過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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31:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/18(火) 22:32:59.48 ID:L8s2Y3nU0
ライダーが突き出した槍に、雪ノ下の体が吹き飛ばされる。

「Final Vent」

え?これってまずいんじゃ……。
以下略



32:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/18(火) 22:33:33.44 ID:L8s2Y3nU0
しかし、由比ヶ浜はなかなかに苦戦しているようだった。

「ほら、やってあげるからこっちに来なさい」

「いいの、かな」
以下略



33:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/18(火) 22:34:14.53 ID:L8s2Y3nU0
「……ちょっとしたウンコよりまずい」

「はぁ!?何よそれっ!ていうかちょっとしたウンコってなんだし……」

そう言って、由比ヶ浜もそれを口に運ぶ。
以下略



34:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 21:59:15.87 ID:lyWeeGpg0
自分に迎合しようとする人間を強く否定する者は少ない。

しかし雪ノ下はそんなことお構いなしだ。味方を作らず、しかもそれでいて、一人で乗り切れ

る能力を持った彼女は、人の痛みなどわからない。いや、わかっても気にしないというのが正
以下略



35:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 22:00:39.76 ID:lyWeeGpg0
出来上がった雪ノ下のクッキーはとてもうまかった。

「もうこれを渡せばいいんじゃねぇの?」

「それじゃ意味ないじゃない。さ、由比ヶ浜さん、やってみて」
以下略



36:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 22:01:57.50 ID:lyWeeGpg0
そして十分後、彼女たちが戻ってきた。

「ほら、由比ヶ浜。食ってみろ」

「ええ?あんだけ言ってたわりにはしょぼくない?形も悪いし色も変だし……」
以下略



37:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 22:35:58.18 ID:lyWeeGpg0
「……あれでよかったのかしら?自分ができるところまで、力をのばすべきだと私は思うけど」

「それは違うだろ。あいつの目的は、うまいクッキーを作ることじゃなくて、相手に喜んでも

らうことだろ?ならこれでいいんだよ」
以下略



38:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 22:36:43.57 ID:lyWeeGpg0
と、その時だ。頭を裂くような高音が俺を襲った。

そして、奉仕部の窓からモンスターが飛び出してきて、雪ノ下を襲った。

「ゆきのんあぶない!」
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39:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 22:37:17.29 ID:lyWeeGpg0
「わかっているわ。由比ヶ浜さん」

「ほえ?どうして私のこと……」

「仮面ライダーナイト。雪ノ下雪乃よ」
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40:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 22:37:44.11 ID:lyWeeGpg0
由比ヶ浜の言葉に従い、俺達は部室へと戻る。

「しかし、驚いたな。由比ヶ浜がライダーなんて……」

「そうね。基本的にライダーは、どうしてもかなえたいと思う人間がなるはずだけど……。あ
以下略



41:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 22:38:13.73 ID:lyWeeGpg0
「ふう……」

今日も長かった。授業が終わっても部活しないといけないとか地獄すぎる。

我ながらよくやっていると思う。
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