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タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ part6

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269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/01(火) 21:50:04.57 ID:8p+vQAvWO
タイトル「今北産業の面接試験」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 09:08:31.51 ID:WZ42aepSO
投稿乙です。
(自分は三つ編み想像してました)
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 17:11:04.88 ID:Y9KKCdPrO
タイトル「B棟1階暴行事件」
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/02(水) 20:10:11.75 ID:utGrBEooo
タイトル「みんなに秘密なスパイダーマン」
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 20:34:27.58 ID:WZ42aepSO
タイトル「とうとう運命すら無くなった」
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/02(水) 23:13:38.52 ID:pFfp72WZ0
タイトル「デザートはタンポポ」
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/02(水) 23:17:38.77 ID:pFfp72WZ0
タイトル「シンデレラの過ち」
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/03(木) 09:25:22.30 ID:N2agbsWJ0
◆IF5x66v7sHqDさんをすこれ
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 13:37:40.32 ID:LD7B7F320
タイトル「えんてつ!」
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/04(金) 18:18:28.41 ID:LD7B7F320
タイトル「愛上岡聞く毛越さし嵩山曽田治つてとな似ぬ値のは皮膚へ歩真美無目も揶揄世ラリるれ炉和を( -_・)?」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 21:00:13.67 ID:YcAwlrLSO
タイトル「おさげ」
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/04(金) 22:45:24.85 ID:+wlTnXtv0
タイトル「最後に120時間焼き上げればできあがり」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 14:54:31.71 ID:0vy4KlFi0
タイトル「Mansion no koto nara HASEKO」
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/05(土) 23:24:09.28 ID:fx7qeqhM0
タイトル「誇りでは死なないが誇りを掃除するために死ぬかもしれない」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 21:45:09.63 ID:TkYTH9Uj0
タイトル「のぞみ1001号」
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:35:35.79 ID:V3DfXJsEO
タイトル「回想電車」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/07(月) 00:02:42.90 ID:LZhIoq1To
タイトル「焼香口で君を待つ」
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/08(火) 18:39:03.95 ID:RjjgbmBqO
タイトル「さいきっかーず」
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/09(水) 17:39:58.27 ID:fKlU9k3H0
タイトル「鮮血滴る振り子の下で」
タイトル「記憶の中の月光を辿る」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/09(水) 22:06:37.85 ID:8lWU86pD0
タイトル「青春の315ページ」
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/10(木) 11:49:58.97 ID:YN0PeBHK0
タイトル『割れ月輪』
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/10(木) 20:59:12.50 ID:iaPrigzeO
タイトル「saga君は今日も元気です」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/14(月) 08:20:15.06 ID:2/GMDVwHO
タイトル「迷探偵コナソ」
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/14(月) 08:52:45.57 ID:2/GMDVwHO
タイトル「問題はいつも自分次第」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 10:28:39.23 ID:wR08QIyQ0
>>271「B棟一階暴行事件」
数レスお借りします。
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 11:05:22.05 ID:wR08QIyQ0
2018年3月19日20:38

山口「お前…どうして…」ガクッ

?「悪いな…みんなが抱いている恨みを俺が代行してやった。あばよ。」

3月20日9:00◯✖病院

伊丹「病院で殺人未遂か。また物騒になったな、おい。」

伊丹「それにしても何で今日に限って三浦と芹沢は非番なんだ!事件なんだから出てこいよ!」と一人でブツブツと文句を言いながら現場を見て回る。

?「おっ、ここだここだ!」

?「亀山君…事件を嬉しがるものではありませんよ?」

亀山「すいません…」

伊丹「その声は…あ!またお前らか!」

亀山「なんだ、お前。俺たちがいちゃいけないのか!」

伊丹「当たり前だ!」

亀山と伊丹がいつもの挨拶かの如く言い争いをしている中、杉下は鑑識の米沢に話を聞いていた。

杉下「それで事件について説明していただけますか?」

米沢「ええ、被害者は山口恒夫。21歳。◯✖大学の三年生です。」

杉下「◯✖大学ですか。被害者の方はかなり優秀な方のようですね。」

米沢「いえ、彼は昔から総合格闘技をしていたこともあり、完全な推薦入学だったらしいですよ。」

杉下「なるほど。」

米沢「あと彼は自分が勉強が苦手なのに入った大学はかなり優秀。それがコンプレックスで自分の同級生や後輩を練習中に何人も病院送りにしてきたみたいで…」

杉下「かなり乱暴な性格をしているようですね。ということは」

米沢「はい、かなりの人物が十分に動機がありますね。」

杉下「ありがとうございます。あとは僕の方で…亀山君、行きますよ。」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 15:11:04.28 ID:4IvnNAQn0
守衛室
亀山「つまりあの日は窓もドアも全て閉まっていたという事ですか?」

