1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/29(水) 20:45:32.53 ID:Y5VyRhna0
前スレ
ほむら「願いの果て」
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2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 20:48:29.46 ID:Y5VyRhna0
QB「時間遡行者、暁美ほむら」
QB「過去の可能性を切り替えることで望む結末を得る為に、君はこうして繰り返してきたんだね」
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 20:50:28.36 ID:Y5VyRhna0
QB「出ないのかい?」
QB「もしかしたら、君が本当に望むものがそこにあるかもしれない。そうだろう?」
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2014/01/29(水) 20:52:22.14 ID:Y5VyRhna0
◇
ベッドの横に備え付けられた小さなテーブル。
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2014/01/29(水) 20:53:55.29 ID:Y5VyRhna0
◇
6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 20:56:10.74 ID:Y5VyRhna0
さやか「どったのさ? ゆるい顔しちゃって」
ほむら「あ、その……何だか、疲れちゃって」
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2014/01/29(水) 20:58:51.54 ID:Y5VyRhna0
さやか「うん。 その疲れが溜まってるんじゃないかな、自分では平気と思っててもやっぱさ」
ほむら「そう……かもしれませんね」
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2014/01/29(水) 21:00:21.54 ID:Y5VyRhna0
さやか「……っと」
さやかが向けた視線の先には床に吸い込まれていく収納式の学習机と、
9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:02:29.09 ID:Y5VyRhna0
◇
校舎の正門のすぐ先にある公園を、ほむらとさやかは並んで歩いていた。
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:04:22.43 ID:Y5VyRhna0
さやか「ん? ああ、恭介? あいつなー……」
さやかは語尾を濁して、頭の後ろに手を回した。
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:06:49.82 ID:Y5VyRhna0
さやか「……って、あたしのことはどうでもよくって」
さやか「ねぇほむら、私らもどっか行かない?」
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:08:25.77 ID:Y5VyRhna0
さやか「急に……なんだよね」
さやか「あんなに仲良かったのにさ……急によそよそしくなって……」
13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:10:07.86 ID:Y5VyRhna0
この三角関係が端を発するデリケートな問題は、恋をしたことのないほむらにとって未知の領域であり
何より、第三者でしかないものが口を挟んでいいものかどうかが分からなかった。
ただ、ずっとさやかが知らないまま、というのも問題があるように思った。
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:14:43.35 ID:Y5VyRhna0
さやか「あたしに出来ること、何かないのかな……?」
ほむら「話さないってことは、たぶん一人になりたいんじゃないでしょうか」
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:20:39.19 ID:Y5VyRhna0
◇
さやかと別かれた後、ほむらは駅前の大通りを自宅に向かって歩いていた。
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:21:51.32 ID:Y5VyRhna0
ほむら(一体どこまでいくんだろう……?)
段々下がっていく気温が吐く息を白く染める。
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:23:18.51 ID:Y5VyRhna0
ほむら(そんなぁ……)
ついに涙が溢れてきた。
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:25:33.77 ID:Y5VyRhna0
高級感漂うアンティークな雰囲気のものから、若い女性の部屋にも似合いそうなお洒落な物まで
一通りそろっているようだ。
それらに興味が惹かれ、さっきまでの不安は吹き飛んでいた。
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:27:37.43 ID:Y5VyRhna0
「何かしら?」
少し振り返って少女は答えた。
20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:29:54.03 ID:Y5VyRhna0
ほむら(なんだろう……? 取りあえず貰った方がいいのかな……?)
訳も分からず、ほむらが受け取ろうと手を伸ばそうとした時、
21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:31:15.46 ID:Y5VyRhna0
光の中心で、夢の中の少女が佇んでいた。
ほむら「……!」
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