過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
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1: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:05:46.24 ID:bjpB9rtg0

注意

・本作は、以前投稿した
春香「ガンプラマイスター?」
の、続編となります。
設定等は全てそちらから引き継いでおりますので、前作を見ていない方は意味分からない事ばかりだと思います。

・スレタイ通り、モバマスメインではありますが、メインばりにがっつり765が絡み、876、315プロ等も絡みます。
なのでそれに嫌悪感を覚える方、モバはモバだけ、765は765だけ、と言ったように考えている方も、読まない方がいいでしょう。

・書き溜めてありますが、メチャクチャ長いです。400字詰め原稿用紙が250ページくらいになるまで書いてます。

・仕事があるので、基本的に日を跨ぐと思います。

・登場キャラクターが、一部ガンダム作品を評価するようなシーンがございますので、
そういった物が嫌いな方もご遠慮いただいた方が無難かもしれません。

注意事項は多いですが、以上の点をお守り頂いた上でお読み頂ければ幸いです。

あと、宜しければ過去作品もよろしくお願いします。

春香「ガンプラマイスター?」

シン「俺は春香のプロデューサーだ」

「眠り姫 the sleeping be@uty」


SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:08:42.85 ID:bjpB9rtg0

 プロローグ

ガンダム・ビルドバトラー。

以下略



3: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:11:16.15 ID:bjpB9rtg0

一筋の光が、宇宙の彼方で光った。
光を放ちながら、高速で近づくその機体。

既にその姿はボロボロだ。背部は回路まで丸見えの状態。デブリにぶつけでもしたのか、頭部も少し破損している。
以下略



4: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:14:19.21 ID:bjpB9rtg0

島村卯月はその日、テレビ収録の仕事を終え、事務所近くの駅で暇を潰していた。

本日は直帰となっていたが、家に帰ってもする事が無いので、事務所へ寄ろうと考えていたのだが、彼女のプロデューサーも今はイタリアに出向いて他のアイドルプロデュースをしている。後数週間は戻ってこない筈だ。

以下略



5: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:15:50.67 ID:bjpB9rtg0

765プロダクション。
卯月にとっては天程にも遠い存在であるその事務所は、卯月の所属する346プロダクションと同じく
アイドル芸能事務所だ。天海春香などのアイドルが、いい例だろう。

以下略



6: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:17:01.81 ID:bjpB9rtg0

「あ、それ知ってます! アムロの乗ってるガンダムですね!」
「ぶぶー。違うよ卯月。これはジェリドとか、ティターンズの乗ってるガンダムMk-Uだから。乗った事がある主人公はカミーユとか位だね」
「てぃたーんず……?」
「まぁ、知らないのは無理ないよね。おじさん、この子見学で」
以下略



7: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:19:23.54 ID:bjpB9rtg0

ガンダムMk-Uは、その背部に装備したビームライフルを構え、それを二射する。

その攻撃を避けるのは、紺色の塗装が施された量産機――EMS-010【ヅダ】だ。

以下略



8: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:21:57.07 ID:bjpB9rtg0

「お待たせ、卯月――卯月?」

 モニタの前で、呆然としている卯月の背を叩くが、反応が無い。
ひらひらと、彼女の眼前で手を振る事で意識を戻すことに成功して、凜が「どうしたの」と問いかける。
以下略



9: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:26:28.95 ID:bjpB9rtg0

 しばし、沈黙があったが、一息ついた所で、凜が続きの言葉を言う。

「卯月。特徴が無いって事は、初心者にも扱いやすい、良い機体って事だよ。女の子だって特徴が無い方がいい子の事が多いし」
「それってつまり無個性って事ですよね!?」
以下略



