日差しを受けて目を覚まし、横になったまま寝起きの身体をぐーっ
と大きく伸ばす。続いてゆっくりと起き上がると、僕は目をぱちぱちと何度か瞬かせた。昨夜は
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/01(月) 23:37:03.93 ID:9VvkdQfu0
________________________________________________________________________________


希望ヶ峰学園、入学式当日。時刻は朝の7時40分――僕は新入生の集合場所である玄関ホールに向かって、すたすたと足を運ばせていた。

以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/01(月) 23:58:09.99 ID:9VvkdQfu0
(もう何人か来てる……かな?)

 二十分前なんだし、誰かしら来ていても何らおかしくはない。僕以外の新入生がどんな人達なのかは、前日にも改めて調べ直したけど……いざ本人達と対面する事を考えると、やっぱりどうしても緊張するな。……あの人だって、いる訳だし。

「舞園……さん」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/02(火) 00:06:22.68 ID:JOjBTq8e0
取り敢えず三レス載せてみたけどめちゃくちゃ読みにくいですね
wordと色々違うから当然なんだろうけど……先にどうやったら見やすくなるか考えた方がいいかなあこれ


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/02(火) 00:27:28.58 ID:iWXghkQ70
読みにくいけど期待


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/02(火) 06:50:22.35 ID:CjQaV8xIo
ちょくちょく改行入れて一行開くようにしてみたら?


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/02(火) 23:02:20.71 ID:JOjBTq8e0
ありがとう御座います
他の方の作品を参考に、適度に改行を入れてみようと思います


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/02(火) 23:57:35.53 ID:JOjBTq8eo
(……よしっ)

僕は一旦立ち止まり、両手でぱんっと頬を叩いて気を引き締めた。それから再び歩き始める。
曲がり角が近づくにつれて、ホールの方から微かに話し声が聞こえ始めてきた。
この先を曲がって更に進んでいけば、超高校級の生徒の皆が僕を待っている。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 00:24:04.60 ID:dm2TomSio
「あの……大丈夫、ですか?」

そしてその足音は僕の前でぴたりと止まり、今度は心配そうな声が頭上から降りかかる。
……どうやら、やっぱり誰かに見られていたみたいだ。恥ずかしさにたまらなく頬が熱くなる。
でもこの可愛らしい声、僕には随分と聞き覚えが――。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 00:37:42.51 ID:dm2TomSio

(それにしても、ほんと綺麗だな……)

舞園さんと向かい合い、目の前でじっくりとその姿を視認する。
くりっとした大きな目に、すっと鼻筋が通った端整な顔立ち。スカートから伸びるむちむちとした長い脚が魅せる、抜群のプロポーション。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 01:05:00.10 ID:dm2TomSio

「あ、あの、舞園さん。もしかして僕の事、覚えてくれてたの……?」

気になって仕方がなく、内心期待をしながらそう尋ねる。すると舞園さんは『うんっ!』と、飛び切りの笑顔で頷いてくれた。

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 01:32:05.10 ID:dm2TomSio

「それにしても、まさかこんな所で苗木君と再会出来るなんて、思ってもいませんでした! あの……ここにいるって事は、苗木君も新入生の一人なんですよね?」
「うん。と言っても、僕が入学出来たのはただの運なんだけどね……」
「運……?」
「えっと……『超高校級の幸運』って言って、全国にいる普通の学生の中から、抽選で一人だけ選ばれる枠があるみたいなんだ。それに僕が選ばれて……っと、これが入学通知なんだけど」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 01:47:46.95 ID:dm2TomSio

「あ、ありがとう。舞園さんにそこまで言ってもらえるなんて光栄だよ」
「ふふ、私の方こそありがとう御座います。苗木君がいてくれて本当に心強いです」

舞園さんは心底嬉しそうに、僕へと笑いかけてくれる。この笑顔が自分の力で起こせてるんだと思うと、たまらなく嬉しい。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 01:50:26.40 ID:dm2TomSio
キリがいいのでここまでにしておきます
大分読み易くなったとは思うけどどうも時間がかかる……そして慣れない


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 22:31:19.28 ID:dm2TomSio

「それにしても、本当にすごかったですね。まさか敷地内にショッピングセンターまであるなんて、思ってもいませんでした」
「政府公認の施設、って言うだけあるよね……感動せずにはいられなかったよ」
希望ヶ峰学園の南地区に建てられてある、全生徒が利用する大規模な寄宿舎。僕はその建物内を自分の部屋に向かって、舞園さんと肩を並べて歩いていた。

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 22:32:51.21 ID:dm2TomSio

「っと、ここだね」

やがて一つの部屋の前に辿り着き、一緒に足を止める。ドアには『苗木 誠』と書かれたネームプレートが飾られていて、すぐ側の壁には来客用に備えつけられたインターホン。
ここが、これから僕が日常生活を送る場所になるんだ。初めての寄宿舎生活……実家とは色々勝手が違うけど、早めに馴染めるといいな。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 22:34:23.69 ID:dm2TomSio

「わあ……広いですね!」

部屋の中央で立ち止まり、中を見渡しながら嘆声を漏らす舞園さん。隣に立つ僕も同じように、ただただ感心するしかなかった。
――寄宿舎の部屋の中は、一人用だとはとても思えない程の広さを有していた。実家の部屋の二倍はある気が……いや、下手したらそれ以上かもしれない。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 22:37:11.47 ID:dm2TomSio

そんな風に内心ほわほわと気分を浮き立たせながら、僕達は次に作業机の方へと移動した。
つやつやした表面を撫でてみると、触り心地の良さが掌に伝わる。

「ベッドもそうですけど、この机も大きいですよね。一人用だとは思えません」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 22:39:56.84 ID:dm2TomSio

だけど見るだけで何かを言い出す訳でもなく、僕達はすぐ近くにある収納棚の方へと足を進ませた。
とは言え棚自体にこれといった特徴はなく、僕達の関心は自然と上に乗せられている制服などに向けられる。

「これが希望ヶ峰学園の制服だね。ブレザーなんだ」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/03(水) 22:41:52.73 ID:dm2TomSio

とまあ、それはさておき。これで部屋の中はあらかた見て回った。今からは――

「えっと……じゃあ、そろそろ話の続きに移ろっか?」
「はい!」
以下略



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