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タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ part6

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223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 14:10:04.40 ID:zkbcG33uO
タイトル「細菌ちゃんと潔癖男」
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/21(土) 14:18:50.45 ID:gdQ+G0bf0
タイトル「一月は正月で酒が飲めるぞ」
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 14:20:57.45 ID:l0AOq6pkO
saga君数撃ってるのに全然拾われてなくて草
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/21(土) 16:45:08.80 ID:lKHiRpjA0
初めて来たけどちょいちょいクオリティ高いの混じってるな
>>101『台本通りにお願いします』
>>177-178『黒いあいつ』
>>201-202『あいうえお殺人』
>>217『鋼の肉体』
この4つめっちゃ好き
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/04/21(土) 16:52:52.78 ID:lKHiRpjA0
忘れてたw
タイトル「依存症」
タイトル「珍解答」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/21(土) 22:44:14.87 ID:NgcLBNSqO
タイトル「勇者ああああの憂鬱」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/22(日) 21:47:01.51 ID:qonK1t9a0
タイトル「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/22(日) 22:37:33.73 ID:bHss1gLUO
タイトル「ブラック企業『世界創造』」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 00:15:57.15 ID:zUXk8uKSO
タイトル「的が存在しない世界」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/23(月) 07:58:34.39 ID:swYFkRO7O
タイトル「グレーゾーン企業」
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/23(月) 08:55:31.57 ID:swYFkRO7O
タイトル「(一社)ブラック企業撲滅委員会」
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 09:05:34.78 ID:exPrWWlEO
そういう他人の揚げ足取るようなタイトルばかり書いてるから誰も拾ってくれないんじゃないのか
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 10:00:37.41 ID:a0XH7kI10
>>207
あらすじ
ある一匹狼、いや一匹竜のシルバはある日偶然見つけた塔に入り込む。しかしそこには着替えの最中で下着姿の女の子がいて殴られる。
彼女は人々から魔女と呼ばれ塔に住む太陽のような笑顔を持つ若き魔女サニー
しかし彼女は幼い頃の記憶が欠如していた。
そして失われた記憶をさがすため一人と一匹の旅が始まったのだ。しかし冒険が進むにつれパーティー(魔女以外は魔物)は増え、そして失われし記憶を巡って国を巻き込んだ争いへと発展していく。

キャラ設定
シルバ…竜だが一応二足歩行のドラゴンである。人間態は銀髪で腰に剣を携えた青年。cvは杉田智和で考えています。
サニー…幼い頃の記憶がまるまる無い魔女。お転婆でよくシルバに突っ込まれている。cvは水樹奈々で考えています。
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 10:09:57.50 ID:/Kqjt8sL0
タイトル「食い違う主張」
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/23(月) 12:03:14.74 ID:swYFkRO7O
タイトル「始業前ティータイム」
238 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/04/23(月) 15:53:58.78 ID:OPU+F8jA0
>>227『珍解答』




問題:以下の言葉を使って例文を作りなさい。

(1)まさか
(2)げんなり
(3)あくまで
(4)いっそ



◆  ◆  ◆  ◆


【男子生徒Aの答え】

(1)暗黒の鎧と鉞(まさかり)を持つ戦士。

(2)我、地上最強の霊長類(にんげん)なり。

(3)神でも悪魔(あくま)でもかかってくるがいい。

(4)我の手で一掃(いっそう)してくれるわ。



【教師のコメント】

 不正解ですが、それとは別にいろいろ言いたいことがあります。
 放課後、職員室まで来なさい。


◆  ◆  ◆  ◆


【女生徒Bの答え】

(1)まさか、登校中にまたしても痴漢に遭うなんて。

(2)朝から、げんなりした気分で今日も1日を過ごした。

(3)毎日電車の時間帯を変えても、相手は、あくまで私を狙ってくる。

(4)いっそ、明日は包丁を持って登校しようか。



【教師のコメント】
 正解ですが、それとは別にいろいろ聞きたいことがあります。
 放課後、生徒相談室まで来て下さい。



FIN.

