過去ログ - 【ゆるゆり】BAR Funamiの日常
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1:名無しNIPPER[sage]
2015/11/09(月) 00:28:10.04 ID:Ms5wpsxYo
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あわただしい都会の町。

めまぐるしく動く社会。

そんな喧騒から逃げるように入った路地に、その店はあります。

BAR Funami……疲れたあなたに癒しを与える、小さいけど温かいバー。

今日はいったい、どんなお客さんが来てくれるのでしょうか。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:28:52.48 ID:Ms5wpsxYo



京子「マスター、いつもの」

以下略



3:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:29:23.12 ID:Ms5wpsxYo
京子「それにしても、どうしてお客が来ないんだろうね。立地も悪くないと思うんだけど」

結衣「京子が新規で来てくれるお客の話に首つっこんだりするから、変な客がいるって噂でもたってるんだよ、どうせ」

京子「そんなわけないだろ〜。それに私が来なくなったら本当にこの店一人も客来なくなっちゃうぞ?」
以下略



4:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:30:24.56 ID:Ms5wpsxYo



ちなつ「お客さんを増やしたい??」

以下略



5:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:31:05.71 ID:Ms5wpsxYo
ちなつ「ま、まあ友達のことは置いといて!! 新規のお客さんを呼び込む方向にシフトしましょうよ!」

あかり「そ、そうだねえ! 何かいいアイデア無いかなあ」


以下略



6:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:32:23.33 ID:Ms5wpsxYo



<人物紹介>

以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:33:07.22 ID:Ms5wpsxYo
【BAR Funamiの日常 〜綾乃編〜:キャラクター紹介】


マスター:結衣

以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:33:34.76 ID:Ms5wpsxYo
――――――
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以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:36:23.13 ID:Ms5wpsxYo
結衣「い、いらっしゃいませ」

「…………」


以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:37:32.38 ID:Ms5wpsxYo
京子が「いつもの」と言ったら牛乳を出すのだが、京子はお酒が飲めないわけじゃない。むしろ好きな方だろう。

お客が来なくて暇なときは、新しいカクテルを作ったりしてよく京子に試してもらっていた。おとといも確か、そうやって京子に何かを作ったのだった。


以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:38:20.42 ID:Ms5wpsxYo
綾乃「おいしい……!」

京子「あ、おいしいってよ。よかったねマスター」


以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:38:55.62 ID:Ms5wpsxYo
意味深な言葉に、どういうことかを皆がそれぞれ推測していると……綾乃は残った分をきゅっと流し込み、立ち上がった。


綾乃「ありがとうございました。おいしかったです」

以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:39:37.21 ID:Ms5wpsxYo



お客が来なくたって、お店は開けなければ。開けないことには、お客様は来てくれない。

以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:40:55.55 ID:Ms5wpsxYo
……バーテンダーとは、無論バーでお酒を作る人である。自分の技量を駆使してお客を楽しませるのが仕事であるが、その技量のうちには「会話術」も含まれる。

お酒を楽しみにきたのか、ひとときの会話を望みに来たのか、はたまた誰にも邪魔されない空間を求めにきたのか……客の来店動機を瞬時に見極め、その人に会ったサービスをするのがプロのバーテンダーというものだ。

お酒がのめなくても、バーテンとの会話が楽しいから通っている……世の中にはそういう人だって少なくない。この職業において、会話術というものはお酒を作ることとほぼ同等に大切なことなのだ。
以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:41:41.67 ID:Ms5wpsxYo
よかったって、どういうことだろう……と思っていると、両の肘をカウンターにのせて頬杖をついた綾乃は、虚空を見つめるようにして話し出した。



綾乃「私……失恋したんです。昨日」
以下略



16:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:42:17.40 ID:Ms5wpsxYo



京子「ほら〜やっぱり私の作戦が上手く行ったんじゃんかー!」

以下略



17:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:42:43.76 ID:Ms5wpsxYo
結衣「あのね、昨日京子がいったやつは、とんでもない冗談なんだよ。そんなくさいセリフ、いまどき誰も使わないよ」

綾乃「うぇっ?///」

結衣「昨日は京子があまりにも普通に使ったから、もしかして……バーで飲むときはそういう挨拶をしなきゃいけないもんだと勘違いしちゃったのかな」
以下略



18:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:43:17.72 ID:Ms5wpsxYo
京子「いやっ、からかうっていうか……違くて……!」あたふた

結衣「何言ってんだよ、完全にからかってたろ」

京子「いやだからこれは、物好きな綾乃がこのお店をもっと好きになってくれるようなプレゼンというかさぁ……!」
以下略



19:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:44:43.93 ID:Ms5wpsxYo
結衣「……で、その後ようやく目を覚まして、もう立つ瀬が無くなって吹っ切れたのか、怒りがどこかへ行っちゃったのか……私が酔いつぶれるまで奢りなさい! って、京子につっかかってたんだ」

京子「大変だったよ……バーなんか来たことないって言ってたのに、結構呑むんだもん綾乃。しかも高いお酒をさ……諭吉がとんでっちゃった」

あかり「ふふ、あかりがいない間に、面白いお客さんが来たんだねえ」
以下略



20:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:45:24.90 ID:Ms5wpsxYo
結衣「おっ、お客様……! 昨晩は申し訳ありません、お願いですから起訴だけは……!」

あかり「きょ、京子ちゃんが変なことしてごめんなさい! でも京子ちゃんは本当は良い人なんです!」

綾乃「な、何言ってるの? 起訴なんかしないわよ。私はお酒を飲むために来たの」
以下略



21:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/09(月) 00:46:00.15 ID:Ms5wpsxYo



【BAR Funamiの日常 〜向日葵編〜 :キャラクター紹介】

以下略



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