自分から誘えない秋月律子が「性行為同意書」に中出し願望を開示してしまう話
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1: ◆yHhcvqAd4.[sage saga]
2021/05/29(土) 23:51:03.48 ID:KwMs2ogN0
こんにちは。前々から書きたいと思っていたネタで一本書けたので投下しに来ました。

【概要】
以前こちらに投下した話(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1605365670/)の続きです。

普通(?)のいちゃラブなので特筆して注意すべきことはありませんが、好みに合わない話だったら御免なさい。

20レスほどお借りします。


2:不埒なアグリーメント 1/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:52:48.34 ID:KwMs2ogN0
 ブラインドの隙間から見える三日月は、刺すような輝きを放っていた。その日の仕事も夜の十時過ぎまで終わらなかった。仕事が遅かったりトラブルがあったりしたからではない。量が多すぎるせいだ。しかも熱意の表れか、あの人は深夜帯まで仕事を続けることにあまり躊躇しない。似たような時間まで劇場にいることが多い私も、人のことは言えないけれど。

 やっぱり、まだ終わらないのかな。劇場の戸締りとセキュリティの設定を済ませて事務室に戻ると、案の定プロデューサーは書類とにらめっこしたままパソコンの前から動かなかった。

「戸締り、終わりましたよ」
以下略 AAS



3:不埒なアグリーメント 2/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:53:39.26 ID:KwMs2ogN0
 キスしたい。頭で思った瞬間には、もう吸い寄せられていた。

 二度、三度と彼の唇を吸った。スキンシップの一歩奥にある、体全体からすれば一パーセントにも満たない器官での触れ合い。ほんの小さな面積で繋がっているだけなのに、頭のてっぺんから爪先まで、興奮が全身を駆け抜ける。もう堪らなくて――

「……律子からしてくれるなんて、珍しいな」
以下略 AAS



4:不埒なアグリーメント 3/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:54:26.63 ID:KwMs2ogN0
「っ……ふ……んぁ……っ」

 換気扇の音が低く唸る個室で、私は声を殺していた。

 自分を慰めると書いて、自慰。
以下略 AAS



5:不埒なアグリーメント 4/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:55:15.10 ID:KwMs2ogN0
 ああ、またやってしまった。みんなの大切な劇場で、こんなに淫らなことをして。気持ちいい思いをしたというのに、飢餓感はますます強くなるばかりだった。

 ブルーになりながら家に帰ってきて、ネットの海をゆらゆらとサーフィンしていたら、ふとあるモノが私の目に留まった。「性行為同意書」という、SNSの一部でバズったネタのようだ。パートナーとのトラブルを避けるため、実際に利用したカップルもいるらしい。わざわざお堅い形式の契約書を模したテンプレートを使用しているが、内容は下品の一言に尽きる。なんせ、タイトルからして「性行為」と何の臆面もなくぶちまけているのだ。

 普段の私なら苛立って即座にブラウザを閉じていたに違いなかった。真面目なトーンで品の無いことを書き連ねている明朝体の文面を見て、頭の中が自責の念と冷めやらぬ興奮でドロドロになっていた私は「ああこれなら……」と直感し、すぐにPCから同じページを開いて、普及型の性行為同意書とされているドキュメントをダウンロードした。ワード形式のファイルを開いて目を通す。
以下略 AAS



6:不埒なアグリーメント 5/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:56:02.08 ID:KwMs2ogN0
 翌日、処理の済んでいない書類に紛れて、あっさりと封筒は彼の手に渡った。取り急ぎ目を通すように念押ししておいたけれど、そこまで催促しなくてもよかったかも、と思った。それも後の祭りだ。

 封筒をプロデューサーに委ねて事務室を出た瞬間から頭が落ち着きを取り戻し始めて、理性が状況予測を始めてしまった。仕事中に何を考えてるんだ、って怒られてしまいそうだ。レッスン用シューズの紐を結ぶ手がもつれた。今日のトレーナーは厳しい人なのだ。今はしっかり気持ちを切り替えないと。

 数時間後、レッスンが終わってシャワーで汗も流し終えた頃、スマホに一通にメッセージが来ていた。事務室へ来るように、とプロデューサーからの呼び出しだ。どうやら、今になってようやくあの封筒の中身に目を通したらしい。外回りの仕事で遅くなる人以外は大体帰っている時間だった。
以下略 AAS



7:不埒なアグリーメント 6/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:56:49.15 ID:KwMs2ogN0
 終わった、ではなく、終わらせた。彼は短くそう言い切った。