239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 16:26:38.69 ID:zUXk8uKSO
>>238
まさか『楽しい国語』のようなSSに出会えるとは……
最近げんなりしていましたが、久しぶりに楽しめました。
あくまでいち個人の感想ですが、とても面白かったです。
いっそうSSの創作意欲がわきました(書けるとは言ってない)
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/23(月) 18:11:15.16 ID:OZx0FjMAO
タイトル「不死鳥の涙」
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/23(月) 18:29:23.63 ID:swYFkRO7O
タイトル「SAKURADAI Style」
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 11:17:19.22 ID:fdacUBxFO
タイトル「惨劇の産声」
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/24(火) 21:22:35.47 ID:zUk1ufoN0
タイトル「THIS IS TOKYO MIDTOWN HIBIYA」
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 21:59:57.52 ID:oO8HY8zSO
タイトル「Aに気をつけろ」
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 22:27:46.37 ID:3R8/b1hO0
タイトル「こちら新宿区バカ田大学前派出所」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/26(木) 17:14:57.13 ID:BU/yEkpZO
タイトル「破滅の神」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/27(金) 21:09:11.59 ID:ZGQjru/D0
タイトル「岡ノ下」
248 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/04/27(金) 21:47:34.92 ID:jr2Mo9xA0
お題くれ
いいのがあったらなんか書くかも
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/27(金) 21:49:03.74 ID:W6z0Z62L0
タイトル「ば---りあっwwww」
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/27(金) 21:52:12.19 ID:VvBu+VVhO
タイトル「結末はいつも同じ」
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/27(金) 22:22:00.55 ID:ZZ/Bl/4vO
タイトル「釈放と言う名の極刑」
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/27(金) 22:41:36.34 ID:HPfgKtFSO
タイトル「最後の3枚」
253 : ◆axPwtNeSoU [sage]:2018/04/27(金) 22:43:45.33 ID:jr2Mo9xA0
お題把握
なんか思いついたら早めに投下する
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/27(金) 23:46:30.60 ID:ZGQjru/D0
タイトル「東京ミッドタウン幕張」
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/28(土) 00:30:05.93 ID:yzmHZvgz0
タイトル「現代の職業を戦闘能力にして戦う」
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/28(土) 20:44:18.11 ID:CPKD0kOE0
タイトル「芥子粒になりたい」
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 12:57:25.63 ID:z1ViKj+UO
タイトル「奇跡の定義」
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/29(日) 14:39:24.50 ID:vpeBPLCy0
タイトル「た」
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/30(月) 11:22:29.87 ID:2sZfFdQAo
タイトル「回転休業」
260 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/01(火) 20:02:21.19 ID:VDe1T+dA0
>>249
「ば---りあっwwww」
数レスお借りします
261 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/01(火) 20:03:14.69 ID:VDe1T+dA0




「……これで、お主らの望み通りの究極バリアーの完成じゃ。文句はなかろうな?」


エヌ博士は、目の前の6本足の生命体に向かって、無愛想に告げた。


……いずこともしれぬ星系から、突如2隻の宇宙船で彼らが地球に飛来したのが約半年前。


彼らの望みは地球最高の天才、エヌ博士によって、いかなる物質もエネルギーも通さぬ、究極のバリアーを完成させること。


圧倒的な科学力、武力の違いを見せつけられた世界政府は、いわれるがままに博士の身柄を宇宙人に差し出すしかなかった。


「……サスガはエヌ博士。我ラの最高の科学者デモ行き詰まッテイタ研究を、コレほど短期間デ形にスルとはナ」


3本の赤黒い触腕をぐねぐねとくねらせながら、宇宙人の将軍は金属をきしりあわせるような笑い声を立てた。


「そちらであらかた理論は出来あがっとったからの。……ただ言っとくが、この代物は欠点だらけじゃぞ。エネルギーをバカ食いする上に、あらゆるベクトルを遮断するから、バリアーの展開中は完全に静止した状態で身動きもとれん。レーダーや目視で外を確認することもできん。それに……」