守衛「はい、間違いないです。だよな?」

守衛2「はい、確かに先輩と一緒に全フロア回りましたけどどこも開いてなかったですよ。」

亀山「分かりました。ご協力ありがとうございました。」

杉下「どうでしたか?」

亀山「ドアも窓も全て見て回って閉まっている事を確認しているそうです。」

杉下「そうですか。それでは次は患者さんのもとへ向かいましょう。」

亀山「どうしてですか?」

杉下「どうやら被害者が所属していた部活の部員が三名入院しているそうです。もし本当に外部の犯行でないとすればこの三人が怪しいと思いますがね〜」

亀山「それもそうですね。」

鎌田「ええと、あの…さっきも刑事さんが来たんですが…」

杉下「これはどうもすいません。もしよろしければもう一度お話願えないでしょうか?」

鎌田「分かりました。鎌田俊樹、19歳で◯✖大学二年で同じ総合格闘技部の後輩です。」

鎌田「この怪我は元々僕はボクシングやってて先輩の打撃をガードしたり肩でいなしてたらどうやら癇に障ったようで渾身の一撃をもらいまして…」

杉下「つまり両腕を…」

鎌田「ええ、お陰で物が持てなくて…確かに先輩の事は恨んでます。でもボコボコにしなくても…」

杉下「ありがとうございました。最後に一つだけ昨日の20時貴方は何を?」

鎌田「そうですね〜一人でテレビ見てましたね。だからアリバイ?にはならないですね。」

杉下「そうですか。貴重なお時間を取らせてしまいすいませんでした。それでは我々は失礼します。」

296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 15:40:38.72 ID:4IvnNAQn0
杉下「それでは次は…」

山口弟「はい、お話します。山口哲夫18歳。大学二年生です。」

亀山「あれ?18歳なのに?」

杉下「亀山君、早生まれをご存知ですか?」

亀山「あっ、そうですね。失礼しました。確か貴方は…」

山口弟「はい、被害者の山口は僕の兄です。」

杉下「そうなのですか。ところで貴方の左足は同じようにお兄さんに?」

山口弟「違います、バイト帰りに車に轢かれて。それに兄貴は俺にはしないんですよ。練習中に乱暴になる以外は尊敬してるんですよ。昔俺がグレた時も俺を殴って止めてくれたんです。」

杉下「そうなのですか。いいお兄さんなのですねえ。ところで失礼ですが昨日の20時貴方は何を?」

山口弟「一人で売店へ物を買いに行ってました。」

亀山「一人で?」

山口弟「はい、それは売店の三竹って女の人に聞けば分かりますよ。彼女知り合いですから。」

杉下「分かりました。お時間を取らせてしまいすいません。我々はこれで失礼します。」

山口弟「あっ!おつかれでしょう。これ飲んでってください。」と自分の冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出し自分の分をコップに注ぐと残りのコップ二つに注いでくれた。

杉下「それではお言葉に甘えて。」

亀山「ありがとうございます。」

亀山「く〜冷えてるな〜シャキッとするよ!」

杉下「そうですね。とても美味しかったです。それでは。」
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 16:10:00.75 ID:4IvnNAQn0
杉下「最後は…」と言いかけたところで病室から伊丹が出てきた。

杉下「おや、ご苦労様です。」

伊丹「あ?ああ、特命係か。この部屋の奴は危険だぞ。」と言い残し帰って行った。

杉下「失礼します。」

黄瀬「何すか?俺さっき刑事には全部話したんすけど?」

杉下「申し訳ございません。お手数ですがもう一度お話いただけませんでしょうか?」

亀山「右京さん?こいつ何でこんなにガラ悪いんすかね?」と小声で話しかける。

杉下「まあ、一度した話をもう一度させられる。普通なら腹立たしいことですよ?」

黄瀬「何コソコソ話してんだよ?あれか?俺疑ってんの?まあしょうがねえよな?」

杉下「いえ、貴方には元とはいえ総合格闘技部にいたという事実があるため話を聞くだけです。」

黄瀬「あ、そう。まあいいや。さっき来た奴がよ、完全に俺を疑ってる感じで話すからよ。追い出しちまったよ。まあ、あんたらなら良いや。話すよ。」と笑いながら言う。

黄瀬「黄瀬一真、21歳、ボコられた山口の同級生だ。俺は練習で寸止めでスパーリングしてたらよ、あいつ思いっきり蹴りやがってよ。そん時は全然痛くなくてよ、周りに止められるまでやりあったんだけどよ、後から病院行ったら折れててさ。で、今にいたるんだよ。」

