モバP「サキュバスアイドル水本ゆかり」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/08/21(日) 23:59:51.22 ID:FI3vVgJLO
「Pさん……♡」



目覚めたその瞬間から、今自分が見ている光景は夢だと思った。
目覚めたのに『夢』だなんて表現はおかしいかもしれないが……けれど、そうとしか思えなかった。

「Pさん……うふふ、面白い顔♪ まだ、寝ぼけているんですか? いつかの私のように」

「……俺は、寝ぼけているのか?」

「さあ、どうでしょう? でも、どちらでもいいじゃありませんか」

ここは、事務所の一室。外は暗く、すでに夜になっていることがわかる。

そして……ソファーで寝ていた俺の身体の上に、ひとりの少女がまたがっている。
艶めかしい息遣いは静かに荒々しく、舌なめずりをする顔つきは普段の彼女とは程遠く。

「はーっ♡ はーっ♡ やっと……やっと、あなたを味見できます。ずーっと、我慢していたんですよ?」

なにより、彼女の頭から生えた2本の山羊のような角と、背中から伸びる漆黒の翼が……彼女が、俺の知る清純令嬢ではないということをまざまざと見せつけていた。



2:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:00:56.75 ID:LkPzUyazO
「君は……誰なんだ」

「ゆかりですよ? あなたが情熱的なスカウトをして、あなたがプロデュースをしている水本ゆかり。忘れちゃいましたか?」

「……忘れるわけないだろう。毎日顔を合わせているんだから」
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:01:54.56 ID:LkPzUyazO
「かわいいと思いませんか?」

尻尾を手に取り、自慢げに見せつけてくる。年相応の柔和な笑顔は、皮肉にも今まで何度も目にした彼女の姿と重なるもので。

「先端が濡れているのは……先ほどからずっと、こっそり自慰をしていたからですよ♪ Pさんの寝顔を前にして、興奮してしまいました♡」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:03:18.81 ID:LkPzUyazO
「ふふっ……あぁ、少し汗臭い。でも好きです、この匂い♡ Pさんの男の匂い♡」

すんすんと鼻を鳴らしながら、細く美しい指で俺の胸板をなぞる彼女。
その瞬間、俺の身体は電流が流れたかのような刺激に襲われる。

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:04:00.88 ID:LkPzUyazO
「Pさん、予想以上に冷静だから……そういうところが愛しいのは事実ですけれど。もっと、バカになってしまってください」

カチャカチャと、ベルトを外す音。
先ほどと同じ手際の良さで、ついにズボンまでおろされてしまった。

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:05:59.67 ID:LkPzUyazO
「うふ……あはは♪ おちんちん、とっても苦しそう……今、邪魔な布を外してあげますね♡」

優しい手つきで、最後の砦が取り払われる。
モノと布が擦れるくすぐったさで、どうにかなってしまいそうだった。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:06:44.30 ID:LkPzUyazO
「ゆびぃ、いっぽんっ、にほんっ、ああっ……ううん、まだ入っちゃいます♡」

ぐちゅぐちゅに抜き差ししていた右手の指をいったん抜くゆかり。その瞬間にも、彼女はだらしなく口を開けて喘ぎ声を漏らす。

「うふふ♡ はーっ♡ はーっ♡ 入れちゃいますよ……Pさんのおちんちんの匂い嗅ぎながら、ぶっとい尻尾入れちゃいます♡ あぁ、私、どうなってしまうのでしょう♪」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:08:23.92 ID:LkPzUyazO
「ダメ、ダメですよっ♪ Pさんはみているだけ……わらひのおなにー、みているだけしかゆるしませんからぁっ」

それでも俺が何もしていないのは、身体を縛る不思議な力で動けないようになっているからだ。これも、サキュバスの能力なのだろうか。

「イクっ、いきましゅっ! おちんちんの匂いをオカズにぶっとい尻尾でいっちゃいましゅううううう!!」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:09:38.88 ID:LkPzUyazO
まともに何かを言えるのは、これが最後。
たとえ無駄だとわかっていても、言えるだけのことは言っておこう。

「……ゆかり」

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:10:27.22 ID:LkPzUyazO
「ええと、ええと。おちんちんも、おまんこも言ってはダメ……そうなると」

俺はさっき、彼女はゆかりであってゆかりでないと考えた。
今まで接してきた彼女は仮面をかぶった姿で、今夜本性を現したのだと。
だが――
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:11:33.46 ID:LkPzUyazO
「なあ、ゆかり」

「はい?」

「さっき、サキュバスは精を吸わなくても生きていけると言ったな」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:12:41.89 ID:LkPzUyazO
「……なら、見せてあげます」

「え?」

身体が動かない。また、金縛りを受けてしまった。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:13:20.46 ID:LkPzUyazO
「ちゅっ……んっ……じゅる♪」

柔らかく温かいゆかりの口が、俺のモノを優しく包み込む。
押し寄せる快感の波に、再び理性が吹き飛びそうになってしまう。
止めようにも、金縛りを受けた俺にはどうすることもできず。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:14:00.78 ID:LkPzUyazO
「ゆ、ゆかり、俺もう……!」

「じゅるっ……ん、らひひゃいまふか? いいれふよぉ、いっぱいくらはい♡」

モノを抜こうとするも、ゆかりはそうはさせまいとピストン運動をさらに激しくしてきた。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:14:47.86 ID:LkPzUyazO

「Pさん……気持ちよかったですか?」

「………あぁ」

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:15:36.32 ID:LkPzUyazO
「俺は、水本ゆかりのプロデューサーだ。フェラまでさせておいて何言ってるんだって話だけど……最後の一線だけは、守らないといけない」

本当に、ぎりぎりのぎりぎり。最後の最後の一線にすぎないけれど。
そこを守るという意地があれば、俺はまだ、彼女のプロデューサーでいられると思った。

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:16:24.12 ID:LkPzUyazO
ちゅんちゅん  ちゅんちゅん


「………ん、あ」

以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:16:52.86 ID:LkPzUyazO
事務所へ着いて、朝の会議のための資料の確認をする。
そうしているうちに、俺の担当アイドルがやってきた。

「おはようございます、Pさん」

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:17:38.94 ID:LkPzUyazO
「次に見る夢……楽しみにしていてくださいね♪」

「………え?」

耳打ちされた言葉の内容に、俺は固まるしかなかった。
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:18:07.87 ID:LkPzUyazO
こうして。
サキュバスアイドル水本ゆかりと、プロデューサーである俺の戦いが始まったのだった。


おしまい
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 00:18:57.47 ID:LkPzUyazO
おわりです。読んでくださった人に感謝を
エッチで純粋なサキュバスゆかりが書きたかった。それだけです。


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