「ソンナコトはドウでも良イ。基礎研究サエ完成シてシマエバ、後はコチラの学者で何トでもナル」

エヌ博士の言葉を、宇宙人の将軍は冷淡に遮った。


「トニカク実験ダ。我々ノ宇宙船の1隻に、バリアーを組み込ンでモラオウ。本船の武装による攻撃を、防ぎキレれバ合格ダ」


「……随分と危険な実験じゃな。バリアー船に乗り込む者は、余程度胸があると見える」


博士の言葉に、宇宙人の将軍は楽しげに頭頂部の触覚を光らせた。


「……イヤイヤ博士。バリアー船に乗り組ムノハ、貴様と貴様の助手だけダ」


「……何じゃと?」


「我々ノ宇宙船ハ、手順サエ飲み込めバ、2人で充分操縦出来る。貴様のバリアーが、見事攻撃に耐えられレバ良シ、耐えラレナケレバ、そのまま貴様らが死ぬダケダ」

「……アア、言ッてオクガ、バリアー船の武装ハ全て取り外シてアルし、逃ゲタところデ、コチラの本船の方が速力はハルカに上。妙ナ真似はするナヨ」


ひとしきり触覚を光らせた後、宇宙人の将軍は部下に合図して、博士と助手を連行するよう命じた。

262 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/01(火) 20:04:46.50 ID:VDe1T+dA0


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「……博士ー。まじヤバいっすよー。あいつら絶対、アタシらを生かしとく気ないっすよー」


宇宙人の将軍たちが立ち去った後、エヌ博士の助手は、泣きべそをかきそうな表情でぼやいていた。


「心配ないわい。わしのバリアーは性能だけは完璧じゃ。ミサイルだろうがビームだろうが、重力だろうが慣性力だろうが、全てを遮断する。ブラックホールに突っ込もうが太陽に飛び込もうが、バリアーの内部には全く影響ないわい」

「だからこそ、なおさらっすよー。そんな凄いもん完成させちゃったら、もうアタシら用済みだし、生かしとくだけ危険でしょー? あー、こんなジジイと心中なんて、マジ萎えるっすー」

「ええい、情け無い助手め!いいから黙って手を動かさんかい!」


博士は仏頂面で助手を怒鳴りつけながら、忙しくコンピューターを操作していた。


「……さっきから、何の計算してんすかー? バリアーは完成したんでしょー?」

「説明しとる暇はない。ええからお前も手伝え。この座標を早いとこ入力し直して、このバリアー船を、寸分違わずこの位置につけにゃならんのだからな」


263 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/01(火) 20:07:54.47 ID:VDe1T+dA0



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「……少シ、予定より遅れタか? 位置もカナリずれテイルヨウだが」


将軍は触覚をゆらめかせ、傍らの秘書官に声をかけた。


「……燃料もギリギリでしたシ、イカニモ危ナッカシイ操縦ぶりデシたカラネ。地球人の猿には、こノ程度が精一杯ダッタノかト」


「フム……」


将軍は引っかかるものを振り払うように触腕を振って、通信機を立ち上げた。


「聞コエルカネ、博士?コレより240秒後、全火力ヲもっテ、ソチラの船ヲ攻撃スル。貴様のバリアーの威力を、身をモッテ証明デキルノダ。科学者冥利に尽きルノではナイかネ?」


『それについては心配しとらんよ。わしは天才じゃからな。……それより、聞きたいことがある』

「何ダ?」

『お主らの本星と通信は出来んのか?』

「本星に直接、命ごいの交渉でもスル気かネ? ……アイニクと、こんナ辺境マデ、恒星間通信のインフラは整備サレていない。ソモソモ本星は、我々の船がココニ居るコトも把握シテおらんヨ。ダカラこそ好キ放題デキるのダガな」

『なる程、海賊紛いの無法者というわけか、道理でな。……ちなみに、この実験が無事成功すれば……お主らは本当に、わしらを解放して、さっさと地球を立ち去ってくれるのかね?』


将軍はぴくりと触覚を震わせ、動きを止めた。


『どうかな?正直に答えて…』


「…モウ、答エハ出てイルノデハナイカネ?」


『…やっぱりか』


「実験が失敗ナラバ貴様は死ヌ。地球モ、無駄な時間を使わせた責任をトッテモラウために、ついでに滅ボス。バリアーが成功なら、貴様ヤ地球ハ生かしてオクニハ危険過ぎる相手トイウコト、ヤハリ滅ボス」