杉下「そうなのですねえ、ところで貴方は彼女がいらっしゃるのですか?」

黄瀬「あ?ああ、よく分かったな。いるぜ。」

杉下「ええ、貴方の洗面所に色が違う歯ブラシが二本あるのとそこの付き添い者が寝るためのソファに◯ティのタオルケットがあります。その2つでもしかしたらと…」

黄瀬「あんたすげえな!名探偵かよ!」

杉下「いえいえ、刑事ですよ。」

黄瀬「特別に彼女の写真見せてやるよ。」とスマホの写真を見せてきた。清楚な雰囲気漂う正反対な女性だった。

杉下「おや?写真に写ってる時計なのですが面会時間が過ぎているようですね?」

黄瀬「ギクッ!」

黄瀬「頼む言わないでくれ。次注意されたら面会禁止なんだよ。頼むよ、さっきのおっさんには言ってないこと言うから。」
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 16:24:16.54 ID:4IvnNAQn0
杉下「なんでしょう?」

黄瀬「ああ、その前に看護師には内緒にしてくれるか?」

杉下「ええ、いいでしょう。」

黄瀬「あれは確か20時45分くらいのことだったんだが、愛美…ああ、俺の彼女の名前な。愛美を送るために一階に行って玄関でチューしてたら何か奥の方から何かが這ってるような音がしてよ、怖くなったからよ、急いで彼女を帰して走って部屋まで戻ったんだよ。」

亀山「這う音?何故そう思ったんだ?」

黄瀬「ああ、この前見たホラー映画で幽霊が床を這ってる音になんとなく似てたんだよ。」

杉下「そうですか。貴重なお話ありがとうございました。」

黄瀬「絶対言わないよな?」

杉下「はい、言いませんよ。」

黄瀬「やっぱ心配だからな、はいこれ。」とスポーツドリンクを二本渡してきた。

亀山「賄賂か?」

黄瀬「ちげえよ。余ってんだよ。頼んだぜ、絶対言うなよ。」という言葉を背に部屋を出た。

亀山「右京さん俺三人の内で誰が犯人か分かんないです。」

杉下「それは僕も同じです。まだ調べる必要がありますねえ。」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 16:25:37.16 ID:4IvnNAQn0
長くなりそうなんでここでやめときます。お目汚し失礼しました。
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 18:35:36.39 ID:p58ga8pA0
タイトル「計算通り」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/14(月) 22:03:50.41 ID:GhFiBuwSO
タイトル「その先へ」
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/15(火) 08:07:47.13 ID:bXe0FfJKO
タイトル「俺ら魔界さ行ぐだ」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/15(火) 11:55:41.45 ID:q4UPmT2aO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524139942/614
614 ◆QlCglYLW8I saga 2018/04/22(日) 09:54:49.82 ID:mPc5hxNCO
ここのイッチ、話の整合性とか全然考えずに進んでいく人なので。
まあ死亡前提だなこりゃ。お疲れ様した。
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/15(火) 17:44:18.35 ID:bXe0FfJKO
タイトル「中間試験暴行事件」
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/16(水) 16:32:11.41 ID:OIPhTelA0
>>288
あらすじ
北川准一(16歳)高校生
彼はどこにでもいるような人物だが、ある秘密を抱えていた。
それは一年365日中315日しか生きられず315日目になると必ず何らかの形で死亡し、また入学式の日の朝に戻る。そんな生活をもう10年送っていた。
自分や周りの未来が分かるため人生を諦め脱け殻のような生活を送り、ある日11回目の死を体験し入学式の日に戻るが、あるイレギュラーな女性に出会った事で未来が少しずつ変わり始める。
彼はそのイレギュラーに出会った事で何故自分はループするのかという真相にたどり着く。
キャラ設定
北川准一‥‥何度も高校1年生を体験する内に人生に絶望し全てに無気力になるがイレギュラーに会った事で性格に変化が起きる。理想のcvは中村悠一
氷川里奈‥‥ヒロインであり准一の12回目の人生において初めて現れた人物。いわゆるイレギュラー。不良に絡まれていた所を准一に助けられ話すようになる。理想のcvは明坂聡美。
306 : ◆axPwtNeSoU :2018/05/16(水) 21:43:02.78 ID:5o/yowRA0


お題くれ
閃くのがあったら何か書く
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/16(水) 23:31:01.04 ID:t6bKewBSO
タイトル「嘘からの解放」
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/17(木) 01:23:52.42 ID:EWbo2RAho
記憶欠乏症
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/18(金) 16:50:20.23 ID:2KJWZIcD0
タイトル「YInMnブルーで染め上げろ」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/18(金) 17:45:53.32 ID:Mejb/gWXO
タイトル「APPLE-PIENAPPLE-TWO-PENS」
311 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/19(土) 15:31:21.85 ID:7K81y8SA0
※整いました

>>308『記憶欠乏症』

312 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/19(土) 15:32:49.23 ID:7K81y8SA0


