過去ログ - 明るい魔まマ 魔法少女まどか☆マギカ 〜私の大切な人〜
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1:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc
2011/04/03(日) 01:16:14.11 ID:8GUEOo26o
 杏子「画面の前のアンタ。ちょっと、顔貸してくれる?」
 杏子「このスレは魔法少女まどか☆マギカの二次創作スレだ」
 杏子「といっても、既存の多作品とのクロスSSや変態ほむら等が出てくる百合SSのスレじゃない。一応エロ描写は最後の方にあるらしいが」
 杏子「作者曰く、明るいまどか☆マギカだそうだ」
 杏子「正直、原作レイプなんじゃないかとあたしは思う」
 杏子「だから、今ならまだ引き返せる。そういうのが気に入らないなら今すぐブラウザを閉じるんだね」
 杏子「誰も死なない、ハッピーエンドを目指す。愛と希望の物語だそうだ」

 杏子「……これから始まるSSには原作に登場しない男のオリジナルキャラクターが出てくる」
 杏子「作者曰く、今この解説を読んでるアンタや、まどか☆マギカの各スレ住人、双葉のとしあきや「」といった連中がモデルなんだと」
 杏子「何でも、アンタ達の書き込みを見てて、アンタ達をまどか☆マギカ世界に放り込んだら面白そうだと思ったらしい」
 杏子「あたしの出番は中盤からだから、そいつとの面識はないんだが、かなりの馬鹿野郎らしい」
 杏子「一応、そいつの存在理由だとかもその内説明されるらしい。広げた風呂敷は畳まないとな。二次創作だったら特に」
 杏子「ん? ああ、アンタ達が心配するのは良くわかってるつもりさ」
 杏子「一歩間違えば作者の分身自己投影スーパーキャラが、原作設定をぶち壊してハーレムを作るだけの糞作品になるからな」
 杏子「このSSの作者はそういうの嫌いだから、幻想殺しだとか、超能力だとか、異能の力だとかそういったまどか☆マギカの設定を破壊するような反則技は出さないそうだ」
 杏子「それから大した事もしてないのに、出てくる女全員にやたら好かれてハーレムを作ったりとか、そういうのは絶対にない」

 杏子「まあ、ぶっちゃけエロゲーやギャルゲーみたいなもんだね。こつこつとお目当ての女一人に好かれるように頑張って惚れさせるみたいな」
 杏子「ギャラクシーエンジェルとか、舞-HiMEとか、サクラ大戦とか、これらのゲーム版みたいなもんだと思ってくれ。仲良くなることはあってもハーレムは絶対にない」
 杏子「結構長いしまだ4話までしか出来てないけど、一応完結させるつもりはあるらしいよ。おそらく12話前後のはず」
 杏子「まあ、タダで暇つぶしできるんだから別にいいよね。気に入らきゃブラウザ閉じればいいだけだし」
 杏子「さてと、これで説明は終わりかな。ああ、そうそう。主人公は原作同様、鹿目まどかだそうだ。描写がそんな風に見えなくても、あくまで主役はまどかだ」
 杏子「大事な事だから、2回言わせてもらうよ。アンタ達をモデルにしてる奴は良い言い方をすれば準主役、悪く言えばあたし達が幸せになる為の道具なんだとさ」
 杏子「これで本当に説明は終わり。それじゃ始まるよ。こんな話に付き合ってくれる物好きなアンタは、また中盤であたしと会おうぜ」


2:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:19:54.39 ID:8GUEOo26o
 「――ありがとう」

  ――何もかもが壊れた世界。
  ――そして、たった二人だけ世界に残された少女達。

以下略



3:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:20:25.78 ID:8GUEOo26o
 「あははは、まどかのママは相変わらずだなぁ。あんなママがいて羨ましいよ」
 「親子で恋のお話とか出来るのって素敵ですよね」
 「そ、そうかなぁ」
 「あ!? まどか前!!」
 「……え? きゃ……!?」
以下略



4:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:21:51.00 ID:8GUEOo26o
          ☆

  キーンコーンカーンコーン……。
  一日の授業の終わりを告げるチャイムの音と共に、クラス中が活気づく。
  男子生徒達と女子生徒達は、それぞれ気の合う友人たちと共に、これからどこに寄ろうかなどとと相談しながら次々に教室を出ていく。
以下略



5:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:22:37.26 ID:8GUEOo26o
 「な、なんなんだ? ここは一体?」
  余りに突然の状況の変化に戸惑っていると、巴マミがまどかとさやかの二人を連れて異空間を進み始める。
 「あ!? とにかく追いかけてみるか……」
  芳文は慌てて女の子達の後を追う。
 (こんな訳のわからない状況であの子達は何をしようとしているんだ? ……それとも、俺みたいに巻き込まれたんだろうか?)
以下略



6:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:23:29.22 ID:8GUEOo26o
 「くっそおぉぉぉぉっ!! 間に合えぇぇぇぇっ!!」
  不意にガシッと肩を掴まれて、宙を舞うまどか。
  バスッ!! 壁に突き刺さった肉の槍が壁を一瞬でドロドロに溶かして、そのまま地面へと落ちて地面を溶かしながら沈んでいく。
  ズザザザ……。
 「大丈夫!?」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2011/04/03(日) 01:23:30.16 ID:cjhrjZcso
ふぁいと


8:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:24:24.68 ID:8GUEOo26o
          ☆

 「……ふーむ。魔女と戦う魔法少女、か」
  マミから事情を聞いた芳文は腕を組みながらそう呟く。
 「つまり、巴さんが今までずっとこの街を守ってきた魔法少女で、まどかちゃんとさやかちゃんは魔法少女になれる素質がある女の子で、現在は魔法少女の研修中って所かな」
以下略



9:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:25:11.11 ID:8GUEOo26o
          ☆

 「……それで、君達は毎日人々に仇なす魔女や使い魔を探して、倒して回ってるって訳か」
 「ええ、そうよ」
 「誰にも知られる事なく、感謝されることもなくずっと?」
以下略



10:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:25:43.63 ID:8GUEOo26o
          ☆

  ――魔法少女と魔女との戦いを目撃してから数日後。

  夕焼けの中、芳文は一人街中を当てもなくふらふらと歩いていた。
以下略



11:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:26:49.09 ID:8GUEOo26o
 「マミ!! 魔女が孵化したよ!!」
 「オッケー!! 今日は速攻で片づけるわよ!!」
  孵化して足の長いイスの上に、ちょこんと乗った愛らしいぬいぐるみのような姿の魔女。
  マミはイスの足を顕現させたマスケット銃で叩き折り、魔女を落下させると、落ちてきた魔女を銃で殴り飛ばす。
  壁にぶつかって足元に転がった魔女を踏みつけ銃弾を叩きこみ、撃ち込んだ銃弾から伸ばした魔法の糸で魔女を天高く拘束し、マミは巨大なマスケット銃を顕現させる。
以下略



12:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:27:21.28 ID:8GUEOo26o
  グオォォォォォォォォォォォォォォォン!!
  突然、芳文を喰った魔女が苦しそうな顔をして、ぺっと何かを吐き出す。
 「ってぇー!! や、やばかった……」
  地面に背中から叩きつけられ、芳文は痛みに顔をしかめながら立ち上がる。
 「社君!?」
以下略



13:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:29:02.31 ID:8GUEOo26o
第1話 「……本当に……いいの?」
おわり



14:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:29:55.84 ID:8GUEOo26o
  第2話 「私、死にたくない……」

  ――どこまでも続く闇の中を疾走するひとつの人影。
  まるで、見る者すべてを吸い込んでしまいそうな、深くて暗い闇の中を疾走する影。
  ――黒衣の少女は深淵の闇の奥で、異形の影と対峙する。
以下略



15:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:30:34.67 ID:8GUEOo26o
          ☆

  ギッギッ……。

 「……社君?」
以下略



16:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:31:51.28 ID:8GUEOo26o
          ☆

 「……それで、社先輩はさっきまで職員室に連行されたってわけですか」
 「そうなんだよ。俺、別に悪い事してないのに」
 「いや、あなた十分酷い事してるから」
以下略



17:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:33:22.87 ID:8GUEOo26o
          ☆

  ――街中を歩き続けて一時間ほど経った頃、繁華街の路地裏にて。

 「!? ソウルジェムに反応が出たわ!!
以下略



18:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:34:50.11 ID:8GUEOo26o
 「うん。やっぱり女の子は笑顔が一番だ」
 「で、先輩はいつまであたしの頭を撫でてるのかな」
 「……ああ、ごめん。気を悪くしたなら謝るよ」
  芳文は慌ててさやかの頭から手をどかして謝る。
 「いや、別にいいんだけど。なんていうか、子供扱いされてるみたいでさ」
以下略



19:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:36:02.21 ID:8GUEOo26o
          ☆

 「……帰るか」
  マミとさやかの姿が見えなくなった頃、残された芳文はそう呟いて歩き出す。
 (……巴さん、まどかちゃんの事を淫獣に聞いた時、寂しそうな顔してたな)
以下略



20:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:38:16.42 ID:8GUEOo26o
 「やっと笑ってくれたね」
 「え?」
 「女の子は泣いてる顔よりも笑顔の方がかわいいよ」
 「……」
  かっとまどかの顔が赤くなる。
以下略



21:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[sage]
2011/04/03(日) 01:39:05.76 ID:8GUEOo26o
 「あ、あああ……」
  まどかががたがたと震えだす。先日の恐怖がまだ抜けていないのか、まどかは顔面蒼白になっている。
 「大丈夫。何とか俺達の居場所は巴さんに伝えたから。すぐに巴さんが来るからね」
  怯えるまどかを安心させようと、優しく話しかけたその時、周囲の物陰から黄緑色の毛玉が複数現れた。
 「使い魔か!! くそ!! こんな時に!!」
以下略



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