『残念じゃよ』


「逃ゲタケレバ逃ゲタマエ。バリアーを張りながらナラ、しばらくハ逃ゲラレルカモ知れンゾ?燃料切れマデノ短い間ダガナ」


船内にはカウントダウンのアラームが鳴り始めていた。


「アト30秒。バリアーが攻撃に耐えタトシテモ、どノ道、エネルギーは長くは保タン。サヨナラダナ」


15秒。 10秒。 


5。 4。 3。 2。


カウントが終了する1秒前。


『――バカめ』


博士がバリアーのスイッチを押した。

264 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/01(火) 20:09:29.65 ID:VDe1T+dA0



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




「……で、博士。何で、アタシら生きてるんですかー? いったいなにが起こったんですー?」


「……なんじゃ、まだ解っとらんかったんか? バリアーが無事作動しただけじゃよ」



博士がバリアーのスイッチを入れ、再び切るまでほんの数秒。

しかし、スイッチを切っても、攻撃がバリアー船を襲うことは無かった。

いや、それどころか――。


「いや、奴らの船はどこ行っちゃったんですかー? てゆーか、アタシら今、どこにいるんですー? さっきモニターで座標みたら、とんでもない数字になってたんですけどー?」

「じゃから言ったろうが。バリアーが無事作動したお陰じゃよ」

「……ほぇ?」


ぽかんと口を開ける助手。


「わしのバリアーは外界の全ての物質、エネルギーを遮断する。重力も光も電波も通さんし、慣性の影響さえ打ち消す。つまり、バリアーが作動すると同時に完全に静止した状態になる」

「はあ」

「ただ、わしらが止まっても、奴らは動き続ける。――地球の自転や公転、宇宙の膨張によってな。……言ってみれば、高速道路の車の流れの中、わしらだけが急停止で置いてきぼりを食らい、それに猛スピードで奴らが追突したようなもんじゃ」

「えっ、なにそれこわいっす」

「地球の自転のスピードは時速1700キロ、公転速度は時速10万キロ、宇宙の膨張速度は……まあいい、とにかく、その速度で破壊不可能な壁に突っ込んだんじゃ。バラバラどころか粉々、いや、サラサラかな?ひとたまりもなかろうて」

「えっと、じゃあ、コンピューターで計算してた座標って……」

博士「ああ、月や太陽に風穴を開けないようにしつつ、奴らの本船にうまく体当たり出来るようにな、お互いの位置や角度をあわせとったんじゃよ」

助手「うわあ……」

博士「……さて、助手よ、地球へ帰るぞい。燃料はギリギリじゃからな、計算と操縦手伝え」


博士は助手に発破をかけて、ニヤリと笑みを浮かべた。


「いったん地球に戻って、この船の航行システムの解析じゃ。奴らの本星の位置を突き止めて、こちらから出向くことが出来れば、今度は逆に、奴らの星に体当たりして木っ端みじんにしてやることも出来るでな」



FIN.

265 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/01(火) 20:10:39.77 ID:VDe1T+dA0
※投下終了
お目汚し失礼

