過去ログ - 浜面×絹旗 気づかぬうちに窒素は燃えて【R-18】
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◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:32:09.75 ID:6sOATsfMo
出会って間もない二人が恥ずかしいトラブルからエロいことしちゃう話です。
SSWiki :
ss.vip2ch.com
2
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/01/25(土) 08:33:14.94 ID:6sOATsfMo
(最近はなんだかんだ言って楽になってきてますねえ)
そんな事を考えながら、絹旗最愛は晴れた道を歩いていた。
茶のボブカットをふわりと揺らし、白いウール地で丈の短いワンピースを着ていて
脚は太腿が見えるほどに露出している。
以下略
3
:
◆BAKEWEHPok
[sage]
2014/01/25(土) 08:34:17.45 ID:6sOATsfMo
(大体みんな超面倒くさがりなんですよ)
浜面の加入前、『アイテム』メンバー内でセーフハウスの掃除を担当するのは絹旗である事が多かった。
学園都市暗部に所属しておいて、掃除をする必要があるのかといえば、専門の正しい意味での清掃屋は雇える。
掃除どころか修繕、事件の後始末。血痕や破壊跡を一片だって残さないプロフェッショナルだ。
以下略
4
:
◆BAKEWEHPok
[sage]
2014/01/25(土) 08:34:53.75 ID:6sOATsfMo
(最近は仕事を頼みすぎたかもしれませんし、またC級映画巡りにも超連れて行ってあげましょうかねえ♪)
それは絹旗の純然たる趣味であったが、浜面も付き合いがよいし、たまには映画に熱中する事もあるのだ。
絹旗はそんな事を映画を考えながらエレベーターに乗って一室へと向かう。
以下略
5
:
◆BAKEWEHPok
[sage]
2014/01/25(土) 08:35:20.19 ID:6sOATsfMo
そんなつもりはなかった。ほんのちょっとだけ魔が差したのだ。
くそぅあいつらいつもこき使いやがって。お前らなんかこうしてやる!
みたいな事を考えていたら、手近のクローゼットから見つけたものでついついエンジョイ&エキサイティングしてしまったのだ。
しかしそれを正直に言ってしまったら、ジャッジメントを呼ばれる前に男としてゲームオーバーなのは間違いない。
以下略
6
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:35:50.73 ID:6sOATsfMo
「はいはいもういいです。許してあげます。顔を上げてください」
「お、おおっ……」
寛大にも絹旗は謝罪を聞き入れた。浜面は滂沱の涙を垂れ流す。
以下略
7
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:36:20.83 ID:6sOATsfMo
「……仕方ありませんね」
「へっ?」
(あれ? なんでしょう。私、なにか変なことをしようとしてますよ?)
以下略
8
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:36:48.41 ID:6sOATsfMo
「え、いやっ、そんな」
「それ私のなんですよ」
「なっ!? こんな大人っぽいの!?」
「そんなの履いたら浜面汁で妊娠しちゃいそうですから。使わないなら捨てちゃいますよ?」
「うっう……ぐっ」
以下略
9
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:38:09.09 ID:6sOATsfMo
(浜面超興奮してますね……)
あまり目には入れないようにしてるが、黒々しいモノから摩擦の音が聞こえてくる。
浜面は荒く切なそうに息をついて見上げて口を開いた。
以下略
10
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:38:53.77 ID:6sOATsfMo
「……絹旗の身体とパンツ見ながらオナニーしたい! お願いだからパンツ見せてください!」
雨に濡れた犬でもこうはなるまい。
そんな情けない、涙目の真っ赤な顔のまま浜面は言い放った。
はっきりと聞き終えた絹旗が目を瞑り、ゆっくりと開けた後に薄く笑う。
以下略
11
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:39:26.77 ID:6sOATsfMo
「んっ……」
浜面の荒い鼻息が皮膚を撫でてきて声が出た。
興奮のあまり、鼻先が当たりそうなぐらい腹と股間に顔を近づけている。
以下略
12
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:40:14.03 ID:6sOATsfMo
「あ……じゃあもうダメだったり……?」
情けない顔の浜面を見て、絹旗はまたため息をつき、スカートをピラピラさせる。
「いいから早く終わってくださいよ」
以下略
13
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:40:54.24 ID:6sOATsfMo
(何やってたんですか私ー!!!)
バタンと玄関を閉めた直後、絹旗は胸中で叫んだ。
真っ赤な顔のまま、出たばかりのドアに背中を預け胸を両手で押さえている。
心臓の中で、何かが暴れているように鼓動が早く落ち着かない。
以下略
14
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:41:38.98 ID:6sOATsfMo
それから数日の間、暗部メンバーらしく非合法活動は行っていたものの、取り立てて問題はなかった。
他のメンバーはもちろん、浜面も絹旗も仕事を実行しており、どちらからという事もなく、あの時の話はしないようにしている。
数日前の出来事など引きずっておらず、表面上は何も変わりないように思えた。
もっともそれは浜面の中だけであったが。
以下略
15
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:42:07.62 ID:6sOATsfMo
「視姦してくるんでキモイって答えときました」
「俺の視線はそんないやらしいものじゃねえ……!」
「超説得力ないです。私の目の前であんな事しておいて」
「うっ、くっ……」
以下略
16
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:43:10.62 ID:6sOATsfMo
「はぁっはぁっ、もうついたから止めにしねぇ……?」
「くっ……やるじゃないですか浜面。その逃げっぷりに免じて超許してあげましょう」
浜面が捕まったら、ぎゅって潰れたトマトになってしまう鬼ごっこは
幸いにも数日前と同じセーフハウスに到着して終わりになった。
以下略
17
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:43:42.54 ID:6sOATsfMo
(……やばいです。なんかまたおかしくなってますよ私……)
背を向けた浜面への視線が熱っぽい。
絹旗は音も立てずソファから立ち上がった。
なにをやっているのか自覚しているのに、胸の奥から溢れる熱を手繰り寄せたくなっている。
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18
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:44:09.11 ID:6sOATsfMo
「その、絹旗……くすぐったいつーか、ゾクゾクするつーか……」
「へんなこと言わないでくださいよっ! お腹で超感じちゃう変態ですかっ」
「いやだって、お前の指が柔くて……」
「ひゃっ! な、なななに触ってるんですか」
「お前は抱きついてきてるじゃん」
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19
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:45:29.59 ID:6sOATsfMo
「……浜面。何か言ったらどうですか?」
「なにかっつてもさぁ……」
「色々あるでしょう。絹旗様に抱きしめられて超嬉しい、超幸せで天国にいっちゃいそうだとか」
「ええと……つまり、その、絹旗は俺が喜ぶような事をしてくれてる?」
「な!?」
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20
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:46:08.08 ID:6sOATsfMo
性的な欲求と言われれば否定はできない。
でも、それだけとは決して言えない。
足りていない。
初めは肉欲だったとしても、無意識のうちに好感のパラメータも上がっている。
以下略
21
:
◆BAKEWEHPok
[saga]
2014/01/25(土) 08:47:35.93 ID:6sOATsfMo
「ん、あっ……ん、ちゅっ、むっ…………、はぁっ……いきなりキスするなんて……超ケダモノです……」
どうにも素直になれていない。
けれども表情が言葉を裏切ってる。
嬉しそうな微笑を浮かべながら、囁いても男をより獣に変えるだけだ。
以下略
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