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【置き去りにしてた】能力者スレ【大切な言葉】

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27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2018/01/06(土) 22:16:50.22 ID:xdbZb+3r0
>>26

【ちょうど――そう、ちょうど、彼が店の前を通るころ。時刻はさっきより少し進んで、ほんの少しだけ太陽が高く移動した後】
【ほんのわずかでも高くなった太陽は急に違った色合いで町中を照らし出す、さっきみたいなつんと尖った爽やかさより、いくらか、親し気になって】

【そのころには――店の中のどったんばったん大騒ぎも一通り終わっているようだった。だから、彼がその場所を訪れれば】
【さっきまでのばたばたした様子はどこへやら、ちょこっとだけレトロな感じの壁面をお日様に暖められている建物が、そこにどーんと――というより、普通にあって】
【もしも扉を開けば、古めかしいベルのわずかにくすんだ音。"あの"少女の声はもっと高く澄んで鈴の音に似るけど、それでもどこか似通って】

――――うん、これなら大丈夫なの、誰か来ても、どう見たって、優雅な朝ごはんだし……。
うっかり寝すぎちゃっただなんて誰も思わないよ、だって……うん、……――作りすぎた、かなあ……。

【中からふわっと暖かな空気が漏れ出てくるならこの空間自体が誰かの訪れるのを歓迎しているようだった――それと、ふわり、どうにもおいしそうな匂いもして】
【それとも彼が真っ先に気づくのは壁面に飾られたものだろうか、多種多様様々な武器――銃や剣などが一面に飾られ。それも、単に飾りではなく、すぐにでも使えそうなほど】
【ようく手入れされているものたちで――そして彼が真っ先に気づくのがそちらではなく、"彼女"なら】

わっ! わ、ごめんなさい、まだ誰も来てないの、わたししか……、……あれ?

【がたんっと来客の音に慌てて立ち上がるときに蹴っ飛ばされるようになった椅子の音、それからかたかたっと、揺れた机の上で食器が鳴って】
【目を真ん丸にして、だれもいないと告げ――終わるか、終わらないか。そのタイミングで少女はやっと相手がだれであるかを視認したのだろう、ぱちくり瞬き】

トーカーさんだ。いらっしゃいませ、――わあ、でも、お店は夜からだし、ほかに誰も起きてきてないよ――。
……あ、トーカーさん、おなかすいてる? ぼうっとしてたら作りすぎちゃったの。よかったらパンとか焼くよ!

【すぐにぱっと破顔する――と、それはいいのだけど】

【彼女が占領している机の上にはいろんなものが並べられていた、トーストしたパンにバター、それから数種類のジャムに、それから塗るタイプのチーズとか】
【豪華にもベーコンとハムを両方使ったハムエッグ、ちぎったレタスのシーザーサラダ、何かのクリーム煮、それからオレンジだとかの果物まで切られて】
【それから大きめのティーポット、細い注ぎ口からはかすかに湯気が立ち上り――なんというか、完全にこれからおいしい朝ごはんを堪能しようとしていた、そういう瞬間】
【くちゃくちゃになった裾を直して寝ぐせの髪を簡単に一つに結わえた格好、少し眠たげな眼をしているけれどわりかし元気そうに、入り口まで向かえば、そう尋ねて】

/お待たせしました……!!
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