細かい科学的な設定とかはツッコミ無しでな!
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/01(火) 20:21:09.29 ID:V5ysHyWG0
乙です
助手さんをぼさぼさ頭のそばかす眼鏡っ娘で想像したら萌えた
267 : ◆axPwtNeSoU [sage]:2018/05/01(火) 20:58:05.76 ID:VDe1T+dA0
>>266
(貴様、どうやって俺の脳内をッッ……!!)
コメント感謝ですー
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/01(火) 21:27:52.42 ID:jFN0iZKl0
タイトル「最後通帳」
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/01(火) 21:50:04.57 ID:8p+vQAvWO
タイトル「今北産業の面接試験」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 09:08:31.51 ID:WZ42aepSO
投稿乙です。
(自分は三つ編み想像してました)
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 17:11:04.88 ID:Y9KKCdPrO
タイトル「B棟1階暴行事件」
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/02(水) 20:10:11.75 ID:utGrBEooo
タイトル「みんなに秘密なスパイダーマン」
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 20:34:27.58 ID:WZ42aepSO
タイトル「とうとう運命すら無くなった」
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/02(水) 23:13:38.52 ID:pFfp72WZ0
タイトル「デザートはタンポポ」
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/02(水) 23:17:38.77 ID:pFfp72WZ0
タイトル「シンデレラの過ち」
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/03(木) 09:25:22.30 ID:N2agbsWJ0
◆IF5x66v7sHqDさんをすこれ
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 13:37:40.32 ID:LD7B7F320
タイトル「えんてつ!」
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 18:18:28.41 ID:LD7B7F320
タイトル「愛上岡聞く毛越さし嵩山曽田治つてとな似ぬ値のは皮膚へ歩真美無目も揶揄世ラリるれ炉和を( -_・)?」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 21:00:13.67 ID:YcAwlrLSO
タイトル「おさげ」
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/04(金) 22:45:24.85 ID:+wlTnXtv0
タイトル「最後に120時間焼き上げればできあがり」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 14:54:31.71 ID:0vy4KlFi0
タイトル「Mansion no koto nara HASEKO」
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/05(土) 23:24:09.28 ID:fx7qeqhM0
タイトル「誇りでは死なないが誇りを掃除するために死ぬかもしれない」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 21:45:09.63 ID:TkYTH9Uj0
タイトル「のぞみ1001号」
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:35:35.79 ID:V3DfXJsEO
タイトル「回想電車」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/07(月) 00:02:42.90 ID:LZhIoq1To
タイトル「焼香口で君を待つ」
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/08(火) 18:39:03.95 ID:RjjgbmBqO
タイトル「さいきっかーず」
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/09(水) 17:39:58.27 ID:fKlU9k3H0
タイトル「鮮血滴る振り子の下で」
タイトル「記憶の中の月光を辿る」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/09(水) 22:06:37.85 ID:8lWU86pD0
タイトル「青春の315ページ」
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/10(木) 11:49:58.97 ID:YN0PeBHK0
タイトル『割れ月輪』
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 20:59:12.50 ID:iaPrigzeO
タイトル「saga君は今日も元気です」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/14(月) 08:20:15.06 ID:2/GMDVwHO
タイトル「迷探偵コナソ」
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/14(月) 08:52:45.57 ID:2/GMDVwHO
タイトル「問題はいつも自分次第」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 10:28:39.23 ID:wR08QIyQ0
>>271「B棟一階暴行事件」
数レスお借りします。
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 11:05:22.05 ID:wR08QIyQ0
2018年3月19日20:38

山口「お前…どうして…」ガクッ

?「悪いな…みんなが抱いている恨みを俺が代行してやった。あばよ。」

3月20日9:00◯✖病院

伊丹「病院で殺人未遂か。また物騒になったな、おい。」

伊丹「それにしても何で今日に限って三浦と芹沢は非番なんだ!事件なんだから出てこいよ!」と一人でブツブツと文句を言いながら現場を見て回る。

?「おっ、ここだここだ!」

?「亀山君…事件を嬉しがるものではありませんよ?」

亀山「すいません…」

伊丹「その声は…あ!またお前らか!」

亀山「なんだ、お前。俺たちがいちゃいけないのか!」

伊丹「当たり前だ!」

亀山と伊丹がいつもの挨拶かの如く言い争いをしている中、杉下は鑑識の米沢に話を聞いていた。

杉下「それで事件について説明していただけますか?」

米沢「ええ、被害者は山口恒夫。21歳。◯✖大学の三年生です。」

杉下「◯✖大学ですか。被害者の方はかなり優秀な方のようですね。」

米沢「いえ、彼は昔から総合格闘技をしていたこともあり、完全な推薦入学だったらしいですよ。」

杉下「なるほど。」

米沢「あと彼は自分が勉強が苦手なのに入った大学はかなり優秀。それがコンプレックスで自分の同級生や後輩を練習中に何人も病院送りにしてきたみたいで…」

杉下「かなり乱暴な性格をしているようですね。ということは」

米沢「はい、かなりの人物が十分に動機がありますね。」

杉下「ありがとうございます。あとは僕の方で…亀山君、行きますよ。」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 15:11:04.28 ID:4IvnNAQn0
守衛室
亀山「つまりあの日は窓もドアも全て閉まっていたという事ですか?」

