キョン「お詫びに足を舐めてやるよ」佐々木「全然懲りてないみたいだね」
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1:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:15:51.50 ID:qbbaPnCn0
その日、めくるめく三連休初日を迎えた俺は自宅に引き篭もって怠惰を貪っていた。
せっかくの連休なのに何をしてるかって?
見ての通り休んでいるのさ。休日なのだから。

休みの日に休んで何が悪い。とことん休む。
出かけるのもいいがそれで疲れてしまっては本末転倒だ。わざわざ転びにいくつもりはない。

とはいえ、価値観は人それぞれだ。
好きに三連休を消化すれば良いさ。
他人に自分の考えを押し付けるつもりは毛頭ないが、世の中にはそうした公衆道徳を無視する輩も存在する。もちろん、ハルヒのことだ。

キョン「ええい、しつこい奴め」

さっきから携帯の着信音が鳴り止まない。
リダイヤルしまくっているようだが、気にしない。電源を切った。なにせ外は暑い。熱々だ。

こんな日に外に出るなど馬鹿げている。
それに果報は寝て待てと言うだろう?
別段、何かしら期待していたわけではなく、ましてや約束を取り交わしたわけでもなく、文字通り寝て待つ俺のもとへ、果報がやって来た。

佐々木「やあ、キョン。遊びに来たよ」

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2:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:22:53.87 ID:qbbaPnCn0
やって来たのはネギを背負ったカモではなく、佐々木だった。意外な来客に少々面食らう。
まあ、いいさ。俺たちはわりと気安い仲だ。
事前連絡なしでの来訪を咎めるつもりはない。

一応、佐々木について説明すると中学時代の同級生であり、性別は女だったりする。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:25:06.81 ID:qbbaPnCn0
キョン「それは残念だな。なんなら台所からネギを持ってきてやってもいいぞ」

佐々木「その好意は有り難いけれどここはネギよりも冷えた麦茶を所望するよ。いや、切望と言ってもいい。もう僕は喉がカラカラなんだ」

涼しげな口調とは裏腹に水分を要求してきた。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:27:50.98 ID:qbbaPnCn0
佐々木「最近、涼宮さんとはどうだい?」

佐々木を自室に招き、要望に応えてキンキンに冷えた麦茶を提供してやったところ、それをひと息に飲み干して、そんな質問をしてきた。

同時に突き出された空のコップに新たな麦茶を補充してやりつつ、俺は質問に答える。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:29:59.77 ID:qbbaPnCn0
あれは先週のことだったか。
いつも通り、部室で意味不明な部活動に興じていた我らSOS団一同だったのだが、その日は輪にかけて壊滅的な内容の活動を行なっていた。

ハルヒ「みくるちゃんがおしっこを漏らすまで脇の下をくすぐるわ!」

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:31:54.07 ID:qbbaPnCn0
みくる「うぅ……酷いですぅ」

ハルヒ「でも気持ち良かったでしょ?」

みくる「はぃ……ちょっとだけ」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:33:33.04 ID:qbbaPnCn0
鶴屋さん「やっぽー! 遊びにきたにょろ! って、どうしたんだいっ! この状況は!?」

俺が懸命に長門の脇をくすぐっていると、鶴屋さんが乱入してきた。状況に慄き、絶叫した。
しかしながら、持ち前の順応性の高さを遺憾なく発揮して、即座に自らの役割を見つけ出す。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:35:05.01 ID:qbbaPnCn0
古泉「んっふ。お困りですか?」

キョン「困ってないから帰ってくれ」

何やら助言したそうな古泉を追い払う。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:35:55.81 ID:qbbaPnCn0
古泉「ふぅ……少々、達してしまいました」

キョン「いちいち言わなくていい」

古泉「甘美な快楽のお礼に、くすぐりの秘訣をお教えしましょう」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:37:37.19 ID:qbbaPnCn0
キョン「長門、靴下を脱いでくれ」

古泉の策に乗るのは少々癪ではあったものの、背に腹は代えられない。足裏を攻めてみよう。
しかし、ここで長門が予想外の反応を示した。

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:40:15.52 ID:qbbaPnCn0
長門「……つま先を噛まないで」

キョン「無茶言うなよ」

長門「……謝って」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:42:01.19 ID:qbbaPnCn0
鶴屋さん「ふわぁ〜! キョンくんってば、すっごく舐めるの上手だねっ!」

キョン「お褒めに預かり光栄です」

俺の舌技を絶賛する鶴屋さん。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:43:54.15 ID:qbbaPnCn0
キョン「とまあ、こんなことがあったわけだ」

近況を語り終えて、ひと息つく。
我ながら、支離滅裂な物語だったとは思う。
しかしながら、これが現実だった。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:45:13.03 ID:qbbaPnCn0
佐々木「やれやれ。もう少し君には自制心があると思っていたのに、失望させないでくれ」

キョン「面目ない」

知らないうちに、失望されてしまったらしい。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:47:13.04 ID:qbbaPnCn0
キョン「なあ、佐々木」

しばらく、気まずい空気を味わった。
佐々木は片頬を膨らませてツンとそっぽを向いている。そんな旧友に、根気よく尋ねてみた。

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:48:53.45 ID:qbbaPnCn0
佐々木「泣いたって駄目だよ」

キョン「ッ……!」

これほど悲壮感を漂わせても効果なし。
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:50:39.45 ID:qbbaPnCn0
佐々木「……は?」

目を丸くして、首を傾げる佐々木。
当然の反応だ。耳を疑っている様子。
俺自身、自分が何を言ってるのかわからない。
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:53:28.98 ID:qbbaPnCn0
キョン「なら、見せて貰おうか」

完全に流れがこちらに傾いた。
特に誘導した覚えはないが、美味しい展開だ。
別に、俺は人の排泄が見たいわけではない。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:56:47.96 ID:qbbaPnCn0
キョン「いま、靴下を脱がせてやるからな」

長門にしてやったように靴下を脱がせる。
違いは脱がせ方だ。長門の時は先端を咥えて引っ張るという乱暴なやり方だったが、佐々木に対しては詫びも兼ねて丁寧に作業した。

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 21:58:37.58 ID:qbbaPnCn0
キョン「じゃあ、いくぞ」

佐々木「ああ、覚悟は出来ている」

何事にも同意は必要不可欠だ。
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage]
2018/07/14(土) 22:00:22.09 ID:qbbaPnCn0
キョン「佐々木、大丈夫か?」

佐々木「はあ……はあ……もう、君ってやつは」

参ったな、やりすぎてしまったらしい。
以下略 AAS



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