1: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:17:04.75 ID:3NsOQz0Wo
☆ ご注意 ☆
このスレは、漫画、スクールランブルの登場人物である播磨拳児を主人公とする
魔法少女まどか☆マギカのスレです。
・例によって、設定をかなりいじっております。
・ゲストキャラ(まどマギ、スクラン以外のキャラ)も多数登場予定。
・例によって雰囲気系です。
・以下に前スレとありますが、基本的に当スレの内容とは関わりのないパラレル世界です。
前スレ
孤独の魔法少女グルメ☆マギカ
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前々スレ
魔法少女まどか☆イチロー
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2: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:18:53.56 ID:3NsOQz0Wo
少し遅めの桜が咲く街の昼下がり、彼は彼は散歩がてら近所を見て回っていた。
今年からこの街に住むことになった彼には知らない場所も多い。
3: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:21:04.25 ID:3NsOQz0Wo
サングラス越しのよく目を凝らして見ると本当に猫であった。
今度のは尻尾も大きくない、正真正銘の猫だ。
4: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:23:37.58 ID:3NsOQz0Wo
「……」
彼はそんな猫の目を、見つめ続けた。
5: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:24:12.08 ID:3NsOQz0Wo
6: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:25:52.38 ID:3NsOQz0Wo
夕方、適当に買い物をして家に帰る。
家と言っても彼の家ではない。
7: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:27:05.50 ID:3NsOQz0Wo
「ほら、拳児くんこの街に来てからまだ短いでしょう? 知り合いとこもいないだろうと思って」
「大きなお世話だ」
8: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:28:50.98 ID:3NsOQz0Wo
*
午後六時、約束の店に和子と二人で訪れた播磨は店の中に入る。
9: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:30:05.72 ID:3NsOQz0Wo
「まあ、立ち話もなんだから、早く座りなよ」
「失礼します……」
10: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:32:16.31 ID:3NsOQz0Wo
「おう……。よろしく」
「えへ」
11: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:33:12.15 ID:3NsOQz0Wo
「そうなんだ。ちょっと地元じゃヤンチャしてたって聞いたけど?」
「まあ、中学時代の話ッス……」
12: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:33:53.83 ID:3NsOQz0Wo
不意に詢子と播磨の会話に割り込んできたのは和久だった。
「あン?」
13: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:35:11.95 ID:3NsOQz0Wo
「中学生でも、そういうこと考えるんだよ」
「そうなのか」
14: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:37:21.74 ID:3NsOQz0Wo
その問に詢子が答える。
「やだ、この人久しぶりの外食ではしゃいじゃったのね」
15: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:38:21.80 ID:3NsOQz0Wo
「あれ? 僕は今まで何を」
「パパ、帰ろ」
16: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:39:39.13 ID:3NsOQz0Wo
数日後、播磨は高校にいた。
彼は暴れまわっていた中学時代と決別するために、高校に入ってからはイメージチェンジを
17: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:40:49.82 ID:3NsOQz0Wo
「ああ」
そう言うと男子生徒は去って行った。
18: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:42:04.15 ID:3NsOQz0Wo
学校を出てしばらく歩いていると、不意に目の前で白い者が横切る。
(ん?)
19: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:43:03.74 ID:3NsOQz0Wo
播磨は周囲を見回す。
特に何もない。
20: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:44:37.46 ID:3NsOQz0Wo
「ふえ?」
少女は驚いたように顔を上げた。
21: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/11(日) 19:46:04.06 ID:3NsOQz0Wo
とりあえず移動しようと思ったけれど、腰が抜けている少女は歩くことはできないだろう。
「仕方ない」
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