守衛「はい、間違いないです。だよな?」

守衛2「はい、確かに先輩と一緒に全フロア回りましたけどどこも開いてなかったですよ。」

亀山「分かりました。ご協力ありがとうございました。」

杉下「どうでしたか?」

亀山「ドアも窓も全て見て回って閉まっている事を確認しているそうです。」

杉下「そうですか。それでは次は患者さんのもとへ向かいましょう。」

亀山「どうしてですか?」

杉下「どうやら被害者が所属していた部活の部員が三名入院しているそうです。もし本当に外部の犯行でないとすればこの三人が怪しいと思いますがね〜」

亀山「それもそうですね。」

鎌田「ええと、あの…さっきも刑事さんが来たんですが…」

杉下「これはどうもすいません。もしよろしければもう一度お話願えないでしょうか?」

鎌田「分かりました。鎌田俊樹、19歳で◯✖大学二年で同じ総合格闘技部の後輩です。」

鎌田「この怪我は元々僕はボクシングやってて先輩の打撃をガードしたり肩でいなしてたらどうやら癇に障ったようで渾身の一撃をもらいまして…」

杉下「つまり両腕を…」

鎌田「ええ、お陰で物が持てなくて…確かに先輩の事は恨んでます。でもボコボコにしなくても…」

杉下「ありがとうございました。最後に一つだけ昨日の20時貴方は何を?」

鎌田「そうですね〜一人でテレビ見てましたね。だからアリバイ?にはならないですね。」

杉下「そうですか。貴重なお時間を取らせてしまいすいませんでした。それでは我々は失礼します。」

296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 15:40:38.72 ID:4IvnNAQn0
杉下「それでは次は…」

山口弟「はい、お話します。山口哲夫18歳。大学二年生です。」

亀山「あれ?18歳なのに?」

杉下「亀山君、早生まれをご存知ですか?」

亀山「あっ、そうですね。失礼しました。確か貴方は…」

山口弟「はい、被害者の山口は僕の兄です。」

杉下「そうなのですか。ところで貴方の左足は同じようにお兄さんに?」

山口弟「違います、バイト帰りに車に轢かれて。それに兄貴は俺にはしないんですよ。練習中に乱暴になる以外は尊敬してるんですよ。昔俺がグレた時も俺を殴って止めてくれたんです。」

杉下「そうなのですか。いいお兄さんなのですねえ。ところで失礼ですが昨日の20時貴方は何を?」

山口弟「一人で売店へ物を買いに行ってました。」

亀山「一人で?」

山口弟「はい、それは売店の三竹って女の人に聞けば分かりますよ。彼女知り合いですから。」

杉下「分かりました。お時間を取らせてしまいすいません。我々はこれで失礼します。」

山口弟「あっ!おつかれでしょう。これ飲んでってください。」と自分の冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出し自分の分をコップに注ぐと残りのコップ二つに注いでくれた。

杉下「それではお言葉に甘えて。」

亀山「ありがとうございます。」

亀山「く〜冷えてるな〜シャキッとするよ!」

杉下「そうですね。とても美味しかったです。それでは。」
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 16:10:00.75 ID:4IvnNAQn0
杉下「最後は…」と言いかけたところで病室から伊丹が出てきた。

杉下「おや、ご苦労様です。」

伊丹「あ?ああ、特命係か。この部屋の奴は危険だぞ。」と言い残し帰って行った。

杉下「失礼します。」

黄瀬「何すか?俺さっき刑事には全部話したんすけど?」

杉下「申し訳ございません。お手数ですがもう一度お話いただけませんでしょうか?」

亀山「右京さん?こいつ何でこんなにガラ悪いんすかね?」と小声で話しかける。

杉下「まあ、一度した話をもう一度させられる。普通なら腹立たしいことですよ?」

黄瀬「何コソコソ話してんだよ?あれか?俺疑ってんの?まあしょうがねえよな?」

杉下「いえ、貴方には元とはいえ総合格闘技部にいたという事実があるため話を聞くだけです。」

黄瀬「あ、そう。まあいいや。さっき来た奴がよ、完全に俺を疑ってる感じで話すからよ。追い出しちまったよ。まあ、あんたらなら良いや。話すよ。」と笑いながら言う。

黄瀬「黄瀬一真、21歳、ボコられた山口の同級生だ。俺は練習で寸止めでスパーリングしてたらよ、あいつ思いっきり蹴りやがってよ。そん時は全然痛くなくてよ、周りに止められるまでやりあったんだけどよ、後から病院行ったら折れててさ。で、今にいたるんだよ。」