――何だろう。思い出せない。

――何かの記憶が欠けている。何かが足りていない。

――だが、それが何なのかが思い出せない。




『記憶欠乏症』と呼ばれるそれが、新たな現代病として話題になり始めてから、もう随分になる。

記憶喪失、というのとは全く違う。

具体的に何かの記憶が欠損したり思い出せなかったりという訳ではなく、ただひたすらに得体の知れぬ記憶の欠落感や喪失感だけが付きまとう病。

この病は国も人種も年齢も関係なく広がり続けており、それに伴って、自己の存在基盤を見失い、自己の存在意義を薄れさせていく人々は増加していた。

ガンもエイズも遥か昔に克服されたこの世界。

しかしこの病だけは、原因も有効な治療法も見つからず、ついには世界的な死因の第一位を【自殺】が占め続ける有り様となっていた。

「いったい、何が原因なんだろうな……」

人々は原因も解らぬまま、喪失感と飢餓感を抱えながら、日々、鬱々と暮らしていくしかないのだった。




   ◆   ◆



「――また記憶機構の不祥事か」

管理官の1人が、苦虫を噛み潰したような顔で天界新聞をぐしゃぐしゃと乱暴な手つきで広げた。

見出しには大きく、【消えた記憶問題】【またしても記憶機構の怠慢か】の文字が踊っている。


「最近、多いですよね―」

傍にいた部下も眉をひそめる。

「前世の記憶を徴収するだけしといて、新しい命に対しては未払いのまんま放置したりとか、記憶を支給するためのデータを大量に消去してしまったりとか、記憶の過払いを気づいておきながら隠匿したりとか……」

「おまけに神界からの天下り問題だ。全くけしからん」

「世界記憶保存庁の時から、看板かけ直しただけで体質が変わってないですからねえ。いや、むしろ世保庁の時よりひどくなってる気がします。――まあ、人間達があまりにも増えすぎたってのもあるんですけどねえ……。データ管理が大変なのも解るんですが……」

「……いっそ天変地異で一気にギリギリまで人口減らしてから、余った記憶を1人か2人にぶち込んで最初からやり直す方が楽かも知れんな」

「アダムとイブからのやり直しですか。過激ですけど、それがいいのかも知れませんねえ……」




天界での休憩時間。

彼らの政治談義は、まだまだ終わりそうになかった。



FIN.

313 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2018/05/19(土) 15:33:17.48 ID:7K81y8SA0
※投下終了
お目汚し失礼
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/19(土) 15:45:23.40 ID:mx2c8aF70
>>312
乙です
風刺がきいてて上手い

タイトル「イメチェンしよう」
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/20(日) 12:01:35.57 ID:Hib66FdA0
>>314
コメント感謝ですー
タイトル&SS投下する人もっと増えろ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/20(日) 13:36:37.19 ID:rHVUqyxj0
タイトル「Todai-Seimonmae」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/20(日) 22:00:38.97 ID:OpG/Lb7SO
タイトル「かみさまと呼ぶ者」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/20(日) 22:50:09.83 ID:rHVUqyxj0
タイトル「Wat's this?」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/21(月) 09:34:38.78 ID:SzrBc9q90
タイトル
仮面ライダーW「俺たちは二人で一人の仮面ライダーだ。」

永夢&パラド「うん?俺たちと一緒?」
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/21(月) 17:10:34.66 ID:KsmHwAiJO
タイトル「Mirai-zura」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/05/21(月) 17:28:54.77 ID:XEDmuge70
タイトル「富める者と貧しき者」
タイトル「漢字の成り立ち」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2018/05/21(月) 19:05:23.25 ID:ldCMZGx80
タイトル「正しい夏の過ごし方」

タイトル「雪とこたつと幼馴染と」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/21(月) 23:54:29.44 ID:jOZ42W1w0
タイトル「オーヴァードーズとあなたへ」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/22(火) 18:15:31.80 ID:XhkClRfQ0
タイトル「憂鬱な物書き」

タイトル「華麗なる乞食」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/22(火) 22:26:27.07 ID:i9PpOK2y0
タイトル「Father's Switch」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/22(火) 22:27:09.09 ID:i9PpOK2y0
タイトル「東大下暗し」
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/22(火) 22:37:31.14 ID:i9PpOK2y0
タイトル「面白いSS」
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/23(水) 09:00:44.46 ID:UNQxHkcAO
タイトル「一心不乱に回れ」
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/23(水) 10:22:00.50 ID:zPlnZl7oo