10: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:28:39.20 ID:bjpB9rtg0

店員にその紙を手渡すと、それを一枚コピーを取り、パソコンに一つ一つ記入がされていく。
そして書き込みの終わったカードを、卯月に手渡した。

「今は新人無料キャンペーン中だからカード作成はタダだな」
以下略



11: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:31:01.13 ID:bjpB9rtg0

 そこで、店の入り口から声が聞こえて、卯月と凜が振り返ると、そこには一人の少女がいた。

頭頂部に二つのリボンを付けた、可愛らしい女の子だった。
学生服を身にまとい、眼鏡と帽子を取り外した彼女は、一直線にガンダム・ビルドバトラーの受付へ。
以下略



12: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:44:39.31 ID:bjpB9rtg0

「ガンダム・ビルドバトラーは、ICカードを用いて記録を残すことが出来る。
逆に言うとカードが無いと遊ぶ事が出来ないから、それを作らないといけない。さっき作ったカードを、筐体端の読み取り口に置いて」
「はい」

以下略



13: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:47:27.77 ID:bjpB9rtg0

「ちなみに、これはHG――1/144キットとMG用の筐体なんだ。
PGやメガサイズみたいな、大きいプラモデルを読み込ませる時は、筐体外にそれ専用のビッグハロがいるから、それで読み込ませる」

「実際にガンダムがあるとしたら、何メートルくらいあるんですか?」
以下略



14: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:49:33.37 ID:bjpB9rtg0

 双方でスタートボタンを押し、ブリーフィングを終了する。
機体がカタパルトデッキに移され、眼前に宇宙空間が広がった所で『出撃をお願いします』と言う音声と画面表示が出て、春香から指示が出る。

『卯月ちゃん。自分の名前と機体名を言いながら、思い切り操縦桿を押し出して、フットペダルを踏み込んでみて』
以下略



15: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 22:51:02.99 ID:bjpB9rtg0

『じゃあ次は少しだけフットペダルを踏み込みながら、操縦桿を動かしてみよう。まずは気持ち少しだけ、フットペダルを踏み込んでみて』
「は、はいっ」
『緊張しなくていいよ。私がいつでも止められるようにしてあげるから』
「はい……お願いしますっ」
以下略



16: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:04:45.39 ID:bjpB9rtg0

『少しだけ、手を離すよ』

 ガンダムがジム・カスタムから手を離し、少しだけ離れた所で、脚部からスラスターが稼働して脚部と頭部の位置を、逆転させた。

以下略



17: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:06:08.00 ID:bjpB9rtg0

 春香の指示を受けて、まずはフットペダルを踏み込みながら、操縦桿を強く前に押し出した。
背部スラスターが稼働し、強く前面に加速した機体の衝撃を受けながらも、卯月はどこか面白いと感じて、今度は右の操縦桿だけを右に動かした。

機体が右斜め前に向けて稼働を開始し、春香のガンダムの元へ帰ってくる。
以下略



18: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:09:15.96 ID:bjpB9rtg0

『はい、スタート!』

 春香の合図に合わせて、卯月がジム・ライフルの引き金を引くと、ほぼタイムラグ無しで引き金が引かれ、銃弾を放つ。

以下略



19: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:11:20.33 ID:bjpB9rtg0

『この状態の時は、カメラが自動的にそっちを向くから、どうやって体を稼働させたらいいかをすぐに確認する事が出来る。

後はロックオンされてる状態だからこの状態でライフルの引き金を引けばそこに向かって銃弾が撃たれるし、

以下略



20: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:12:39.65 ID:bjpB9rtg0

「ううっ!」
『ほらほら、少量は受けても、多量は避ける』
「は、はいっ!」

以下略



21: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/15(土) 23:14:57.45 ID:bjpB9rtg0

 ビームサーベルを構えたガンダムがジム・カスタムに迫り、それを一閃して来るところで、
ジム・カスタムが同じくサーベルを振り込んで鍔迫り合い、ジム・ライフルの銃口を、ガンダムに突き付けて引き金を引いた。

数発が着弾しながら、切り結んだビームサーベルをマウントしたガンダムが頭部バルカンを放ち、ビームライフルを手に取ってその引き金を引いた。
以下略



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