過去ログ - アンパンマン「ばいきんまんはもういない」
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20:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 15:38:13.07 ID:Yu37ZZYbO
ホラーマンは人差し指と中指を立てて、ぼくの方に向けた。


「世界の理は二つあるんですね。もうひとつは誰も死んではいけないということ。
これはアンパンマンも知らないでしょ?」
以下略



21:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 15:39:17.83 ID:Yu37ZZYbO

「いやー、そこが問題なんですねぇ」


ホラーマンは少し言いづらそうに言った。
以下略



22:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 15:40:51.28 ID:Yu37ZZYbO

「どうすれば、ばいきんまんをこの世界に甦らせられるの?」

「それはとても難しいですが、方法は分かってるんですね。
この世界の理を正しく戻せばいいんですホラー」
以下略



23:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 15:42:21.93 ID:Yu37ZZYbO
ホラーマンと一緒に部屋を出ようとした時、突然、ぼくの部屋の扉がノックされた。
こんな朝に人がやってくることはまず無くて、ホラーマンだけでも驚いていたのに、ぼくはますます驚いてしまう。
扉を開けたぼくは、扉を叩いた人物を見て、さらに緊張した。
廊下に立っていたのは、ジャムおじさんだった。

以下略



24:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 15:43:36.00 ID:Yu37ZZYbO
ぼくは驚いてホラーマンの方を振り返った。
ホラーマンはいつものひょうひょうとした様子で、ジャムおじさんのことを見ている。
ぼくにはそれが信じられなかった。


以下略



25:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 15:45:07.59 ID:Yu37ZZYbO

ジャムおじさんは驚いた表情でぼくを見た。
そんなジャムおじさんに、ぼくははっきりと告げた。


以下略



26:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 15:46:13.47 ID:Yu37ZZYbO

静まり返ったぼくの部屋は、急にホラーマンの声で騒がしくなる。


「いやー、えらいっ。アンパンマンもやるときはやるんですね〜すごいですね〜。
以下略



27:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 15:47:33.05 ID:Yu37ZZYbO

ジャムおじさんに教えてもらった通り、北に飛んで二時間ぐらいが経ったころ、代わり映えのしない景色にホラーマンが愚痴をこぼした。


「いや〜、見事に海ばっかり。
以下略



28:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 15:48:43.56 ID:Yu37ZZYbO

「あらまぁ、なんだかおかしなところですね〜」

「うん……」

以下略



29:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 15:50:50.02 ID:Yu37ZZYbO

「あれ、アンパンマン?」


ついに姿が見えるくらいになった時、人影がぼくに声をかけた。
以下略



30:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 15:51:53.75 ID:Yu37ZZYbO

「まさかばいきんまんが……大変でしたね」

「まぁ……元気出せよ」

以下略



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