>>322 【雪とこたつと幼馴染と】


「──よく降りますな」

「まったくですな」

「これは明日の朝は交通麻痺まちがいなしだね」

「天気予報のレーダー見たら、昼頃までは止みそうになかったぞ」

「夕方から降り始めてもう30cmは積もってるもの、すごい事になりそう」


ギシ……ドサササッ──


「──お、屋根が軽くなった音」

「今のはまあまあ落ちたっぽいね」

「そろそろ帰らないとマズそうかな?」

「外は寒いよー? 窓を開けたら命を落としかねない」

「極圏かよ」

「こういう時はこたつの魔力に従っとくのが吉だよ」


《──時刻 ハ 0時 ヲ 回リマシタ、昨日ノ ニュース ノ ハイライト ヲ オ送リシマス》チャララランララー


「ほら、その魔力に負けっぱなしな内に日付変わっちゃったぞ」

「なにを今さら。帰るったってベランダ越しに50cmでしょ、焦ることないじゃない?」

「問題なのは、そこから帰らざるを得ない時間だって事だろ」

「……どういう意味?」

「だって玄関から出ようとして、おばさんに見つかったら不味いでしょ」

「さすがにこの時間は怒られる……かな」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/23(水) 10:22:45.83 ID:zPlnZl7oo

ズズズ……ギシ、ドササササッ──


「いくら16年来の付き合いな幼馴染みでもね、いちおう僕らは男子と女子なんだしさ」

「うん……」

「さっき2階のトイレ行くのだって、ちょっとヒヤヒヤしたよ」

「ドキドキはしなかったのかな?」

「なに言わせようとしてんだ」

「ちぇっ」

「……したけどさ」

「したんだ?」

「僕らは男子と女子だからね」


《──ソレデハ、マタ今夜。日付 ガ 変ワル 直前23:55 ニ オ会イシマショウ》テレレレレーレッテレー


「私も……さっきからしてるよ」

「だから、いい加減このこたつから出なきゃいけないんだ」

「いけないかな」

「鈍らせようとすんなし。僕の理性なんか、もうひと押しされたら簡単に──」


──ギシッ…ズズズ、ドサドサドサッ!


「きゃっ!?」

「すごい量の雪が落ちたぞ、うわ……もしかして」

「ベランダ、埋まっちゃってる……」


《ドコヨリモ 早イ 今日 ノ 星占イ!! 今夜 意中 ノ 異性 ヲ 射トメチャウ ラッキー ナ 星座 ノ ヒト ハ──!?》ズンチャッ ズンズンチャッ


「……困ったな」

「困ったの?」

「うん……僕らは男と女だからね──」



【おわり】
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/23(水) 13:00:12.09 ID:gFIX0u+A0
乙おつ
良いぞ良いぞ
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/23(水) 13:22:19.18 ID:zPlnZl7oo

>>321 【漢字の成り立ち】

「漢字の成り立ちって面白いですよね」

「意?」キョトン

「どういう意味? って事ですか。『意』もバラせば『音と心』。考えてる事を言葉に表す……的な意味があるんでしょう。そういう字の構成って面白くないです?」

「解!」ウンウン

「同意頂けて何よりですが、その字の成り立ちはちょっと怖いですよ?」

「意?」

「ずばり『刀』を用いて『角』のある『牛』を解体する様子を表した字だそうです」

「鬼!」ヒイィ

「『鬼』は象形文字ですって。まあ脚もあれば、てっぺんに小さくてもツノがありますもんね」

「他! 他!」ガクブル

「残念……『他』の字も、にんべんの部分は人として『也』は『它』……つまり『蛇』を意味する。ようは『ヒトならざる者』なんですよ」

「完!」キッパリ

「勝手に終わらせないで下さい。『完』は『院』に通ずるそうで、周囲をしっかり守られた場所を指す事から『完全』の意に転じたらしいです」

「護……」プルプル

「ごんべんは上半分が剣の握り部分の象形で『?』は鳥と手の象形。つまり『手で掴み懐に置いて護る』って事みたい。ていうか、なんで女の私が先輩を護らなきゃいけないんですか」

「鋭」チッ

「鋭くなくたって思いますよ。『金』は文字通り金属、右半分は上のチョンチョンが分散を意味するそうです。つまり物を分解する金属の刃が『鋭い』んですね」

「普……」

「そうですね……『鋭』は、すごく普通な成り立ちです。『普』もほとんど字を見たまんま『並び立つ人に注ぐ日の光』という意味で、普遍を表してるのかもしれません」

「朝?」

「うん、朝になれば変わらず太陽が昇るって事でしょうね。『朝』は本来左半分だけでその意味を持ってたんですって。上下の十が草原、日は朝日……それだけで揃ってますもんね」