杉下「そうなのですねえ、ところで貴方は彼女がいらっしゃるのですか?」

黄瀬「あ?ああ、よく分かったな。いるぜ。」

杉下「ええ、貴方の洗面所に色が違う歯ブラシが二本あるのとそこの付き添い者が寝るためのソファに◯ティのタオルケットがあります。その2つでもしかしたらと…」

黄瀬「あんたすげえな!名探偵かよ!」

杉下「いえいえ、刑事ですよ。」

黄瀬「特別に彼女の写真見せてやるよ。」とスマホの写真を見せてきた。清楚な雰囲気漂う正反対な女性だった。

杉下「おや?写真に写ってる時計なのですが面会時間が過ぎているようですね?」

黄瀬「ギクッ!」

黄瀬「頼む言わないでくれ。次注意されたら面会禁止なんだよ。頼むよ、さっきのおっさんには言ってないこと言うから。」
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 16:24:16.54 ID:4IvnNAQn0
杉下「なんでしょう?」

黄瀬「ああ、その前に看護師には内緒にしてくれるか?」

杉下「ええ、いいでしょう。」

黄瀬「あれは確か20時45分くらいのことだったんだが、愛美…ああ、俺の彼女の名前な。愛美を送るために一階に行って玄関でチューしてたら何か奥の方から何かが這ってるような音がしてよ、怖くなったからよ、急いで彼女を帰して走って部屋まで戻ったんだよ。」

亀山「這う音?何故そう思ったんだ?」

黄瀬「ああ、この前見たホラー映画で幽霊が床を這ってる音になんとなく似てたんだよ。」

杉下「そうですか。貴重なお話ありがとうございました。」

黄瀬「絶対言わないよな?」

杉下「はい、言いませんよ。」

黄瀬「やっぱ心配だからな、はいこれ。」とスポーツドリンクを二本渡してきた。

亀山「賄賂か?」

黄瀬「ちげえよ。余ってんだよ。頼んだぜ、絶対言うなよ。」という言葉を背に部屋を出た。

亀山「右京さん俺三人の内で誰が犯人か分かんないです。」

杉下「それは僕も同じです。まだ調べる必要がありますねえ。」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 16:25:37.16 ID:4IvnNAQn0
長くなりそうなんでここでやめときます。お目汚し失礼しました。
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 18:35:36.39 ID:p58ga8pA0
タイトル「計算通り」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 22:03:50.41 ID:GhFiBuwSO
タイトル「その先へ」
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/15(火) 08:07:47.13 ID:bXe0FfJKO
タイトル「俺ら魔界さ行ぐだ」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/15(火) 11:55:41.45 ID:q4UPmT2aO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524139942/614
614 ◆QlCglYLW8I saga 2018/04/22(日) 09:54:49.82 ID:mPc5hxNCO
ここのイッチ、話の整合性とか全然考えずに進んでいく人なので。
まあ死亡前提だなこりゃ。お疲れ様した。
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/15(火) 17:44:18.35 ID:bXe0FfJKO
タイトル「中間試験暴行事件」
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/16(水) 16:32:11.41 ID:OIPhTelA0
>>288
あらすじ
北川准一(16歳)高校生
彼はどこにでもいるような人物だが、ある秘密を抱えていた。
それは一年365日中315日しか生きられず315日目になると必ず何らかの形で死亡し、また入学式の日の朝に戻る。そんな生活をもう10年送っていた。
自分や周りの未来が分かるため人生を諦め脱け殻のような生活を送り、ある日11回目の死を体験し入学式の日に戻るが、あるイレギュラーな女性に出会った事で未来が少しずつ変わり始める。
彼はそのイレギュラーに出会った事で何故自分はループするのかという真相にたどり着く。
キャラ設定
北川准一‥‥何度も高校1年生を体験する内に人生に絶望し全てに無気力になるがイレギュラーに会った事で性格に変化が起きる。理想のcvは中村悠一
氷川里奈‥‥ヒロインであり准一の12回目の人生において初めて現れた人物。いわゆるイレギュラー。不良に絡まれていた所を准一に助けられ話すようになる。理想のcvは明坂聡美。
306 : ◆axPwtNeSoU :2018/05/16(水) 21:43:02.78 ID:5o/yowRA0