「場所は? どこかに行くか、俺の家に来るか」

 プロデューサーの家、という小声のリクエストは、すぐさま承認してもらえた。
以下略 AAS



8:不埒なアグリーメント 7/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:57:37.10 ID:KwMs2ogN0
「じゃあこれで、と言いたい所なんだが、律子、不備があるぞ」
「えっ……どこに?」
「書類下部の乙欄に署名が入ってない。ハンコは押してあるのに」

 ほらここ、と彼が指した先では、ぽっかりとスペースが空いたままだ。書類の不備を目にして半ば無意識にペンを取り出して、秋月律子と署名した。二枚とも抜けがあったらしく、もう一枚にもサインする必要があった。性行為の合意、その成立は、私の手に委ねられている。
以下略 AAS



9:不埒なアグリーメント 8/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:58:29.66 ID:KwMs2ogN0
 長い沈黙が終わり、周辺を警戒しながらエレベーターで彼の住むフロアまで上がる。玄関のドアに差し込まれた鍵が「カチッ」とロックを外した瞬間、いよいよだ、と緊張が走った。緊張? いや、期待かもしれない。

 先に玄関へ通され、背後でドアが閉まると、太い腕が胴体に巻き付いてきた。力強く抱き締められて、心臓が跳ねた。

 もしかしたらって思っていたけれど、鞄を放り投げて早々に始めちゃうのかな。始めちゃうのよね。だって、顎を掴んで唇を奪われたと思ったら、もう舌が入ってきたんだもの。
以下略 AAS



10:不埒なアグリーメント 9/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:59:12.55 ID:KwMs2ogN0
 ショーツを押しのけて、銃口が突き付けられた。

「あ……ああっ! んあぁぁぁっ!!」

 焼けた鉄塊をねじ込まれたような衝撃。入ってきた、って頭が認識した瞬間、逞しさに貫かれて私は絶頂してしまった。へなへなと崩れ落ちそうになるお尻をグイっと持ち上げられた。大丈夫か、と確認を取りつつも、彼は小さく腰を揺すっている。ひんやりしたフローリングに上半身を預けて、少しだけ股間に力を入れてみると、再開の合図と読み取ったプロデューサーがピストン運動を始めた。
以下略 AAS



11:不埒なアグリーメント 10/20[sage saga]
2021/05/29(土) 23:59:57.06 ID:KwMs2ogN0
 犬みたいに彼が息を荒げて、グラインドが加速する。逃げられないように腰が掴まれて、結合が深まるように股を開かされた。濡れそぼった膣壁を引っ搔き回され、一番の弱点をぐりっぐりっと圧迫されて下品な鳴き声をあげる私は、知的なイメージなんてすっかり剥がれた、交尾中のメスだった。

「ううぅっ……イく、大きいの……くる……っ……あ˝あ˝あっ……!」

 閾値を超えて、幸福感と快感が溢れ出す。いや、溢れ出すどころではなく、爆発する。全身が汗ばんで、湯気でも立っているみたいだ。
以下略 AAS



12:不埒なアグリーメント 11/20[sage saga]
2021/05/30(日) 00:01:57.55 ID:d8rRhFhp0
 通気性の悪い玄関で汗ばんだ体に、温水が心地よかった。体液のついた所はすぐに流されたから、私と彼の繋がっていた証も、排水溝の奥へ飲み込まれてしまったことだろう。ちょっと、寂しい。

 眼鏡がなくてくっきり見えないけれど、私の体にボディソープを塗り付けながら、どうも彼が顔ばかり見ている気がする。「眼鏡をかけてなくても美人だな」「見惚れてしまうぐらい可愛い」なんて、歯の浮くようなセリフ。ありがとうってすぐに言えるほど素直じゃないですけど……嬉しいですよ、その言い方。甘い悦びが、揉みしだかれる胸の中で広がっていく。

「ん……ふぁ……ね、もう、いいですよ。そんなに胸ばっかり洗わなくたって……」
以下略 AAS



13:不埒なアグリーメント 12/20[sage saga]
2021/05/30(日) 00:02:57.67 ID:d8rRhFhp0
 ぐぽっ、ぐぽっ。ぬっちゅ、ぬっちゅ。下品な音がする。ボディソープを足していないのに、おっぱいの狭間は彼の漏らした先走りでぐちゅぐちゅだ。腰が打ち付けられるのと一緒に乳首が陰毛に擦られて、じれったいくすぐったさが走った。

「……っ!」

 呻き声を合図にして、熱いものが染み出してきた。どくん、どくん、と谷間にマグマが流れ込んできて、栗の花と形容される青臭い匂いが立ち上ってくる。胸の間にぶちまけられた精液がお腹に垂れてくる。
以下略 AAS