「……違」フルフル

「『違』はしんにょうを除いた部分の『口』を挟んだ上下が、それぞれ天地左右反対を向いてるでしょう? それだけで完全に──」

「違」チッチッ

「え? ですから『違』は……」

「……朝」

「あの『朝』は十が草原って、さっき……」キョトン

「違」キリッ

「違うんですか? 『朝』……なんだろう、字をバラしたら『十月十日』?」ウーン…

「……子」

「その、あの……『子』は象形……」アセッ

「作」ズイッ

「ちょっ、先輩……っ!」アワワワ

「愛──」


… … …

オギャア、オギャア


「──赤」ホクホク

「成立しちゃった……」ポッ


【おわり】

多くの漢字はココ→ https://okjiten.jp/index.html で成り立ちを調べさせてもらいました
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/23(水) 15:26:14.75 ID:gFIX0u+A0
>>332
タイトル投下者ですがわざわざ調べて書いてくださってありがとうございました
乙!
(ちなみに「乙」の「普通と違って、なかなかおもしろい味わい(雰囲気)のあるさま」という意味は日本でだけ通用する意味合いだそうです)
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/23(水) 18:11:52.10 ID:GAfU/ePIO
>>332を書いた者です、レスあざす
自分の環境だと途中で文字化けしてました
『?』になってるとこあったら、護←の右側です
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/23(水) 19:04:56.78 ID:HTSrFwzSO
>>332

>>「──赤」ホクホク

で吹きましたww ホクホクじゃないですよ! 何やってんですか!

……面白いSSをありがとうございました。
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/25(金) 21:36:35.42 ID:+Om7PFgo0
タイトル「最悪の新婚旅行」
タイトル「はやくキスして」
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/26(土) 00:22:53.10 ID:FjKcdbZT0
タイトル「スクラッチくじ削ったら」
タイトル「僕もう帰るんで」
タイトル「今日も兄貴は終電帰り」
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/26(土) 20:11:18.92 ID:WUUnqt6X0
タイトル「FINAL LAP」
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/26(土) 23:41:00.70 ID:WUUnqt6X0
タイトル「彩る世界裸足で蹴って」
340 : ◆VAhVykmeimvo [sage]:2018/05/27(日) 01:22:28.50 ID:hLddjvQSO
>>336
タイトル「はやくキスして」


「ねぇ、はやくキスして」

 僕の彼女は、久し振りに僕の家に来たと思ったら、いきなりキスを要求してきた。

「はやく、キス!」

 まったく、キスぐらいで騒がないでもらいたい。
 こんなのでよければ、毎日だって……いや、さすがに毎日はきついか。僕が持たない。それよりも……

「……準備できてるの?」
「当たり前でしょ?」

 色々と忙しい僕とは対照的に、彼女は準備を終えて暇そうに僕を待っていた。

「あと少しだから、待って……」
「もう、はやくしてよ!」

 彼女が急かしてくる。なので僕は、彼女をちょっとだけからかってみた。

「ねぇ、“ナマ”でも良いの?」
「良いわけないでしょ!? ……待っててあげるから、ちゃんとしてよね」

 急かす割にはちゃんと待っていてくれる。
 僕はそんな彼女が大好きだった。

 彼女の期待に応えたい。
 彼女の笑顔が見たい。
 彼女を喜ばせたい。

 だから、僕は彼女の元へと急いだ。

「お待たせ」
「待ってたよ!」

 僕がやってくると、彼女はエサをおあずけされていた犬のような状態だった。

 彼女を待たせたのは僕の責任だ。
 お詫びに、彼女にはせめて最高のおもてなしをしてあげよう。

 僕は、彼女が望むキスを提供した。










「はい。キスの天ぷら」
「やったぁ! いただきます!」
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/27(日) 09:11:00.49 ID:ShtYurY10
>>322
タイトル「正しい夏の過ごし方」




ボクには夏休み限定のルールがある。

正しい夏を過ごすための、ボクが定めた3つのルール。




@ 必ず8時には起きること




生活のリズムが乱れがちな夏休みだからこそ、ボクは規則正しい生活を自分に課した。

正しい生活をしていると気持ちも晴れやかになってくる。

正しい夏を過ごすためには、とっても大切なことだ。




A 必ず彼女を作ること




1つ目のルールに比べるとかなりハードルが上がるけど、これはこれで大切なことだ。

少し難しいことにも挑戦しないと人間は衰退してしまう。

大学の夏休みは2か月あるし、決して不可能なことじゃないとボクは思う。

事実、ボクはこれから3週間前にできた彼女と自宅デートだしね。

つまり、2番目のルールまでは今のところ達成してるってわけ。
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/27(日) 09:13:48.46 ID:ShtYurY10
ピンポーン