お題くれ
閃くのがあったら何か書く
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/16(水) 23:31:01.04 ID:t6bKewBSO
タイトル「嘘からの解放」
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/17(木) 01:23:52.42 ID:EWbo2RAho
記憶欠乏症
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/18(金) 16:50:20.23 ID:2KJWZIcD0
タイトル「YInMnブルーで染め上げろ」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/18(金) 17:45:53.32 ID:Mejb/gWXO
タイトル「APPLE-PIENAPPLE-TWO-PENS」
311 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/19(土) 15:31:21.85 ID:7K81y8SA0
※整いました

>>308『記憶欠乏症』

312 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/19(土) 15:32:49.23 ID:7K81y8SA0


――何だろう。思い出せない。

――何かの記憶が欠けている。何かが足りていない。

――だが、それが何なのかが思い出せない。




『記憶欠乏症』と呼ばれるそれが、新たな現代病として話題になり始めてから、もう随分になる。

記憶喪失、というのとは全く違う。

具体的に何かの記憶が欠損したり思い出せなかったりという訳ではなく、ただひたすらに得体の知れぬ記憶の欠落感や喪失感だけが付きまとう病。

この病は国も人種も年齢も関係なく広がり続けており、それに伴って、自己の存在基盤を見失い、自己の存在意義を薄れさせていく人々は増加していた。

ガンもエイズも遥か昔に克服されたこの世界。

しかしこの病だけは、原因も有効な治療法も見つからず、ついには世界的な死因の第一位を【自殺】が占め続ける有り様となっていた。

「いったい、何が原因なんだろうな……」

人々は原因も解らぬまま、喪失感と飢餓感を抱えながら、日々、鬱々と暮らしていくしかないのだった。




   ◆   ◆



「――また記憶機構の不祥事か」

管理官の1人が、苦虫を噛み潰したような顔で天界新聞をぐしゃぐしゃと乱暴な手つきで広げた。

見出しには大きく、【消えた記憶問題】【またしても記憶機構の怠慢か】の文字が踊っている。


「最近、多いですよね―」

傍にいた部下も眉をひそめる。

「前世の記憶を徴収するだけしといて、新しい命に対しては未払いのまんま放置したりとか、記憶を支給するためのデータを大量に消去してしまったりとか、記憶の過払いを気づいておきながら隠匿したりとか……」

「おまけに神界からの天下り問題だ。全くけしからん」

「世界記憶保存庁の時から、看板かけ直しただけで体質が変わってないですからねえ。いや、むしろ世保庁の時よりひどくなってる気がします。――まあ、人間達があまりにも増えすぎたってのもあるんですけどねえ……。データ管理が大変なのも解るんですが……」

「……いっそ天変地異で一気にギリギリまで人口減らしてから、余った記憶を1人か2人にぶち込んで最初からやり直す方が楽かも知れんな」

「アダムとイブからのやり直しですか。過激ですけど、それがいいのかも知れませんねえ……」




天界での休憩時間。

彼らの政治談義は、まだまだ終わりそうになかった。



FIN.

313 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/19(土) 15:33:17.48 ID:7K81y8SA0
※投下終了
お目汚し失礼
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/19(土) 15:45:23.40 ID:mx2c8aF70
>>312
乙です
風刺がきいてて上手い

タイトル「イメチェンしよう」
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/20(日) 12:01:35.57 ID:Hib66FdA0
>>314
コメント感謝ですー
タイトル&SS投下する人もっと増えろ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/20(日) 13:36:37.19 ID:rHVUqyxj0
タイトル「Todai-Seimonmae」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/20(日) 22:00:38.97 ID:OpG/Lb7SO
タイトル「かみさまと呼ぶ者」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/20(日) 22:50:09.83 ID:rHVUqyxj0
タイトル「Wat's this?」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/21(月) 09:34:38.78 ID:SzrBc9q90
タイトル
仮面ライダーW「俺たちは二人で一人の仮面ライダーだ。」

永夢&パラド「うん?俺たちと一緒?」
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/21(月) 17:10:34.66 ID:KsmHwAiJO
タイトル「Mirai-zura」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/21(月) 17:28:54.77 ID:XEDmuge70
タイトル「富める者と貧しき者」
タイトル「漢字の成り立ち」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2018/05/21(月) 19:05:23.25 ID:ldCMZGx80
タイトル「正しい夏の過ごし方」

タイトル「雪とこたつと幼馴染と」
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