14:不埒なアグリーメント 13/20[sage saga]
2021/05/30(日) 00:03:45.03 ID:d8rRhFhp0
 目を凝らせば裸眼でも彼の顔が見えるし、私が主導権を握り続けて、可愛い所を存分に愉しむことだって、きっとできる。お口でも彼を射精まで導いてあげたくなってきた。でも。

「プロデューサー……いいですか? ……そろそろ、下さい……」

 契約違反は一度きり。私のおねだりに大きく嘶いた男性器が、逆光を浴びて黒々と顔の前にそびえたっている。「この長いのと繋がって、動物みたいにぱんぱんして、またナカに出されちゃうんだ」と思うと、背徳的な興奮が身を震わせ、太腿を愛液が伝った。
以下略 AAS



15:不埒なアグリーメント 14/20[sage saga]
2021/05/30(日) 00:05:08.60 ID:d8rRhFhp0
「い˝、イッたのに……また、イきそ……! あ、奥、もっとして……ああぁんっ! あ、あ、そこ……硬いので、ぐりぐり……ぐりぐり……っ!」

 絶頂に放り投げられたまま下ろしてもらえるわけもなく、最奥の壁がしつこくノックされる。はしたないおねだりにも躊躇は無かった。気持ちいいポイントを求めて、その通りに犯してもらうのは堪らなかった。窓を通して、外まで声が聞こえちゃってるかも、って一瞬頭をよぎったけれど、浴びせられる快感に倫理観が吹き飛んで、どうでもよくなっていた。

「あっぐ……イく、イくぅぅ……〜〜〜〜〜〜ッッ!」
以下略 AAS



16:不埒なアグリーメント 15/20[sage saga]
2021/05/30(日) 00:06:03.91 ID:d8rRhFhp0
 予備で置いてあった部屋着に着替えて、洗濯機も借りた。もうどこにも行かないからと編んだ髪を解いてしまうと、彼は私の髪を触りたがった。少しウェーブがかかってるから、撫でてもらうならちゃんと整えた時にして欲しいんだけどな。でも、嬉しそうにしてるし、私もイチャイチャしたかったし、文句はない。安全地帯にいないと、こんなこともできないものね。

 クッションに座ってお茶を飲んでいると、背後から抱きすくめられた。広がった掌が右の胸を掴んでいる。

「こらっ」
以下略 AAS



17:不埒なアグリーメント 16/20[sage saga]
2021/05/30(日) 00:07:20.71 ID:d8rRhFhp0




 
以下略 AAS



18:不埒なアグリーメント 17/20[sage saga]
2021/05/30(日) 00:08:08.06 ID:d8rRhFhp0
 ――言っちゃった。

 甘ったるい声が出せた自分に驚いていると、一瞬フリーズした彼の手が、やにわに蠢きだした。せわしなく私の胸を揉みしだく手つきに、彼が感じたであろう興奮が表れていた。

「んぁ……っ!」
以下略 AAS



19:不埒なアグリーメント 18/20[sage saga]
2021/05/30(日) 00:08:54.49 ID:d8rRhFhp0
 手を繋ぎたくなって両手を宙に浮かせると、ぎゅっと握り締めてもらえた。でも、バランスを取り辛くなってしまったのか、繋いだ手がベッドに押し付けられて、体重がかかる。強引に犯されてるみたいだ、って思ったら、頭が急沸騰して、大きな声が出てしまった。

「律子のおまんこ、きつい……!」
「あっ、き……きもちいい……?」
「ああ……。それに、トロけた顔がエロ過ぎて、すぐ……」
以下略 AAS



20:不埒なアグリーメント 19/20[sage saga]
2021/05/30(日) 00:10:32.98 ID:d8rRhFhp0
「律子……いいか?」
「……うんっ、出して……いっぱいナカに出して……」

 両脚を彼の腰に巻き付ける。力を入れて、膣内の彼を、ぎゅっと抱き締めてあげた。イキっぱなしになっていて、もう何度目になるかも分からないオーガズムが、また訪れる。

以下略 AAS



21:不埒なアグリーメント 20/20[sage saga]
2021/05/30(日) 00:11:30.03 ID:d8rRhFhp0
 数日後、事務室で劇場宛に届いた書類を整理していると、この日三度目のお代わりがやってきた。オーディションのお知らせと、オファーの詳細と、先日取材を受けた出版社からの献本。

「あー律子、取り込み中の所悪いんだが」
「何です」
「こいつにも目を通してくれ」
以下略 AAS



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