過去ログ - 睦月「私は最強だー!」 上城睦月「艦娘?」
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1: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:35:59.88 ID:AIL+S8LD0


初めに

このSSは、ライダーと艦これのコラボSSであり、同時にアニメ版艦これ12話の補完SSです。

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の続きになります。



・アニメ版艦これがお好きな方
・アニメ版艦これ制作に関わった方
・二次創作が嫌いな方

これらの条件に該当する方にとっては不快な記述が含まれる可能性がありますので、閲覧の際にはくれぐれもご注意ください。
言うまでもありませんが、このお話はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ございません。

いつもどおり、書き溜めたものを投下していきます。量が多いのでその分遅くなります。
また、今回は無駄に長い上、最後なのでど派手にはっちゃけてます。
キャラ崩壊・改変、複数のオリキャラも出てきますので、その点もご注意ください。


前作

祥鳳「私が轟沈・・・?」 剣崎「ウゾダドンドコドーン!!」
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弦太朗「俺は全ての艦娘と友達になる男、如月弦太朗だ!!」
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比叡「カレーができました!」橘さん「これ食ってもいいかな?」
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SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:36:57.09 ID:AIL+S8LD0


「吹雪ちゃん・・・、夕立ちゃん・・・!」

白い吐息をあげ、短髪の少女が雨の中の街を走っていた。ずぶ濡れであちこちに擦り傷が見られる。だが悲しきかな、この都会で彼女を気にするものは誰ひとりいなかった。寧ろ、異物として白い目を向けていた。
以下略



3: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:39:46.38 ID:AIL+S8LD0


少女に何かしらのっぴきならない事情があると判断した二人は、とりあえず彼女を望美の部屋に連れて行くことにした。

望美が服を着替えさせてシャワーを浴びるように言った。セーラー服は洗濯機にかけた後、今は乾燥機の中で回転していた。
以下略



4: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:41:19.72 ID:AIL+S8LD0


深海棲艦との決死の戦いを終えた吹雪達。彼女達を鎮守府基地内で出迎えたのは、兵士達の無機質な視線と黒い銃口だった。

「な・・・、どっ、どういうことなんですか提督!!」
以下略



5: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:42:17.46 ID:AIL+S8LD0

「考えてもみたまえ。なぜ、君たちは『在りし日の記憶』なんて持っているのかな? なぜ、見た目がふつうの女の子なのにも関わらず、身体が異様に頑丈なのかな?」

確かに変だった。どこかのアニメみたいなバリアがあるわけでもないのに、深海棲艦の弾丸が命中しても多少の傷程度で済んでいた。

以下略



6: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:43:19.23 ID:AIL+S8LD0

「さて・・・、次はどんな任務を与えようかな?」

「おのれ・・・、提督・・・。貴様ぁっ・・・!!」

以下略



7: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:44:50.26 ID:JrWdd+YU0

艤装を付けて海へと逃げ出す彼女たちを、どこからか現れた深海棲艦や兵士達が追いかけてきた。

銃弾を放ち、砲弾を撃ち込み、彼女たちを追い詰めようとする。外れた銃弾が艦娘達の学び舎を砕き、破片が飛び散る。

以下略



8: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:46:05.21 ID:JrWdd+YU0




睦月は、震えながら事情をなんとか説明した。艦娘のことや、これまでの戦いのことなども、大まかに。
以下略



9: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:47:08.10 ID:JrWdd+YU0


気がつくと、レンゲルのベルトは腹部に勝手に装着されていた。だが、邪悪な意思が彼を操ることはなかった。

上城睦月の意思が闇を乗り越えるほど強くなったのか、カテゴリーAがその言葉通り従っているのかは彼にもわからない。だが、戦う力を得た以上、自分がやるべきことは一つだ。
以下略



10: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:48:05.68 ID:JrWdd+YU0


望美のマンションを出ると、道路には緑色のバイクが待っていた。レンゲルの愛車・グリーンクローバーだ。この緑色のバイクも、戦いを予期して自ら駆けつけて来たのだろう。上城睦月は愛おしそうに愛車を優しく摩った。

そして、上城睦月は両腕でXの字を作りながら顔を覆うようなポーズを取り、ベルトのバックルを引っ張った。
以下略



11: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:50:54.64 ID:JrWdd+YU0

東京湾へと走り出したレンゲル。

とりあえず睦月が上陸した港まで行き、進路を確認することにした。

以下略



12: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:51:27.33 ID:JrWdd+YU0

まずい。レンゲルが焦りだしたその時だった。

何処からか、光の矢が放たれ、深海棲艦の目に命中した。

以下略



13: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:52:57.07 ID:JrWdd+YU0

フロートの力で海を渡ったレンゲルと睦月は、数時間の飛行の後、鎮守府のある港まで到着した。早速戦いになるかと思いきや、港は不気味なほど静かだった。

レンゲルはカテゴリーQのカードを使い、ラウザーのチャージをしておいた。これでしばらくは保つだろう。

以下略



14: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:53:45.37 ID:JrWdd+YU0

その後、二人は鎮守府の中心部へと歩いた。そこはまるで閉園後のテーマパークのように静かだった。甘味処や食事亭は看板を開いたままだが、中には誰ひとりいない。電灯には灯りこそ点っているが、その下に照らされる者は誰ひとりとしていなかった。

しばらく歩いていると、気味の悪い機械音が聞こえた。その方向に向かって走り出した睦月と上城睦月は、信じられない光景を見た。

以下略



15: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 18:54:32.55 ID:sBYPBEUC0


レンゲルと睦月が駆けつけた場所は、先程の港だった。静かな波止場には、一人の軍服を着た男がいた。

「貴方は、提督・・・!?」
以下略



16: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 19:00:02.20 ID:sBYPBEUC0


その頃、タナカ提督が統括する鎮守府とは別の場所にある第二鎮守府。

暗い地下牢目指し、三人の少女と、ひとりの男が走っていた。その三人は、祥鳳と如月、そして稲森真由。
以下略



17: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 19:06:36.85 ID:t7UO8a9G0

「ところで祥鳳ちゃん・・・だっけ? その変てこな格好はなんだ・・・?」と仁藤。

「これですか・・・? 了さんに、着てけって言われて・・・」祥鳳は恥ずかしそうに頬を染める。

以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2015/04/09(木) 19:14:06.02 ID:oiSEsXYk0
かっこいいレンゲルだが、仮面ライダー3号ではショッカーの手駒に成り下がってしまっていた...
あの映画、剣ライダーの扱いがひどすぎたな...


19: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 19:17:23.89 ID:JrWdd+YU0

営倉で彼女たちを待っていたのは、兎角悲惨な光景だった。

「これは・・・!?」真由が目を見開く。

以下略



20: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 19:20:01.71 ID:JrWdd+YU0

「こうして最期にお姉ちゃんに会えたから、もういいの・・・。早く逃げて・・・」

「なっ、何を言ってるの・・・?」と祥鳳。

以下略



21: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/09(木) 19:20:40.30 ID:JrWdd+YU0

「そうよ。諦めないで・・・。始まりも終わりも、全て自分自身で決めるものよ・・・!」

真由も横から言う。

以下略



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