あ、噂をすれば。




「ごめん、ちょっと早く来ちゃった。上がっていい?」




ボクは彼女を自宅に招き入れる。

彼女の服装は出会ったときと同じで、淡いピンクのキャミソールだ。




「暑かったでしょ。今飲み物もってくるね」

「ありがと」




うっすらと汗ばんだ肌に、上気した頬。

期待で胸が高鳴る。

すぐにでも手を出したい気持ちを抑え込んで、ボクは3つ目のルールに思いを馳せた。




B 必ずその子を[ピーーー]こと




小学生のときにペットの猫を殺してから、殺しの衝動は日に日に増していった。

誰かを好きになると、付き合いたいと思うより先に殺したいと感じるようになった。

その人を好きであればあるほど、達成したときの快楽は大きかった…




「ねえ、今日は何しよっか?」




彼女が無邪気に問いかけてくる。

ボクは下心と殺意を胸に秘めながら、彼女に飲み物を持って行った。
343 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2018/05/27(日) 19:50:41.74 ID:ShtYurY10
>>258
タイトル「た」




ここで事件を整理しましょう。

殺されたのは不二崎庄司さん。不二崎コーポレーションの御曹司で、次期社長と目されていた方です。
なかなか優秀な方だったようですが、仕事のやり方がやや強引で、恨みを買うことも少なくなかった。

さらには女好きとしても有名で、泣かせてきた女性は数知れず。

……要するに、殺される心当たりはそれなりにあった、ということですね。




――――そんなことはわかっています。私も捨てられた女の一人ですから。




そうでしたね。そしてあなただけでなく、この山荘に集った全員が彼に何かしらの恨みを抱いていた。
私はあなた方の誰かが犯人だと睨んでいるのですが、確たる証拠が何もない。




――――そんな話をするために呼んだんですか? 何もわかっていないのなら、時間の無駄です。




まあまあ、そう焦らないで。
確かに証拠はありませんが、重要な手がかりならあります。

それは被害者が残したダイイングメッセージ。
殺された庄司さんは最後の力を振り絞り、「た」という血文字を残したのです。





――――それは私も見ました。でも…




そう、この山荘にいる人間に、名前に「た」が付く人がいないんです。
なぜ庄司さんがあんな文字を残したのか、私は不思議でならなかった。
344 : ◆qbWu2o7Q.Y [saga]:2018/05/27(日) 19:52:03.60 ID:ShtYurY10




――――たすけて、とでも書いたんじゃないですか?




瀕死の人間はわざわざそんなことを書きませんよ。

あの「た」という文字には、何かしらのメッセージがあったはずなんです。
そこで私は、あの現場をもう一度調べ直しました。先入観を捨てて、徹底的に…

そうしたら見つけたんです。あの時は見逃していた、ほんの小さな手がかりが。




――――?




あの「た」の文字の3画目… その終わりの方の血が少しだけかすれていました。
なのに4画目はたっぷりと血を含んでいた。どうしてだと思います?




――――さあ?




庄司さんが死に際に書いたのは3画目までだったんですよ。
それを誰かが4画目を足して、「た」の文字を完成させた。




――――何のためにそんなことを?




その誰かさんは、4画目を隠しておきたかったんです。
自身の名前につながる「な」という文字を。




――――…………




……犯人は、あなたですね?

中村春子さん。
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/27(日) 21:17:28.48 ID:KzCSTNbA0
>>340
タイトル投下者ですが書いてくださってありがとうございます
>>341>>342
>>343>>344
乙です
また書く人増えてきて嬉しい
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/27(日) 22:45:58.67 ID:hLddjvQSO
>>345
こちらこそ、素敵なタイトルをありがとうございました。
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/28(月) 08:15:30.43 ID:uhMswCL5O
タイトル「広告はGoogleにより終了しました」
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/28(月) 18:03:21.35 ID:uhMswCL5O
タイトル「十六次創作」
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/28(月) 20:44:35.52 ID:qO5NQyMf0
タイトル「今年もあいつがやって来る」
350 : ◆qbWu2o7Q.Y [sage]:2018/05/29(火) 18:31:28.98 ID:36W9DYOR0
>>251
タイトル「釈放と言う名の極刑」




とある国の、とある刑務所――

その日、一人の男が釈放されようとしていた。


「このエレベーターで昇れば地上に着く。お前は晴れて自由の身だぞ」


葉巻を咥えた刑務官が男に言った。

しかし、男は浮かない顔である。


「なんで急に……釈放なんて……」


わなわなと震えながら男が呟く。

その目はどこか虚ろで、全身からは汗が噴き出していた。


「オレが模範囚だったから……釈放されるのか?」


刑務官が吹き出した。可笑しくてたまらないというように、腹を抱えて笑う。


「逆だよ。お前は罪が重くなったんだ。だから釈放される」
351 : ◆qbWu2o7Q.Y [sage]:2018/05/29(火) 18:34:28.49 ID:36W9DYOR0
言っている意味がわからずに、男は刑務官を仰ぎ見た。


