【舞台を焦がせ】能力者スレ【炎を燃やせ】

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31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage saga]:2018/04/14(土) 20:06:40.45 ID:GCJN6sLyo
>>前984


【── 人々に揉まれながら、それらに必死に話しかけても】
【彼らは、そんな些末なことに興味はなかった。この場で大事なのは、ただ、叫ぶこと】
【声の大きい者の声だけが通じる。 民主主義の写し鏡が、このデモだった】

【若者は、徐々に国会前へと近づいていく】
【そして、“そのとき”は来た。彼があの車を眼にしてから、ほんの1分も経たない頃】

【 “どん” 】
【そんな、文字にすれば呆気ない。それでいて、その場の人々を静まらせるには十分な音が響いた】
【続けて、悲鳴。今度は人々の波が、遡上する。明らかに“何か”が起きたのは、確かだった】
【逃げた方がいい。彼はそう感じるかも知れない。 だが、もし、勇気を振り絞って人の波を抜けたなら──】


【── そこは正しく、地獄だ】


【デモ隊の人々が、血を流し、国会前広場のそこかしこに倒れ込んでいる】
【地面には急ブレーキの後。タイヤ痕は人々の血を吸って、そこかしこに紅の弧を描いていた】
【どこからともなく聞こえる泣き声。 足が竦んでへたり、と座り込む人々。──そして】



「……、…… は、はは、  “やってやった” 。 」



【立木に衝突し、横転したワンボックスから、這い出す男】
【国のどこでも見かけるような、普通の若者。 その手を震わせながら、彼は呟く】
【ぐるり、と周囲を見回し。逃げ遅れた一団を見つけると、その手に“炎”を纏わせる】



「おい、何だよ。 “バケモノ”見るような顔して。
 オレだって、人間だ。  “そんな眼”で見るなよ。  なぁ、 おい。
 お前らなんて、数が多いだけだろうが。  なのに、まだ、そうやって勘違いしてるのか。 なぁ。」



【若者は、ゆっくりと一団へ歩み寄っていく。足下に血を踏もうとも、人間を踏もうとも、躊躇はない】
【“テロ”が起きたのは、デモの後方。警備に当たっていた国軍が到着するには、少しだけ猶予がある】
【──そして、その猶予を使って彼が何をしようとしているのかは、瞭然だった】


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