4: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 21:49:47.70 ID:CYpm3u/s0
◆◇◆◇◆◇◆
ぎゅいーーーん、と最後に愛器をかき鳴らしたタイミングで白色の照明はOFFられて、足元を照らすブルーとパープルの光だけが残った。
演奏も歌もばっちり。ライブ演出もリハ通り。
ただ一つのマイナス点は、アタシの相棒がステージが暗転してからずっとこっちに視線を送ってきていること。
5: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 21:51:45.75 ID:CYpm3u/s0
―――
――
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6: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 21:53:45.58 ID:CYpm3u/s0
また涙目になりそうになっているだりーの瞳にははっきりとした尊敬と信頼の情。
いや、それだけでなく…
「……っ」
7: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 21:55:25.26 ID:CYpm3u/s0
二人は明らかに初対面ではないのに、Pさんはこれ以上ないくらいに狼狽しているように見えた。でもアタシは呑気に、どうしても苦手な相手ってのはいるからなぁ、だなんて考えていた。なんか、その、見た感じちょっとアレな人だしな…。
「あぁ〜♪ この子たちがPくんのアイドルかぁ〜♪」
8: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 21:56:31.35 ID:CYpm3u/s0
―――
――
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「さてと…………あ」
9: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 21:57:48.50 ID:CYpm3u/s0
気付けば直線距離で5mくらいの距離にまで近づいていた。
もちろん無防備に体を晒しているわけじゃない。アタシと二人の間にはセットのスペアか何かが置かれていて、それが丁度いい壁になっていた。もっとも、光があるのは二人の側にだけだったから、よっぽど大胆に物陰から体を出さない限り気付かれることはなさそうに思えたが。
セットの陰に身を隠したまま、左目だけを覗かせると、コンテナケースに腰を下ろしているブ男が正面から見えた。
そして…。
10: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 21:59:39.92 ID:CYpm3u/s0
「んん〜? なに? どしたの〜?」
「んっ…はぁ…はぁ……はぁ…」
11: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 22:00:24.73 ID:CYpm3u/s0
豚の叫び声も聞こえない、照明の付いた正常な空間に戻ったその瞬間、無意識が押し止めてくれていたモノが逆流してきた。
「う゛っ゛!!??」
12: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 22:01:19.60 ID:CYpm3u/s0
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13: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 22:02:28.48 ID:CYpm3u/s0
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14: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2017/02/25(土) 22:03:48.01 ID:CYpm3u/s0
「夏樹ちゃん…? 喉、どうしたの…?」
手を乱暴に払いのけられたPは、それでもアタシに心配そうな目を向けてきている。
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