「お前が乱暴した女の子だけどな……先日亡くなったらしい」


男は目を見開いた。刑務官が続ける。


「自宅で首を吊ったんだとさ。自殺だよ」


男の脳裏に一人の少女が浮かぶ。学校帰りに友達と笑い合っていた顔。

衣服を引き裂いたときに見せた、恐怖と涙でぐちゃぐちゃになった顔。


「この国ではな、自殺が他者に加えられた危害が原因と見なされると、殺人になるんだ」

「………………」

「遺書にはお前への恨みつらみがびっしりと書いてあった。お前の暴行が原因なのは明白だ。
 あの子が死んだ瞬間、お前の罪は強姦罪から強姦殺人罪になった。だから釈放される」


エレベーターが昇り続ける。

暗くジメジメとした刑務所から、地上へ出るためのエレベーター。
352 : ◆qbWu2o7Q.Y [sage]:2018/05/29(火) 18:38:32.95 ID:36W9DYOR0
「い、いやだ……釈放はいやだ……」

「何を悲しむ必要がある? 毎日決まった時間に起きる必要もない。重労働をする必要もない。
 俺たち刑務官から体罰を受けることもない……良いことずくめじゃないか」

「いやだ……いやだ……」


男は頭を抱え込んだ。体の震えが一層激しくなる。

地上へ近づけば近づくほど、男の中の恐怖が増していく。


「ほら、着いたぞ。お待ちかねの地上だ」


刑務官が言うと、エレベーターの扉が開いた。

扉から溢れるまばゆい光。

そこに現れたのは……どこまでも続く、灼熱砂漠。


「じゃあな。せいぜい頑張って生きろよ」


刑務官は男を外へ蹴飛ばすと、エレベーターで地下へと戻っていった。
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 21:45:22.32 ID:wYCs/thA0
乙おつ
ありがちだが綺麗なオチ
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 22:27:18.64 ID:vYdNoTEiO
ま、みんな人生を生き抜くこと自体が究極の極刑さ
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/29(火) 23:10:27.43 ID:aII0/GuSO
タイトル「見える手」
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/30(水) 08:03:21.61 ID:EgL/DqVuO
タイトル「阿呆と試験とショーカンジュー」
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 21:40:27.02 ID:a+X0FVZR0
>>355
「見える手」

男「お邪魔しまーす。結構綺麗だなお前んち。」

友「だろ?俺こう見えて綺麗好きなんだよ。」

男「へー、食器も綺麗に並ん…」

男「…おい。」

友「ん?どした?」

男「…なんだ?この手…?」

男は、食器棚の中の皿の上に手が乗っかっているのを指差した。
それも綺麗に手だけ。腕以降がない。

友「あー、そんなとこにあったか。」

男「なにこれ?ちょー怖いんだけど。」

友「実は兄貴が細工師でさー、なんか作っては俺んちに置いてくのよ。」

男「へー。他にもあんの?」

友「それがどっか行っちゃってさー。行方不明。」

男「見たかったなー。今度見つかったら見せてよ。」

友「いいよー」

男「あ、すまん。俺そろそろ帰らなきゃ。」

友「えー!来たばっかなのに!」

男「すまん!じゃ、また明日な!」

友「じゃーなー!」

ギィ...バタン,

友「…あいつに見えるんだな…『兄貴』の手」
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 21:42:41.32 ID:a+X0FVZR0
「あいつに」じゃなくて「あいつにも」だった。
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/30(水) 22:48:32.54 ID:3MJauLKSO
>>357

乙ですというかタイトル拾っていただきありがとうございます。

ホラー!? これホラーですよね!?
兄貴に何があったんだ……ガクブル
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/30(水) 23:20:56.08 ID:/RpWlyeP0
タイトル「ああ言やこう言うてこでも聞かないあなたの心は真っ黒です」
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 00:54:56.48 ID:Y4Rse6+SO
タイトル「遠くから重ねて」
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/31(木) 11:26:11.43 ID:aYlL8X/oO
タイトル「月刊少年ステップ」
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/31(木) 22:59:03.59 ID:2Nf6eJhc0
タイトル「乙姫はなぜ浦島太郎に玉手箱を送ったのか」
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/01(金) 20:29:22.49 ID:B2irzZX60
タイトル「死を呼ぶアイドル」
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 02:33:33.62 ID:6riLdmt80
タイトル「贖え、償え、魂以外全てを捨てて」
タイトル「還れないのならば、せめて」
タイトル「泪は砂へ砂漠は海へ」
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/02(土) 14:41:47.22 ID:Q1bCPlyR0
タイトル「最後に残ったもの」
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/02(土) 15:52:26.18 ID:d3cfNzYB0
タイトル「俺くんとデートなうに使っていいよ」
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/03(日) 13:39:27.40 ID:LqjydYOQ0
タイトル「歌い手の篠原さん」
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